アラフィフで開業した呑兵衛診断士の日記

名古屋のお酒好きアラフィフ診断士が5年余りの企業内を経て開業!仕事したり呑んだりしながら書き連ねる日記です(*^^)v

一軒の居酒屋が閉店します・その2

2008年09月09日 21時17分54秒 | Weblog
直営居酒屋の閉店が社内に正式に発信され、店舗ではすでに営業譲渡先との折衝が始まりました。

閉店日は平成20年9月30日。

昨日、料理長から電話がありました。「オーナーが決めたんだからしょうがないよね。」

とある老舗料亭で修行を積んで腕は確かで人柄もいい料理長。

近いうちに呑もう、と約束して電話を切りました・・・。


つらいなぁ


でも・・・

なぜこの居酒屋は開店2年足らずで閉店になったのか?


  


ここ『一軒の居酒屋が閉店します』では、おいらなりにそれを分析したいと思います。

なんだか日経ビジネスの、「敗軍の将、兵を語る」みたいですが。

結果論ばかり並べますがご容赦ください。

今だから見えることもあるんです。



本日のテーマは・・・

立地

場所は名古屋の繁華街、栄と伏見のちょうど中間くらいにあります。

ロケーションは築30年を超えたビルの地下1階。


まず場所ですが。

栄と伏見の中間といえば聞こえはいいですが言い方を変えれば

両方の駅から遠い・・・

とも言えますよね。

事前に分かってたことでしたが、店舗周辺に企業が多く足元商圏を期待していました。

この狙いはランチでは当たり昼時は賑わいましたが、そのお客様が夜に来てくれない・・・・。帰りは駅方面へ足が向いてしまうようでした。


そしてロケーション。

築30年超のビル地下1階。集客力が強いとは言い難いですね。ただ、他の店舗はそこそこ常連さんをつかんで長年ここで営業をしている店でした。

我々が目指したのもそこ。

隠れ家のような常連さん主体のお店

しかし、常連さんをつかむには時間も、そして人の心をつかめるだけの人材もなく、「隠れ家」的にしたいと思った店は、「誰にも気づかれない店」に・・・


  


一部のファンはつかんだものの、損益分岐点には到底至らず、2年が過ぎようとしています。





この続きはまた。


次回テーマは「初期投資」です。



===========

にほんブログ村に参加してみました。応援のワンクリックお願いします

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 40代サラリーマンへ

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ



A8.net