部屋の片付けをしていたら、プリントしてある懐かしい写真が出て来た。
このままにしておくと、ずーっと荷物の奥で眠りっぱなしのゴミと化してしまうので、デジタル化する事にした。
アナログ写真をスキャン
プリンターにフラットベッドのスキャナーが付いているので、これでスキャンしてやろうということにした。
古いプリンターだが、スキャナーとしての性能には申し分なく、普通にスキャンしても、プリントした現物より画面で観る画像の方が綺麗な印象だった。
更に、オプションの「退色復元」というのを試してみたら、効果絶大。随分綺麗に観られるようになった。
プリンター
このプリンター(EPSON製 Colorio EP-803A)、買ってからほとんど使っていなかったのだが、先日年賀状印刷の為に復活させた。
いざ印刷しようとすると、ローラーが空回りして紙送りが上手く行かなかったが、プリンターをひっくり返して、ローラー部分を綺麗にしたら、上手く行くようになった。インクの目詰まりもたいしてなく、何回かヘッドクリーニングをして、テストプリントをしたら、結構綺麗に印刷できる様になった。
いつの写真か分からない
スキャンした写真を整理する時点で、いつ撮ったものか分からないという問題が発生!中には、プリントした日が裏面に入っていたり、撮影日が右下に赤字でプリントされたりしていて、日付がわかるものもあったのだが、全く分からないものも多く、結構困った。
最近はデジタルなので、撮影年月日が分かり、撮影地まで記録されているものもあるので、整理が楽で良い。
「写真」アプリで整理
Mac の「写真」アプリで、アルバムを作って整理し始めたら、中々面白い。
撮影地が登録されているものは、地図上で撮影地毎に表示してくれる機能があるので、撮影した時に撮影地を記録していない写真にも撮影地を登録したくなる。スキャンした写真や、撮影時にGPSをOFFにしていた写真などは、 Command + i で表示されたダイアログに、手動で撮影地を登録できる。
スキャンした写真で、日時が分かるものは、メニューの「イメージ」->「日時を調整...」で日時を登録出来るが、登録直後には表示が切り替わらない。一旦、別のアルバムに切り替えてから戻ると、ほとんどの場合ちゃんと表示される。「ほとんどの場合」と書いたのは、全く違う日時を表示することがあるからだ。めげずに何度かやり直す事で、この問題は何とかなる。
整理した写真を見直して
スキャンしたアナログ写真は、誰かが撮ってくれた自分が写っている写真か、自分が撮った写真なのだが、昔の自分を見るより、しばらく会っていない友人や景色を見る方が懐かしく感じた。
写真を web で公開
せっかく整理したので、web で公開して知り合いにも見せる事にした。公開と言っても、ごく身近な知り合いのみにパスワード付きで公開している。
公開するに当たっては、またしても色々と問題にぶつかってしまったので、別の記事で書こうと思う。
まとめ
アナログ写真は、スキャンして「写真」アプリで整理すると良い。
スキャンする時には、オプションの「退色復元」を利用する。
今後写真を撮る時には、GPSをONにして撮影する。
「写真」アプリで日時を登録するには、メニューの「イメージ」->「日時を調整...」。撮影地は、「Command + i」。