収穫祭

冷たい雨が朝から降り続く
刈り取りを済ませた田んぼも　水がずいぶん溜まった
お天気の心配をしなくても、晴れても雨でも一向に構わない
収穫前は、風が吹くと心配　雨が降ると心配　
大きく天候に左右される収穫前

その少し前は　日照りだと　田んぼに水を張る。
雨が続けば、水を抜く
八十八の手間を掛ける、田を耕こす。肥料をまく。畦を固める。苗を立てる。
田んぼに水を溜める。植え付ける。　当分毎日水の管理。　草を刈る。
減農薬作付けで草の管理。　田を乾かす。　水を張って実りを待つ。
スズメの管理。刈り取りが出来るよう田を乾かす。　収穫

終わった終わった。　今日は雨が降ろうと何が起きようと
収穫したから気楽気楽。何も考えないで良い。

そして今日は新米を炊く。　ささやかな収穫祭。

廻りでは出来高（米の取れ高）が話題になる。
「今年は良くできたほうやなぁ」　「一反あたり４石（今でも米は石高で表す）は取れたかなぁ」
このごろは４石が普通になってきている。しかも刈り取りの時期が５，６年前に比べて
１０日は早くなっているだろうか・・・・。
私の田んぼ？？世間並みに獲れたことがない
周りの皆がやりだすからあわててやるといった、真似し農法。
取れ高だけが真似できない。

で・・・ここ何年かは、一反（１０アール）あたりの収穫他人に話したことがない。
とほほ・・・・・(涙)
でも　やはり収穫は嬉しい。
だから我が家はささやかな収穫祭になる。