さて1日券があるので、栄に戻る前に陶磁資料館南駅に行ってみるとします。
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ということで愛・・地球博記念公園駅の隣。陶磁資料館南駅にやってきました。
この陶磁資料館南駅、乗降客数が極めて少ないものの、廃止危惧駅でもない。今流行の秘境駅というほど秘境でもないというなんとも適当な表現が見つからない不思議な駅です。
この駅で降りるのは万博期間中を含めて初めて。
他の駅ではエスカレーターが設置されている場所には、場所だけ確保して蓋がされていますね。
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ホームからの眺めはこの手の新交通とは思えない森が広がっています
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リニモでは去る2018年3月末で自動精算機の使用を終了した模様。
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代わりにICカードチャージ機が設置されています
まぁリニモのような短い路線では乗り越し精算しようという人もあまりいなさそうなので賢明な判断かもですね。定期の乗り越しはIC化で改札機で自動精算されるようになったので。
インターホンと遠隔できっぷを確認できるような装置があるので、精算の際は係員が遠隔で確認してチャージ機を使って「60円入れてください」みたいな感じでやるのかも。
次回乗る時は乗り越し精算に挑戦してみようと思います。
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こちらが改札口。自動改札2台と券売機2台という最低限の構成。エスカレーターは設置されていませんが、現代の鉄道なのでエレベーターは設置されています。まぁ乗降者数も少なさそうなので、エレベーターもあまり混まないかも。
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駅周辺は森の中。行政区域としてはこの駅の直前までが長久手市。ここから豊田市という位置関係。
駅の横にある「知の拠点あいち」と駅名になっている「愛知県陶磁美術館」(徒歩約1km弱)の為の駅といった様相です。
今後も乗降客の増加はあまり期待できないというか、まぁ最初から乗降客数は期待してないような駅ですね。
愛・地球博記念公園駅から約900m・徒歩10分強
愛・・地球博開催時は記念公園駅(万博会場駅)がメインの北ゲート。この陶磁資料館南駅前には東ゲート・ターミナルがあって、名古屋駅・尾張瀬戸駅・黒笹駅・名古屋空港駐車場などへのシャトルバスで来た人の入場ゲートとして利用されていました。東ゲートから入場しても実質、会場内を北ゲートまで歩く形になっていたので、まぁ歩ける距離です。
万博後期の帰宅時間帯にリニモの乗車待ち行列が発生していた時に、藤が丘方面乗るのに「東ゲートから出て陶磁資料館南駅からリニモに乗る」という方法がずるい人に利用されたようです。(八草方面は救済シャトルバスが運行されたのと歩いてもそう遠くない)
といってもピーク時のダイヤは藤が丘方面行きの半数の列車を万博八草駅→万博会場(愛・地球博記念公園駅)を回送として通過運転して時間を稼いで、10分に2本運転していたので、陶磁資料館南駅に停車する列車は10分に1本。
更に厳しい乗車制限を行い1列車に乗車できる人数も僅か・・ということで、当時の口コミ等では実際には万博会場駅で並ぶのと待ち時間はあまり変わらなかったという話もあるようで・・。
でも万博開催時こそが陶磁資料館南駅の乗車客数が多かった時なのかも。
ちなみに八草駅から陶磁資料館南駅までは約1km・徒歩15分弱。万博開催時に朝に八草駅からのリニモ代を節約して歩いたことがあるものです。
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出口は北側の1か所のみ
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下に降りる階段の横にもエスカレーター設置の準備工事がしてあります。
エレベーターがあるので階段が面倒な人でも安心
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こちらが駅外観。リニモの下を走る愛知県道6号線の側道に面しています。
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駅近くから撮影したリニモの走行風景
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こちらは愛知万博の東ターミナル跡地に建設された「知の拠点あいち」
2012年に開所した研究施設。
駅前の目立った施設といえば、ここと少し離れたリニモの車庫ぐらい。
陶磁美術館へは「知の拠点あいち」の中を通って連絡通路のようなもので徒歩10分強程度のよう。
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太陽電池パネルと駐車場の間の道を進んで、ぐるっと回りこむ形で県道6号やリニモの下をトンネルでくぐりモリコロパーク園内に繋がるパークの関係者車用道路になっている模様。
この日はパークでのライブイベントの関係車両用ルートとして活用されていました。
このトンネルルートこそが万博時に東ゲートから北ゲートに伸びていた連絡通路のはず
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こちらはリニモの車内から撮影。東ゲートから北ゲートに伸びる連絡通路の一部分。
写真奥側の倉庫のような建物の辺りが、瀬戸会場を結んでいたモリゾーゴンドラというロープウェイの駅の跡地の辺りかと思います。
ここで陶磁資料館南駅の雰囲気がわかるように私が2015年4月に撮影した前面展望動画を紹介します
陶磁資料館南駅→八草駅間
<次回に続く>
2018/4/26 00:05(JST)