「他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる」
これは、エリック・バーン(1910-1970)というカナダの精神科医の有名な言葉だそうです。
この程度の文言が、なぜ有名な言葉になったのでしょうか?
過去の事実は変えられないが、評価は変えられます。
他人の気質・性格は変えられないが、感情や認識は変えられます。
自分の気質・性格は変えられないが、感情や認識は変えられます。
未来そのものは変えられないません。まだ未来は、将来ですから確定しいないものです。
変化とは、ある性質・形状・状態などが別のものになるということです。
自分の未来の老化や死ぬことは変えられないが、未来の予測や希望やあの世のあり方は、変えられます。
つまり、他人・過去・自分・未来に、「変えられるものと、変えられないもの」があります。
博士の言葉は、不明確です。誤訳ではありませんか。
なのに、よく理解しないで、知りたる顔で『過去と他人は…』と話している方がいます。
鵜呑みかバカの一つ覚えではありませんか。シッカリ自分の頭で考えてみましょう!考え過ぎて、アタマデッカチになってもアキマヘン!