泥より出でて泥に染まらず

人生を引き寄せ、好転させるには?自身が何十年も苦しみ抜いた経験と、様々な文献から日々考察していきたいと思います。

【73】自分は果たしていいお父さんだろうか?

2023-06-10 07:37:00 | 引き寄せ
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前回は、大石洋子先生の6日目のワーク実践についてでした。
「愛とは何か?」と自分に問うことによって、自分の潜在意識に書き込まれたマイルールに気づくことができるとのことです。


そのマイルールは、幼少期に創られた誤った思い込みや偏見のことを指しますが、一番近くにいる親の影響が色濃く出たもののようです。

今も尚、ネガティブの原因となっているマイルールが親の影響を受けているとなると、考えることは一つ


自分は親として子供に勘違いさせるような言い方や行動をとっていないか、ということです。

先日フォローさせて頂いている方の記事で印象深い動画がありました。

2022年9月10日、88歳でご逝去された、高見のっぽさんのインタビュー動画(2015年)
です。






高見のっぽさんは、NHK教育の『できるかな』で1970年から1990年までの約20年間、「ノッポさん」として出演されていました。

当時の幼稚園、小学生低学年までの子供たちにとって、ひょうきんな工作の先生でした。親がVHSで毎回録画してくれて、それをテープがすり減るまで観ていた記憶があります。


ノッポさんのおかげで工作が大好きになり、幼稚園、小学校低学年まで、図工が得意中の得意でした。何なら出した絵はコンクールでバンバン入選していました。

そんなノッポさんは、今も尚私の中で大きな存在です。

この動画を観て、本当に涙が出そうになりますが、一番心に残るのは「2:54」からです。全文を書き起こします。


  ーーお父さん、お母さんへ


ボクを小さい頃に観ていて、今は大きくなってお父さん、お母さんになっているでしょう。

そして、小さいお子さんをお持ちでしょう。

で、その小さいお子さんにとって、あなたは「いいお父さんですか?」「いいお母さんですか?」

どうかいいお父さん、お母さんになって下さい。




あの頃小さかった私はノッポさんがおっしゃる通り大きくなり、ありがたいことに、小さな男の子二人を授かっています。

これまで父のようにいつも不機嫌で子供を邪魔扱いするような目をしないよう、注意してきたつもりです。

しかし、時に自分の余裕がなく、また子供たちのやんちゃぶりが度を越してくると、どうしても声を荒げて制しようとすることがあります。


心の勉強をしていても、どうしてもやってしまう自分の弱さに自己嫌悪しつつ、何とかしようと戦う毎日です。


「いいお父さんですか?」


当時、『できるかな』の番組内で、(マスコットキャラで相棒の)ゴン太くんにイタズラをする時のような、そんなイジワルな表情でおっしゃるのです。

子供の頃、悪いことをしてバレないように隠していたけれど、大人には見透かされている。そんな気持ちになり、ドキッとさせられました。









「小さい子供を一人前の人間として扱う」


気持ちとしては非常に理解できます。子供であろうと一人の独立した人格であり、それを尊重するということは当然であると頭では理解できます。


しかしながら、目の前で食べ物を粗末にする、窓から物を投げる、そんなやりたい放題な状況になると、どうしても「言って聞かせなければ!」となってしまいます。


ノッポさんの言うように「〜して頂けますか?私の切なる願いです」と声をかけてこの3歳児に通用するのか。そんなことを思ってしまう未熟な私です。


ふと思い起こせば、当時の親は、今の私よりももっと若かったはず。もっと経験が浅い中でやっていたのだと想像できます。そう思うと何でもかんでも親のせいにするわけにはいかないですね。

自分も同じようなことをやっている、それだけで親を責める資格はないでしょう。


他ならぬノッポさんのお願いです。さらに心を強く持って、子供に接しなければならないですね。

子育てもまた、魂の学びであると痛感させられます。さらに精進します。


末筆となりますが、高見のっぽさんのご冥福を心よりお祈り致します。本当にお疲れ様でした。


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【72】潜在意識書き換えワーク ー 自分の思い込みを書き換える方法

2023-06-09 07:25:00 | 引き寄せ
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本日は大石洋子先生のワーク6日目をやっていきます。






