⭕【 彼岸 】とは、
到彼岸( pāramitā・パーラミタ )の略であり、
到彼岸( pāramitā・パーラミタ )は、prajñāpāramitā( プラジナァ パーラミタ )の略です。
prajñāpāramitā( プラジナァ パーラミタ )は、般若波羅蜜多とも、智慧波羅蜜とも漢訳されています。
般若波羅蜜多の波羅蜜多の、波羅が《 彼 》、蜜が《 岸 》、多が《 到 》で、『 到彼岸 』です。
彼岸に何を御供えすれば良いのかというと、般若波羅蜜多を言い換えると、般若到彼岸です。
般若到彼岸では、分かりづらいので、般若波羅蜜多の同義の智慧波羅蜜を借り、智慧到彼岸とします。
智慧到彼岸でも分かりづらいので、『 智絵・到彼岸 』と言い換えます。
prajñā(プラジナァ)が、「 般若・智慧 」と訳されたものを、「 智の絵 」と分かりやすく訳します。
『 智の文字でも表される絵 』であり、絵は記号でもありますから【 智の記号 】という事です。
prajñāpāramitā( プラジナァ パーラミタ )を、分かりやすく『 智の記号・到彼岸 』とします。
到彼岸に御供えすべき物は、【 智の記号 】という事です❗️
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prajñāを「智」「智慧」「般若」と訳し、
pāramitā を「度」と訳しています。
つまり、「大智度論」(Mahā-prajñāpāramitā-śāstra)という題名は、そのまま「『摩訶般若波羅蜜経』(Mahā-prajñāpāramitā Sūtra)についての論」です。
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まとめ
『prajñāpāramitā( プラジナァ パーラミタ )』= 『般若波羅蜜多』=『智度』=『 智の記号・到彼岸 』=『智 到彼岸』
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ところで、
『Mahā-prajñāpāramitā Sūtra(摩訶般若波羅蜜経)』一巻は、『prajñā(智の記号)』について、仏陀釈尊が説き明かされているSūtra(経)ですが、玄奘三蔵さんの漢訳で、意味が分かりますか❗️という事です。
玄奘三蔵さんは、経文の運び人and訳僧で、仏陀釈尊の教えが分かっておられなかったか、分かってておられるとしたら隠されたようですよ。私は、分かっておられなかったと思います。
根拠、頭の『觀自在菩薩』からして誤訳です❗️
- 大正新修大蔵経収録テキスト・般若心経、玄奘三蔵の漢訳
- 般若波羅蜜多心經はんにやはらみつたしんぎやう
- 唐三藏法師玄奘譯 (たうさんざうほふしげんじやううやく)
觀自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。度一切苦厄。 舍利子。色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識亦復如是。 舍利子。是諸法空相。不生不滅。不垢不淨不不減。 是故空中。無色。無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界。乃至無意識界。 無無明。亦無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。無苦集滅道。無智亦無得。 以無所得故。菩提薩埵。依般若波羅蜜多故。心無罣礙。無罣礙故。無有恐怖。遠離顛倒夢想。究竟涅槃。 三世諸佛。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提。 故知般若波羅蜜多。是大神咒。是大明咒是無上咒。是無等等咒。能除一切苦。真實不虛。故說般若波羅蜜多咒即說咒曰 揭帝揭帝 般羅揭帝 般羅僧揭帝菩提僧莎訶 般若波羅蜜多心經
当然、どう思われるかは、各自の自由です。私はこう思ったという事です。
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