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2016年5月・忘れ物を回収に神奈中バス1日乗車券の旅(その2)茅ヶ崎~藤沢

前回から続く

さて11時すぎに茅ヶ崎駅に到着
次は藤沢駅行きか高山車庫行きに乗って東海道線沿いに東に向かうのがセオリーですが、ちょうどターミナル内に湘南台駅行きのバスが停車しているのを発見
東海道線に沿って進むだけでもつまらないので、折角なので湘南台駅に向かってみるとします。

茅ヶ崎駅(11:10)→湘南ライフタウン(11:38) 湘11・湘南台駅西口行き(甘沼・遠藤経由) ち67号車



たまたま停車していた湘南台駅行きのバス。降車場所とは道路の反対側なので一度ペディストリアンデッキに上がって乗り換えます。
LED行先表示はシャッタースピードを落とさないと写らないです。(この写真は1/104)



最後尾に「営業所入庫時 車内点検実施済み」の札を発見

茅ヶ崎駅を出て15分ぐらいで、相模線北茅ヶ崎駅近くの「神奈中営業所前」のバス停に。ここが茅ヶ崎営業所の場所のよう。神奈中は営業所最寄のバス停は「本郷車庫前」のように「○○車庫前」のような表示が多いので、茅ヶ崎は珍しいですね。





Webリアルタイム情報(バスロケ)の到着時刻予測画面。
実際の運行状況や同じ経路を走る前のバスの所要時間も加味されて表示されているそうで、到着予定時刻は随時変動します。
他社のバスロケシステムでは、停留所接近情報の提供程度で、乗っているバスの到着予定時刻までは分からないことも多いのでそこは進んでますね。

この到着時刻予測画面は、今乗っているバスの番号(ち67みたいなの)を画面上で入力すると表示されます。

面白い使い方としては、レアな車両など、お目当てのバスがある場合は、その番号を入力すればいまどこを走っているかがわかりますが、表示されるのは走行中のみで折り返し待ち時などは不可。だいたい始発停留所を発車して2~3分後から表示されるようですね。

ただ問題は「今乗っているバスの車両番号」がわかりづらいこと。車内の通路の上や中ドアの上などにシールで表示されているのですが、バスロケ導入時に一斉にシールを貼ったものの「その後の新車購入などの際にはほったらかし」みたいな状態になっていて、車内に「車両番号表示」がないバスが結構います。


さて、このバスは湘南台駅11:59分到着予定。茅ヶ崎駅から所要約50分結構かかりますね。湘南台駅から藤沢駅も調べてみたらやはり50分近く。

湘南台駅に回ると思ったよりも時間がかかるな・・とちょっと後悔しますが、乗ってしまったものは仕方がない。

途中で藤沢駅行きを捕まえられないかな?と思って、途中停留所一覧を見ていたら「湘南ライフタウン」というバス停を発見。「『ライフタウン』・・聞いたことがあるような名前だな??」と思い、ライフタウンから藤沢駅行の路線を検索したら、そこそこ本数もあって乗り継ぎも大丈夫そうライフタウンで乗り換えるとします。


私は横浜の大学に通っていた頃(今も大学生だけど)というか20歳ぐらいの頃。横浜市内の色々な場所に行ってみたくて、よく横浜市営バスの1日乗車券を買って横浜市内あちこちにいったものです。
その頃は、携帯端末で時刻表を参照したりは出来ず、またパソコンサイトでも時刻表の公開が進んでいなくて、事前にバスの時刻を知ることが難しかったです。本数が極端に少ない路線などは事前に電話で問い合わせて行程を考えたりしていたものですが、大半は現地にいっての出たとこ勝負のような状態。

当時、PDA端末みたいなので時刻表などが参照できたらさぞ便利だろうな。と思ったものですが、今は当り前のようにバス車内から時刻表や実際の運行状況が確認できるわけで、まさに隔世の感といったところですね。


話が余談にそれましたが、茅ヶ崎の市街地を抜けて、山越え区間のような場所に。
茅ヶ崎駅周辺は渋滞気味でしたが、ようやく道路も順調に。再び到着予想時刻を見たらライフタウンの到着予定時刻が4分ぐらい早まってました。



茅ヶ崎駅から30分ほどで湘南ライフタウン到着。
「ライフタウン=団地の中心」というイメージですが、単なる道路上のバス停といった場所。

こういう時は何か罠があったりすると思い、
「湘南ライフタウン・・・ですかね?」と運転手に聞いたら、どうやら、歩いてこの先右側にバスターミナルのようなものがあるそうで・・。
ついでに「藤沢駅行きに乗り換えたい」と聞いたら「(営業所の)管轄が違うのでよくわからないけど、この通りに藤沢駅行きのバスが走ってる。通りの反対側のバス停を見てみて」と。
ちなみにここで降りたのは私だけ。



