英文法について書かれている記事を読ませていただいた。
この方は英語に堪能な方なので、私などが感想を書かせていただくこともおこがましいのであるが、深く納得できる内容であったから、リンクをさせていただいている。
私は恥ずかしながら、外語の短大を卒業しているのだが、今でも英会話は片言のレベルである。
が、短大時代に、すでにスムーズに英会話のできる友人がいた。
その友人は一緒に京都などに出かけたとき、外国の人を見かけたら、必ずと言ってもいいくらい話しかけていた。
私は知らない人に話しかけることに抵抗があったが、物怖じしない彼女はどんどん話しかける。
が、それが彼女の英会話力の源と気づいたから、以後、私も、できるだけ真似をするようにはした。
が、彼女は意外と英文法は苦手で、英文法の授業のある前日は私と一緒に予習をしようと英文法の問題集をもって私のところにやってくる。
私も英文法が特別得意というわけでもなかったが、彼女よりはマシだったから、彼女は私と一緒にすれば手っ取り早いと思って来ていたようだった。
彼女は短大を卒業して東京の一流ホテルに就職した。
そこで英会話力が磨かれたのか、ホテル時代の同僚と結婚をしてからは自宅で英会話教室を開いていたが、宣伝しなくても、口コミで生徒がどんどん増えると話していた。
そのため、二人の息子さんの学資なども全く心配する必要がなかったと言っていた。
彼女は何に対しても前向きの人だった。
それが英会話教室の流行った理由でもあったかもしれないが、しかし、彼女のことを思い出してみれば、英会話に英文法は必須ではないということも思う。
私の父は戦後失業していた時期があって、進駐軍の通訳などして糊口をしのいでいたらしいが、そのとき兵士だった人と話す機会もあり、彼らが意外と英文法を理解していないことに驚いたと話していた。
ネイティブの人もそんなものかと父の話を聞いて思ったことだった。
会話するのに、英文法は必要だが、あまりそれに囚われるのは返って逆効果になることもあるかもしれない。
上記した記事を読ませてもらいその意を強くした。
★英文法必要なれど必須ではなきことを知る会話のときに
★習ふより慣れろが英語の会話するときも必要条件らしも
★なにごとも囚われることよくなしと英会話するときも思はむ