喜連東幼稚園ブログ

大阪市平野区喜連東5-1-63 
TEL:06-6709-1587
学校法人 喜連学園 喜連東幼稚園

みんなで協力しながら

2010-05-13 | 子どもたちの姿
喜連東幼稚園では、カプラという積み木を導入しています。
単純な木片の積み木なのですが、その単純さゆえに、子ども達の想像力を掻き立ててくれます。


マットの上で真剣に並べているお友達。。。たぶん、自分の中で何かルールがあるのかな?
もくもくと…集中しています


こちらは、年長さんの女の子たち。友達と協力しながら、積み上げています。
置き方、重ね方、力学的なことやバランスなど、頭で考える大人と違って、こういう経験から体得していきます。


高くなってくると、自分で椅子を使って、慎重に積み上げていきます。
後ろのお友達が、次のカプラを準備してあげています。そして、いくつか重ねたら、また交代して順番にする姿もみられます。

一人で集中して、高度なバランスに挑戦しているお友達もいます

よく見ると、一番下は、面積の一番小さい部分の2本で支えられています。
スゴイ集中力頭の中がフル回転しています

カプラの魅力、カプラの秘密をもっと知りたい方は、カプラの公式ホームページを覗いてみてくださいね!
http://www.kaplazoo.co.jp/what/index.html
大人でもハマッちゃいます。特にお父さんは、昔のプラモデルを思い出したりして、スゴイものを作れそうですね

幼稚園で、お父さんたちの、「大カプラ大会」とかも面白そう

「じっけんちゅう!?」

2010-05-12 | 子どもたちの姿
幼稚園の中で、またまた新たな研究をしている科学者を発見しました!
                                    
何かタネのような?マメのような??何を手にしているのでしょう??



自分で書いた看板のようなものをよく見てみると・・・「じっけんちゅう」



何のじっけんなのかな?彼女の頭の中では色んな想像と工夫がいっぱい溢れているんでしょうね

ちなみに、鏡文字になっている文字がありますが、子どもが文字を覚える発達段階によくみられることですので、
特別には心配ありません。楽しんで書いている姿を大切に、見守ってあげてくださいね。
笑顔で解読してあげてください


しばらくの間、ブログをお休みしていて、すみませんでした。
 楽しみにしてくださっているみなさん、これから少しずつでもアップしていきますので、
 是非、気長に楽しんで頂けたらうれしいです。これからまたがんばっていきます

                                   

たんけん!たんけん!

2010-05-05 | 子どもたちの姿
幼稚園の中をたんけん!たんけん! ここ、どこだかわかりますか



子ども達は、狭い道や、隠れられる場所が大好き
ちょっと柵のところをつたっていってみたり。。。気分は忍者か?探検家?



「わ~、せまいわ~」 「通られへんで~
なぁんて、言いながら、笑いながら進んでいきます。
小屋の裏側には、女の子達が砂場で作ったごちそうが隠されています(これはいつものこと)
子ども達は、そんなヒミツも、お互いに理解しあっている
(だから、小屋の裏を通っている子ども達が足元を気にしながら。。。それを壊さないように慎重に通っているのです



これは、どこだかわかるかな?
デコボコ道だって、ひょいひょいいつも遊んでいる場所でも、たんけん気分になると、また見え方が変わってくるみたいです

外の空気を感じながら

2010-05-04 | 子どもたちの姿
年少さんのお友達がお帰りを待っている間、先生が絵本を読んでいました。
外の空気を感じながら過ごす時間というのは、子ども達にとってとても素敵な時間です。

気分の良い晴れの日…青い青い空が出てくるような絵本を読んだり…
雨の日…中庭やテラスで雨宿りをしながら、雨や傘のお話やカエルのお話を聞いたり…

実際の体験と、本の世界がリンクしていくというのは、想像力が高まっていくとても大切な経験になります。

日本絵本界の重鎮…松居直さん(あの有名な福音館書店の創業から関わって、社長にもなった方です。)
その松居さんの講演会で、こんなお話を聞きました。

『絵本を読んでいて…例えば、暑い夏の日に、川の水に足をつけるという場面で、
  「つ、つめたいっ!」 というセリフが絵本に書かれていたとします。
 そのとき、本当に暑い夏の日に、川の水に足をつけた体験が無ければ、その冷たさに共感することもできませんし、
心が動くこともありません。本は想像の世界ですが、その背景には必ず読み手の実体験があります。
だから、確かな実体験があってこそ、想像の世界に広がりが持てるのだと思います。』

私の記憶が曖昧なので、言葉は少し違ったかもしれませんが、このようなニュアンスの説明をされていました。
まさに、幼稚園でするべき実体験について話されているように感じました。
「どろどろ~、にゅるにゅる~、べたべた、つめたい、あつい、いたい、…」
色んな感覚と、色んな言葉がつながって、そしてその時の自分の気持ちがつながっていくのかな・・・

                     


でっかい金魚

2010-05-02 | 先生のつぶやき
喜連東幼稚園に居る、生き物のひとつである金魚さんです。

子ども達は、小さな生き物やお花と、お話ができます。
よく、お花に話しかけたり、犬や猫とお喋りしている様子を見られることもあると思います。

そんなとき、子ども達は、小さな生き物やお花にも、自分と同じものを感じています。
自分と同じ「もの」とは、たくさんのものが含まれます。

・自分と同じように、金魚さんにも、大好きなお母さんやお父さんがいるのかな…
・幼稚園に泊まってるんかな??
・友達とかと、しゃべったりしてるんかな?
・お腹すいてるんちゃう??

自分が普段生きていて感じていることを、小さな生き物にも同じように感じる・・・
そこに、自分自身を投影しています。

小さな生き物にも、自分とまったく同じ、尊い命があるということを、子どもは自らの心で感じて成長していくのだと思います。




ふしぎ・・・ふしぎ・・・

2010-05-01 | 子どもたちの姿
自分で考えて、やってみて、納得することの大切さ…。
ブログを通じて、色々な場面を紹介していますが、今回は、お花との関わりのほんの一瞬の場面を紹介します。


お帰りの前…、門の近くのチューリップの花びらが、落ちて、めしべだけが残っている茎がありました。
すると、ある男の子が、不思議そうな顔をして見つめています。
(ん…ん…、科学者の目がキラリと光っています

何をするのかな~?と、黙って見ていると…おもむろにポケットからティッシュを取り出し…

めしべに巻きつけています。真剣な表情


自分なりに、ティッシュの巻き方とかを、微妙に変化させて、色々工夫しているような様子です。


「何してるの~?」ってたずねてみると、

「この緑色がな・・・」と、見せてくれました。

その一言の後も、また集中してめしべとティッシュを見ていた彼。
言葉は少なかったけれど、何となく雰囲気で感じたもの…“この緑色のが、ティッシュに浸み込むかどうかやってるねん”
というような感じと、私なりには、彼の実験を見守っていました。