バス停には周辺のバス停案内が掲出されていました。
バスターミナルからも藤沢駅行きのバスが出ているようなので、とりあえずバスターミナルまで行ってみるとします。



湘南ライフタウンのバスターミナル

ここで乗換えの合間にターミナルの公衆トイレに寄りました。汚れて無くてよかった。路線バス乗り継ぎの旅はお手洗いが心配ですね。乗換え地点にすぐあるかどうかも曖昧なので・・。

ここからは辻堂駅行きのバスが日中でも毎時10本程度。藤沢駅行きが毎時3本程度。
更に私が乗ってきた茅ヶ崎駅や湘南台駅などへのバスもあって、バス路線の集積地になっています。
この辺りでバス乗り継ぎ旅をする際は覚えておくと役立つかも?

ちなみに所要15分程度の辻堂駅が一番最寄のようですね。
辻堂駅、今はテラスモールが出来たから辻堂に行っても用は足せるけど、以前は駅近くにはこれといったショッピングモールや駅ビルの類も無く「単に住宅地の中の駅」で、辻堂駅に行っても東海道線に乗り換えるしか用がない。ような状態だったことを考えると今ひとつ不便そうな。



バス停には路線図と各停留所までの運賃などが掲出されています。
こういう情報提供はあって当り前ですが、進んでいないのが実情。藤沢営業所独自の施策なのかな??

神奈中はバス保有台数としては福岡県の西鉄に次いで全国2位なので、「日本第2位のバス会社」のように評されることも多いですが、施策などに関しては遅れている部分、問題がある部分も多くあくまで「保有台数2位」でも「日本第2位のバス会社」とは言いたくないですね。
Webサイトの情報提供など近年良くなってきている部分もありますが、名実共に「日本有数のバス会社」になるように成長して欲しいものですね。


湘南ライフタウン(11:55)→藤沢駅北口(12:32) 藤12・藤沢駅北口行き(大庭隧道・駒寄経由) ふ060号車



行先表示を映すためにシャッタースピードを落としたので全体的に白とびしてます。

ライフタウンのバス停はニュータウンの外れのような場所。ここから乗る人も少ないのか、乗客は私だけで発車です。



ライフタウンの中を走りつつ途中のバス停で少しずつ乗客を乗せていきます。
車窓から見た感じ高度成長期の団地街に較べて、建物の配置に余裕があったり緑地が多めに取ってあるような。

4つ目ぐらいに「ライフタウン中央」なるバス停が。最寄駅は善行駅か辻堂でどちらも徒歩40分程度
何処の駅にも歩けない内陸部にこれだけの規模のニュータウンがあるというのもなかなか驚きですね。ライフタウン内にはスーパーなどもちょくちょくあるようですが、電車に乗ってでかける。となると駅まで出るのが大変そうな。

いずみ野線の平塚延伸が実現していれば近くに駅が出来る計画があったのかな??



大庭隧道なるトンネルを通過。このトンネルまでがライフタウン内のような??
辻堂駅までなら結構近いようですが、藤沢駅まではここからまだ約25分

途中で寝てしまい気がついたら、市街地ぽい雰囲気で南仲通りの辺り。車窓に見えたうなぎ屋さんに「から揚げ定食680円」みたいなのが見えておお昼食にいいかも??
と一瞬降りようかと思ったものの、まだ藤沢駅は4つ先ぐらいみたいで止めておきました。

藤沢や平塚は元々の街の中心が街道沿いなので駅からちょっと離れた辺りが結構発展してたりします。

といったところでようやく藤沢駅に到着です



藤沢駅のターミナルの片隅で係員が運行をチェックしている姿を発見。

神奈中では主要なターミナルでは係員が到着するバスを台帳にチェックしている姿をよく見ます。今はバスロケのGPSで管理できるので手作業でチェックする必要性も減っているのかもですが・・・
遅れが激しい時などは、随時運用を変更して、係員が到着したバスの運転手に「次は○○分発の○○行きで・・」みたいに指示している。という話です。
以前に自分が乗っているバスの運転手に指示しているところを見たことがありますが・・・

この藤沢駅の係員はタブレット端末?スマホ?のようなものを横に置いて作業しているよう。運行管理システムのようなものにアクセス出来るようになってるのカナ??

次回に続く

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2016/6/3 00:10(JST)
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