末法人言

冥土、冥界、冥境、草葉の陰、黄泉、幽冥
 歳なのか?これらの言葉が気になっってきた。

    裏世界の暗躍!

2017-05-12 10:36:32 | 日々の出来事

           

 この男、高橋拓の頭の中は、常に春である。つまり、春夏秋冬いつでも、頭の中は春なのである。この常春男「高橋拓」は、劇作家でもあり教師でもあり二人の娘の父でもあり、うるさいカミさんの夫でもあり高齢な母親の面倒を夫婦で見守っている男でもある。そんな男の頭の中が春なのである。そんな男いるのか・・・・?

        

 拓さんと最初に出会ったのは、我が寺の本堂で芝居を上演した時である。架空の劇団の演出家でもある倉持さんに紹介されてである。お互いにピョコンと頭を下げて挨拶をしたようなしなかったような・・・・・?

                      

 これをもらったのは、2回目の芝居の上演をした時のことである。我が寺の大黒さん、坊守さん、〇〇寺ご婦人呼び名は色々あるのだが、つまり私の連れ合いが大いに気に入り今でも本堂に安置?している。
 拓さんのキャチーな文言(コピー)と、のぼのぼとしたキャラクターの絵が表現されて要るハガキ大のカード集、その一枚一枚のコピーとキャラクターが見事に融和し、一つの世界を物語っている。

                                 
 そこで、これを元にお寺でカレンンダーを作れないか?となり、拓さんに相談をし快諾を得、専立寺カレンダーを作成し、檀家の皆さんに配ったら以外にも皆さんから大好評を得たのである。よかった!よかった!で話が終われば良かったのだが・・・・・?

 そのカード集と専立寺カレンダーを、いつもお寺でお世話になっている(報恩講の講師等)内山節さんに差し上げたら、その知り合いの女性編集者(求龍堂出版社)からそれを本にしたいとのこと・・・・・・・、それは去年の暮れのことである。

 それから半年弱、その本が出来上がった。高橋拓の「しみじみ地蔵の道あんない」(求龍堂)という本である。
                    
 これが中々である。
 これには、色々なキャラクターが登場する。その登場者たちは、近場、近隣の裏社会=裏世界で暗躍する?キャラクターでもあるのか?
 

 やはり、見えないが「裏世界」はある。それが、表に出現すると「擬」になる。それが劇的空間でもあり、表社会にあってはそのような劇的空間が必要不可欠なものにもなる。

 つまり、見えない裏世界の暗躍に配慮することは、表世界の枠組みにはまりきらない自由への希求にもなるのか・・・・・・・・!

                                           


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