今回は自身のマイルールを捨てて、本音を知ろうというテーマです。

マイルールとは、例えば「怒ることは悪いこと」というようなものです。これがあると、自身の怒りの感情を表に出すまいと、自分の感情表現に蓋をしてしまいます。

蓋をしたところで潜在意識には溜まっていきますので、これが現実化して怒った人が現れてきます。

これが「こんなの引き寄せてない!」という状態でしょう。

つまり、発生している現実は、理不尽でも誰かのせいでもなく、確実に自分の中に蓄積された感情の結果であるという考え方です。

マイルールを取り除くためには、潜在意識と対話して自分の本音がなんであるか、掘り下げる必要があるとのこと。
掘り下げるには、「親に愛されてきた」ことを思い出す必要があるようです。


なぜなら、これらのマイルールやネガティブな感情の多くは、幼少期に親との関わりの中での経験が基になっているからです。

親から言われたことやされたことの本当の意味を勘違いしてしまったり、信じられなかったりすると、余計なマイルールが書き込まれるというのです。

「親に愛されてきた」と思い出すと、勘違いで書き込まれた思考を書き換えることができるそうです。

しかし、自分の中に、どのようなマイルールがあるのかわからないでしょう。
次のワークでその「これってこういうもの」という偏見、思い込みをあぶり出せるとのことです。

ということでやっていきます。



 
潜在意識と対話するワーク


1. 「愛とは何か」を書き出す
何やら哲学的な問いですが、とにかく書き出してみます。

愛とは 与えられる物じゃなく、与える物
愛とは 束縛する物ではなく、無償の物
愛とは 最も強いエネルギーである
愛とは 光である
愛とは 無限である
愛とは 波動が高い
愛とは 慈悲
愛とは 思いやり
愛とは 宇宙そのもの
愛とは 高次元のもの
愛とは 女性性
愛とは 感謝

こんなものでしょうか。


2. 以下のポイントで、先程書き出した言葉を分析する

①どんな言葉が出てきたか

愛というものに対して、全体的にポジティブで大きな存在というイメージを持っている


②いくつ言葉を書き出したか
 12個


③ 書き出した言葉の全体の傾向は何か?

愛という存在自体に対しては肯定的イメージを持っているものの、全体的に具体性を欠いており、神秘的(宇宙的)で抽象的なものだと思っている。

このことから自分自身が抱いている愛のイメージとは平たく言うと

何だかわからないけど、大きくて温かくてすごいもの。
しかし、自分からはかなり遠くにあるもの

ということでしょう。


3. 潜在意識に「新しくこんな現実を創りたい」と宣言する

私はずっと、愛とは「すばらしいもの、崇高なもの」と思っていながらも、「遠くにあって手が届きにくい」と思っていました。

これからは、愛とは「素晴らしく崇高なものだが、すぐそこにある」という現実を創っていきたいです。

何だか余計に哲学的になったような🤔



 
他にも差し替え可能


ワークの結果得られた「愛とは〜」はそのまま他のものと差し替えできてしまうそうです。なぜなら、引き寄せの法則が主語を区別しないという性質があるからです。

例えば、「お金」、「友情」、「未来」、「自分自身」、「世の中」などと差し替えられるそうです。

お金とは
友情とは
未来とは
自分自身とは
世の中とは

「すばらしいもの、崇高なもの」と思っていながらも、「遠くにあって手が届きにくい」


自分の考え方は基本的に同じものを核としているということでしょうか。

ということでやってきましたが、やり方が悪かったのか、私にとっては少し分かりづらくなってしまいました。「愛とは〜」の答えがネガティブな言葉となった方がわかりやすい結果が得られるようです。

また、他の人に「愛って何だと思う?」と聞いてみると、その答えが自分の中にもある考えということになるので、自分でも気づかなかった感情を見つけることができるそうです。


これらのワークを通じて自分の中にある、偏見やルール、思い込み、ネガティブな感情を見つけることができたら、まずそれを認める。
それから自分がどのようになりたいかと書き換えてやることで、ネガティブな感情の増幅を止められるようになるということですね。


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【71】人の役に立つとはどういうことか?

