神鳴り3

後期高齢者になりましたが、ますます若々しくありたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

この国の成り立ちに関心の薄い人は

2021-10-30 09:46:46 | 日記
年配の人でも、割合単純に、この度の眞子さんの結婚を祝福されている。

これは認識の違いだから、いくら説明しても理解しようとしない人はしない。

知識はあっても知恵のない人かもしれない?

この世には科学では説明しきれないサムシング・グレートなものが存在している。

日本の天皇制度も、その一つかもしれない。

日本人には無宗教の人が多いといわれているが、実は無宗教でなく、特定の宗教を信仰していないだけで、実は非常に信仰心の篤い国民性である。

その証拠に、お正月になると挙って神社に詣でる。

結婚のときは神前結婚をする人が多い。

これは日本人が八百万の神を信仰している証である。

この八百万の神の神主の長が天皇陛下である。

だから日本人は天皇陛下を崇拝するし、その子女である皇女も含めた皇族を崇めるのだ。

そういうこの国の成り立ちがわかっていたら、もと内親王と、国民の疑問に何一つ誠意を持って答えようとしなかった小室圭氏が結婚することを祝福できるはずもなかったはずである。

皇女であった眞子さんと結婚することは、皇室に連なることになる。

国民に誠意を見せなかった小室圭氏を認めたくはなかったから、秋篠宮殿下は納采の儀も執り行わなかったのである。

その根本のわかっていない人がいることを残念に思う。

これは心の問題も関わってくるから、いくら年齢を重ねても理解しようとしない人には理解できないものだ。

今朝読ませていただいたBlogにも、

「ネットで切れ切れの、刺激的な情報にさらされていると感性もささくれ立ち、落ち着いて考えられなくなるのでしょうか。ましてや個人が極論を発し続けることがお金になる時代、今回の結婚にまつわるあれこれがそれを象徴している。」

と書かれた記事を読ませていただいたが、私は、この人の教養には一目おかせていただいているが、このたびの眞子さんの結婚に対する見解には同意することができないでいる。

この結婚に対する意見を見る限りでは安易に賛成する人こそ深く物事を考えていないことになると私は思っている。

以前にも書いたが、日本文学の母胎となっている和歌も皇室があったからこそこんなふうに華麗に花開いたという一面がある。

正岡子規が提唱した近代短歌にも、その母胎には、万葉時代から連綿と受け継がれてきた和歌があることを私達は忘れてはいけない。

そういうことにまで思いを致す時、この度の結婚が安易に許していけないものだったということがわかってくると思う。

★皇統はすなはち血統結婚を安易にしてはならぬ皇族

★結婚は血を交はらせ皇統をつなぐ目的つよくありぬる

★人様に金借りたまま踏み倒す人は入れてはならぬ皇室

★国民の疑問に何も答へずに皇女の結婚会見終はる

★感性はこたびの結婚簡単に祝福する人こそ劣るらめ

★国のこと思ふがゆゑに反対をするを知らずにする祝福よ