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小田急線にも一部特別車導入を

特別な料金の必要な特別車両と、乗車券のみで乗れる一般車両を連結した通称「一部特別車列車」
私鉄では南海電鉄のサザン号・名鉄特急などで知られています。


先日、名鉄の08年12月のダイヤ改正が発表され、ついにセントレアアクセス以外の「全車特別車特急」は原則として廃止。
一般車両を連結した「一部特別車特急」をメインとすることになりました。

関東地区としても、近年JRが湘南新宿ライン・東北線・高崎線・常磐線へのグリーン車連結など、一部特別車両の導入が盛んです。


この「一部特別車列車」
私としては是非小田急線にも導入して欲しいとかねがね思っています。


一部特別車を導入して欲しい列車としては、もちろん快速急行と一部の急行を考えています。

小田急には既に特別列車(車両)として、ロマンスカーがあるから充分じゃないか?
これ以上の特別車両は必要なのか?
という声もあるかもしれません。

しかしながら、ロマンスカーの本数は毎時2本から多くて4本程度
途中停車駅をみても恒常的に停車しあまり時刻表を気にせず乗れるのは、せいぜい新宿-町田-小田原程度。
本厚木など乗降客が非常に多い駅でも、停車するのは毎時1~2本
「ちょうどいい時間にロマンスカーがある時」
しか使えずイマイチ不便です。

更に代々木上原・下北沢・登戸・相模大野・海老名・愛甲石田・伊勢原・東海大学前・新松田など、乗換駅や中心駅であったり一定の中長距離の利用者がいるにも関わらず、特急(ロマンスカー)が停車しない。停車しても本数が僅か。という駅が多く不便です。


近隣の特急停車駅まで一般の列車に乗って・・・もしくはその逆。という方法もありますが、乗換えとなると面倒ですし、ダイヤ乱れ時の接続なども不安になります。

以前に富水だったか栢山だったか、小田原経由のロマンスカー接続時刻をポスターで案内していたり、かって(10年以上前)は新松田駅の窓口でも小田原経由のロマンスカー利用を案内していたようです。
しかし逆方向に戻るとなると運賃・料金的に高くなる上に、時間的には却って遅くなります。


実際私は、新松田から乗って秦野まで急行や各停。
そこでロマンスカーに乗り換え。となると面倒さを感じ、特に上りはそのまま急行等で乗りとおす方が楽に感じるぐらいです。
また秦野で乗り換えて目的駅が新宿ならまだしも、町田や新百合ヶ丘で降りて再び急行や各停に乗り換えて・・・
となると、もう非現実的な選択といえるほどです。


また江ノ島線の場合、江ノ島など観光地を抱えているにも関わらず、えのしま号の本数は少なく利用しづらい一方で競合する東海道線(湘南新宿ライン)は原則全列車グリーン車が連結されていて、「追加料金を払ってでも快適に行きたい」というニーズに関しては大きく水を開けられているのが現状です。

新宿~藤沢間でいえば、JRは950円+グリーン料金(750円~)で合計1700円
小田急なら570円+特急料金600円で1170円と、そもそも値段としては小田急に利があります。
小田急の特別車の本数が増えれば、湘南新宿ラインとの対抗にも有利になりそうです。


編成としては、一般車両8両+特別車両2両あたりが良いと思いますが
(万難を廃し11両化が可能なら特別車3両か一般車9両でも・・・)
一般車両が今の10両編成から減るのは必至です。
その分の輸送力確保として、総本数の増加が必要です。

なので実際に運行するとなれば、時期は「下北沢近辺の複々線化完成以降」でしょう。


特急料金に関しては、基本的にはロマンスカーと同額でよいと思います。
ただ速度の面では乗車券で乗れる快急・急行一般車と一緒で、ロマンスカーほどのメリットはないこと。
また、下北沢と代々木上原。鶴巻温泉と東海大学前のような短い区間で100円違う。
というのも割高感が出たり不正の温床になる可能性もありイマイチなので、一般列車特別車に限り「350円・450円・800円」などの区間を設定。