2023-06-08 06:41:00 | 引き寄せ

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今回は「人の役に立つ」とはどういうことだろうというのがテーマです。

先日、アファメーションを変えてみたというお話をしました。


自身の能力を最大限に活かして、人の役に立つことが私の最終目的であるため、「人の役に立つこと」と含めたわけですが、これがアファメーションで何度も書いて唱えようとすると……ちょっと長いのです。


それで何か別の短い言葉にならないかと調べていたら、「献身」とか「貢献」という言葉が出てきました。

「人に貢献できること」これでもいいのですが、まず、文字数が増えている(8→9)のが一つ。
 また「役に立つ」より、「貢献」というと何だか社会的なニュアンスを感じ、結局、文言は変えずに終わりました。


こうして「人の役に立ちたい」というキーワードで検索していたら、某掲示板にぶち当たりました。
そこでの論調は「人の役に立ちたい」は「仕事していれば当然だから、あえて口にするようなものではない」というものでした。
従って、「人の役に立ちたいなどと口にする人は信用ならない」というのが、多数のご意見でした。


私の場合、アファメーションでこれを唱えるだけなので、外へ行って口に出すつもりはありません。しかし、「人の役に立ちたい」と口に出すのがそんなにおかしいことかなと疑問には思います。

もちろん、カルト的、詐欺的な人物がよく使う常套手段ではありますが、エゴや邪な心で言っているかどうかくらい少し話せば分かるでしょう。今回はそのような輩は一旦置いておくことにします。


さて、確かにどんな「仕事」であれ、必ず人の役に立つわけです。そうでなければ、感謝されず、報酬を戴くことはできないでしょう。

しかし、わざわざ「人の役に立ちたい」と公言するからには理由があると思っています。

人の役に立つための自分なりのプロセスやコンセプト、ビジネスプランを持っている。「人の役に立つ」ことにモチベーションがある。

色々と考えられると思いますが、いずれも共通しているのは、人の役に立ちたいという情熱があるということです。


日々、与えられた業務や責務を果たすことにより、結果「人の役に立っている」ことになっているという方もいらっしゃるでしょう。正直に言って、会社員としての私はこちらです。


一方で、「目の前で苦しんでいる人を救いたい」「助けたい」「役に立ちたい」と思って日々業務にあたられ、実際に人の役に立っているという方もいらっしゃるでしょう。

これができるのは、人から与えられたものではない自分なりの情熱やモチベーションをお持ちだからでしょう。この点において、一従業員であろうが経営者であろうが差はありません。


自身の責務を果たして結果「人の役に立っている」のと、「人の役に立ちたい」と思って(もしくは公言して)仕事をしているのでは、その意味合いは変わってくるということです。


従って、「仕事してれば人の役に立つのは当たり前」というのは人が持つ情熱や感情を無視した見方と言えます。

例えば私が「人の役に立ちたい」とアファメーションを唱える時に何を理想としているかというと以下です。


▪️情熱を持てること

▪️人を幸せにできること

▪️自分の能力や経験を十分に発揮できること

▪️自分の裁量でやれること

▪️十分な対価(感謝)を頂けること

▪️それに対して心から感謝できること

▪️家族を蔑ろにしないこと


これらを含めた仕事をすることで「人の役に立ちたい」ということです。

これはあくまでも私の理想ということですので、宇宙がどのように具現化して下さるかは完全にお任せですが、少なくとも受動的に「人の役に立っている状態になりたい」とは願っていません。

「人の役に立ちたい」と「人の役に立っている」ではそれほどに大きな違いがあります。


「人の役に立っているのは当たり前」と思う時、自分は能動的に人のために仕事しているのかどうか、もしくは必要以上に自分に厳しくしていないかどうか問いたいものです。

「自分は頑張っているな」と自身で認めにくいのもこういったところにあるのでしょう。「こんなの努力したうちに入らない、なぜなら他の人たちもはもっと頑張っている」

こういったある種、行き過ぎた謙遜で自己肯定感を無駄に下げることは非常にもったいないと思います。自分はもちろん周りの誰にとっても良いことは一つもありません。

自分のやっていること、努力していること、頑張っていることは何よりも尊い。他人と比べる必要もない。たとえ少ししか進んでなくても、その意識だけで尊いと、自分を認めることから始めた方が何倍も素敵な世の中になります。


目に見える世の中はネガティブで溢れ過ぎています。それに感化された人々がさらにネガティブな環を拡げていく。こんなことはもう終わりにしたいですね。


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【70】今ここに、ある。まだ見えていないだけ

2023-06-07 06:20:00 | 引き寄せ
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先日、引き寄せの法則について、肝心なことが抜け落ちていたというお話を致しました。



