奇乃堂

葛粉と寒天、実験 その4

(「葛粉と寒天、実験 その3 」から続く)

 とうとう、水ようかんを作ることになった!
 富澤商店の「さらしあん」の作り方見て、家にあるあんこ缶の分量を考えて、大体、30~40グラムが妥当と考えた。
 砂糖は……それだと40~50グラムになるぽい。
 巣寒天に比べれば、ヘルシーさは消えるけれども、他におやつ食べなければ、実はたいしたカロリーでもないのだよね。炭水化物だけで、油脂がないから。

 今回の基本的な分量「水400ミリリットル、葛粉5グラム、寒天粉3グラム」。

<第一弾>
 さらしこ 30グラム
 砂糖 ゼロ
 ……なんかさ、色のついた、寒天だった……小豆感なし。
 ……食べられるけど、なんというか……あ、そっか、小豆の栄養素の何かは取れる……そんな感じ。


<第二弾>
 さらしこ 30グラム
 砂糖 10グラム
 ……材料で砂糖忘れて、最後の最後で「!?」となって入れた。
 味は、あ、このくらいでいいかも。
 ほんのり甘くておいしいが、家の人には「中途半端、ヘルシー」と言われる。
 ま、確かに、中途半端に入れるくらいなら、あげないドーナツというのと同じで、砂糖はある程度入れるべきかもしれない。

<第三弾>
 さらしこ 35
 砂糖 30
 一対一で入れようと考えたけどねさらしこと砂糖。
 どばどばいれていたら、なんか、こう……砂糖の減りが多くて。
 さらしこ増やした理由は、小豆自体の味が薄い可能性も考えたから。
 これはなかなかの甘さ。
 家の人からも「このくらい甘いほうがいい」といわれた。

 つまり、水ようかんの終着点はここという事になる。
 あとは、自分の好みで砂糖の分量とか変えればいいのだ。

(「葛粉と寒天、実験 その5」に続く)

今後ともよろしくでございます。

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