他に一般車特別車用の料金回数券設定なども一案だと思います。
(差額追加でロマンスカーにも乗れると尚便利ですが)

JRグリーン車の二番煎じになりますが、特別車両専任の係員を乗せて指定券チェックを兼ねた簡単な車内販売があるとなお嬉しいですね。


という事で私としては是非小田急にも、従来のロマンスカーとは別に是非に快急・一部急行への一部特別車を導入して欲しいと思います。
また実際に導入されれば充分利益が出来るんじゃないかな。と思います。


しかし実際に導入されてしまうと、乗らなくてもいいところついつい乗ってしまい余計な出費がかさんでしまいそうな気がするので、あればあったで財布としては困りそうですね

08/11/16 1:32UP

コメント一覧

きよぴ
ちなみにですが、下北沢複々線完成後辺りに登戸は快急停車になるような気がしますね。日中のみになるかとか終日になるか。というのは分かりませんが・・。
快急と急行の本数が逆転するダイヤになれば停車は堅いように思います。

後は急行の鶴川と相武台前に臨時停車などなんらかの形で停車があるかどうか。停車中にロマンスカー待避をしたりしてw


一部鉄道趣味界では「座りたければ特別車に乗れ」的論調が出てくるかもしれませんね。
(実際現状のダイヤでもそのような意見もありましたが・・・)

ところで思ったのですが、一部特別車列車の一般車において高齢者等必要とする人に「座席を譲る」必要はあるんでしょうかね?
更にいえば「優先席」の必要性。
「座りたければ特別車に乗るべきだ」という論調が通るなら「座席を譲る必要はない」とも言えるわけで。
いずれこの辺りの議論も出てくるような気がしますね。

全国でもっとも一部特別車が普及している、関東地区JR中電のグリーン車も、今や名鉄等と同じ一部特別車そのものですからね。

さざなみ
江ノ島線ですよね。
藤沢から地図で新宿までまっすぐ線を引くと、小田急ルートは想像よりも迂回しているんですよね。

そうそう、
再来年から溝の口の実家に帰るルートが変わりそうです。

現在は
行きは錦糸町から半蔵門経由
帰りは大井町品川乗換え
ですが、
行き帰りとも武蔵小杉乗換えになりそう。

着席確率と着席時間を考えてのルートです。

さて、小田急はいかがでしょうか?

現状ダイヤが採算ギリギリなんていってたら、どんどん座れる中林田都線や座れる(であろう)相鉄都心直通線に客を奪われちゃいますよね。

郊外鉄道は座れてナンボです(有料であっても)。
きよぴ
特別車4両はなかなか大胆な案ですね~。
EXE4+一般車6両固定は一部特別車運行開始時の名鉄的な編成ですね
しかし何故に5200?一般車併結の南海サザンは、一般車は旧型の車両ばかりですよね。一般車に新し目の車両が使われている写真とかって見たことないですよ。

しかし小田急はやはり江ノ島線をどうするかですね。
快急で便利になったものの、えのしま号の本数は少なく・・・。
一部特別車導入と共に、急行・快急が30分空くところに相模大野(町田)~藤沢に6両でも急行を入れるとか(10両でもかまいませんが)、急行系の4本化を・・・
さざなみ
グリーン車(一部特別車)は、首都圏の多くの路線に設定があったら便利だろうなあと思いますよ。

ここは発想を転換して、
一部一般車ロマンスカーはいかが?

えのしま号はあくまでエクセの4。
それに5200の6をくっつけちゃうの。で、停車駅も増やす。
6両純増なのだから大丈夫でしょ。
ってのを湘南急行登場のときにやったら面白かったよな~。
(結局管理人様と結論は同じなのだけど。)

会社帰りに一部特別車快速(グリーン車)も特急(自由席)もライナーも、お座敷も選べる千葉市民は価値組?

そういえば家族で出かける時は、千葉始発快速(ボックス席)が確保できない場合は特急か、グリーンを利用しますもの。
特急もグリーンもなかったら間違い無く自家用車で出掛けますよ。

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