今、現在の感情が未来を作る


思考が引き寄せるとまず思ってしまいますが、正確には、思考した内容を元にどうイメージし、どういう感情を持ったかが未来を決めているということです。


ただし、今までのアファメーションやイメージングによる引き寄せ習慣が無駄だったとは思っていません。



ネガティブな感情が溢れ、執着や嫉妬、怒りなどで心がどうにもならない初期の段階では、アファメーションやイメージングが必要だからです。


まずは、これらを通じて「こういう考え方、見方があるのだ」と認識する。それを潜在意識に働きかけるというプロセスが必要でした。


まずはだまされたと思ってやってみることからでした。


例えば、「ありがとう」を何度も唱えるうち、最初はむず痒くてしょうがない。けれども何度も唱えるうちに「ありがとうって一体何に感謝してるんだ?」とか「感謝ってそもそもなんだろう」と考え始めます。



やがて、「ありがとう」と唱える度に感謝すべき人の顔や事柄が浮かんでくる。


「そういえばちゃんと面と向かってありがとうって言ってなかったな」


「何かやってもらったら、今度からちゃんとありがとうって言おう」


「何でも感謝するべきなんだよな」


このプロセスが必要です。そして口に出す言葉から変えていく。


愚痴・不平不満・泣き言・文句・悪口を慎み、言葉遣いも綺麗にする。


すると他人に対して、また自己に対して批判したり攻撃したり、自分と比較したり妬んだりする愚かさを知ります。


と言っても、ついついやってしまうんですよね。
しかし、「あー、今あの人の悪口言ったな。よくないぞ!自分!😡」と気づくだけでももう全く変わってきます。


これが心の中の言葉にも適用されてくれば、さらにレベルアップです。ここが難しもあるのですが…


そのうちに心が整ってくる。とここまで来ると、ただアファメーションしているだけでは、完全に引き寄せになっていないのでは?となりました。


重要なのは、今の感情であり、それが未来を創るのだとすれば、アファメーションやイメージングは単なる方法論でしかないと思い始めました。


今ここで幸せである。その幸せだと思う感情が、より幸せと感じる未来を引き寄せてくる。

とすると、未来もまた既にここに存在していると考えられるのではないか。


 今ここある、まだ見えてないだけ




様々な場所で見かけたこの文言。
これが今ひとつ理解できていなかったのですが、どうもその入り口が見えてきたように思えます。


そこで現在のアファメーションを見直すことにしました。
ちなみに今まで使っていたのは某所から入手した成功者のものです。


毎日あらゆる面で私はますます良くなっています


3ヶ月間朝晩10回ずつノートに書き、10回ずつ声に出して読む。これを欠かさず続けるだけで、何だかわからないけど人生変わるよ。


とのことでしたので、愚直にも100日間欠かさず続けてきました。2週間足らずで感覚が変わってきたのを覚えています。

このアファメーションを繰り返し実行することで得られた効果は以下のようなものです。

🔸毎日引き寄せの法則を実践する習慣が定着する
→ 「毎日欠かさず」というところがポイントでした

🔸このアファメーションを実践するついでに「もうひとつ別のことを足してみよう」というモチベーションが生まれてくる

🔸常に自分は進歩してきているのだと感じられるようになる
→ 自己受容、自己肯定感の上昇

🔸手を動かしている、口だけではなく行動しているという実感が得られる



だまされたと思ってやってみると、キングオブ三日坊主の私にはピタリとハマり、あれから目標の3ヶ月が経ちました。実は既に作業感が出てきているので、思い切って新しいアファメーションを自作することにしました。


作成にあたっては以下の観点を考慮。


🔸 幸福な未来が既に手元にあるという前提。


🔸 具体的なものや事柄から離れる


🔸 今ここにあることに対する感謝の感情に集中


🔸 最終的に幸せになり、どうしたいのかを含める
  → 人様のお役に立ちたい


以上を踏まえてこうなりました。


私は「今」、あらゆる面で満ち足りて幸せです。

この幸福と人の役に立てることに心から感謝致します。


現状に感謝しつつ、本当にやりたいことを含めたものです。これまでは専ら未来のイメージのみにフォーカスしてやっていましたが、本日からはこのアファメーションで、「今ここ」に集中してやってみたいと思います。


さてさて、どうなるか。
またご報告します。


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【69】潜在意識の書き換え ー 人を見下す思考のクセ

2023-06-06 06:00:00 | 引き寄せ
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本日も大石洋子先生のワーク、5日目をやっていきます。





今回は正直、自分にとって耳の痛い話となりました。ですが、見てみぬふりもできないため、向き合ってやっていきます。



他人を見下していないか






日々私たちは、意識的にしろ無意識的にも他人を見下してしまっているそうです。


これが潜在意識に溜まってくると、自分を見下す人を引き寄せ、結果自身の自己肯定感を下げてくることになるというのです。


見下す行為とはどういうことか


「あの人は、ダメだよなー」

「あんなことするような人にはなりたくない」

「あの人はカッコ悪い」

「あの人より私の方がまだまし」


ここまでは、顕在意識的に「いやいや、自分は人を批判しないと決めたのだ」と自制することはできるレベルかと思います。


しかし、問題なのが次の2つです。無意識レベルで「見下し」、つまり他人を批判していることになるというのです。

これを入れてしまうと、かなりの確率で他人を下に見ていることになるでしょう。


無意識レベルの「見下し」とは……



① 哀れみ、同情に中に潜む「見下し」

例えば、誰かを「かわいそう」と思う時に

「あの人はああいう考えだから幸せじゃないん
だね。かわいそうに」

「かわいそうに。あれよりは私はマシだな」


というパターンです。かわいそうと哀れみや同情を示しているように見えて、実は批判している。つまり、見下していることになります。



② 正義感に潜む「見下し」

自身にある正義感や倫理観などからくる見下しです。


「あの人は間違っているから、処罰されるべき」


「あの人は間違っているから幸せになる権利なんてない」


「あんなことやってる人には天罰が降る」


「あの人はこうしないからいつまで経ってもダメなんだ」


このように、相手が自分にとってルール違反を犯しているため、この感情は完全に「正義」であり、自分にとってかなり正当な感情として処理されるかもしれません。

大石洋子先生は、こういった無意識レベルの見下しを「ナチュラル見下し」と呼んでいるそうですが、自覚がなくても、これらは立派な見下しであり、他人批判となります。

そうこうしていると引き寄せの法則が発動し、自分へ引き寄せられます。つまり、


1. 人を見下したり批判したりする

2. 自分を見下したり批判したりする人が現れる

3. 自己批判や自己否定につながり自己肯定感が下がる

4. その憂さ晴らしに他人を批判する

5. 自分を批判する人が現れ……ということで、負の螺旋階段をどこまでもどこまでも降りていくことになります。


いずれ自分に返ってくると思うとどうでしょう。怖くてできなくなります。


私たちはとかく過ちを犯した人や失敗を断罪したくなる傾向にあります。その証拠にテレビのニュースはネガティブなもので溢れかえっていませんか。その方が観てもらえるからです。



人を見下す思考のクセを直す






このままでは無自覚に人を批判し続け、ひいては自分が批判されることになります。

ということで以下ワークでそのクセを改善していきます。


1. 日頃誰かを見下してないか振り返ってみる
無意識レベルの「ナチュラル見下し」もしていないか注意する。


2. 見下していた人とその内容を書く

「あの人よりは自分はマシ」

「あの人は本当に性格が悪くてかわいそうだな」

「あの人のやり方は愚かだ。こっちのやり方でやれば良いのに」

「〇〇するような人は馬鹿だ」

「あの人の隣を一緒に歩けば私はマシに見える」

など。心の中でも思っているとなるとかなりあるんじゃないでしょうか。


3. 「見下すのはやめる」と決意し、その人に対する謝罪の言葉を書き出す

 もう見下すのはやめます!
 〇〇さん、ごめんなさい🙏


4. 謝った人物の素晴らしいところや良いところを書き出す



これを繰り返すことで、やがて他人を見下したり批判したりしなくなり、どんな人に対しても良いところを見るようになるようです。

そうこうしていると自分を応援してくれる人がたくさん現れてくる。こうなると自信が持てるようになり、自己肯定感が上がって来ますね。


物語の中や、映画、ドラマ、お笑いのネタにも人を馬鹿にしたりという表現も多々あります。
もはや人間のコミュニケーションの一つと言えなくもないレベルではありますが、本当に誰かを批判するようなことはなるべく避けたいものですね。

人を批判したらすぐに謝って、良いところに着目する。それが自分の幸せにつながるということです。


ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました😊

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