<前回から続く>
さてJALうたバス「JALうたバス北部古宇利・美ら海号」古宇利島物産センターとビーチの次は古宇利オーシャンタワーの見学です。
ここは入場料650円は各自負担。無料入場でも土産物屋などを見ることが出来るそうで。
旅行前は入場するつもりだったとはいえ「この天気だしどうしょう??」と思いますが、ガイドさん曰く「タワーには展望台の他にサンゴなどの博物館のようなものがあるので、来たことないなら入ってみてもよいのでは?」とのことで入場することに。珍しい乗り物も好きなので+200円で自動運転カート乗車も付けます。
10分かからずに2つ目の見学地、古宇利オーシャンタワーに到着。
駐車場にたむろするカート軍団を眺めながらタワー下の入口に。
ガイドさんの案内でタワー入口のチケット売り場に向かい850円のチケットを購入します
まずは自動運転カートに乗車。
まずはタワー入口から下に下り、下側の乗降場を経由して坂道を上る形で上に。このカート本来は下にある一般車駐車場からタワー入口まで入場者を送迎するための乗物のようで、観光バスはタワー入口の近くの駐車場で降りれるので、観光バスで来た私は単に一周するだけのようですね。
前部のバンパーと後尾のセンサーで前車との距離を測っているそう。IMTS式自動運転のようなものでしょうかね
どうやら他に乗客がいないのか、カートのコースは1本の輪のような環状線になっているようで、私の為に前にいるコース上の他のカートも動かしているような状態。
上側の乗り場から下側の乗り場まではすぐについたものの、下側から上側までは結構長かったです。行きはゆっくり、帰りは素早くなのかな??
しかしこのカート、天気が良ければ横のカーテンもなく、カートから海が眺められたり景色もよいのでしょうが、如何せんこの雨(本降りで結構降ってる)の中では「変わった乗物にのる体験」しか楽しめませんです。
Webサイトには「カート内では、音声ガイダンスで島の歴史や観光スポットなどもご紹介しております 」と書いてありましたがガイダンスなかったですね。雨だと中止なのか??
このカート電動にしては走行音が妙に大きいな・・と思うものの、降りたときに聞いたら電動ではなくエンジンで動いているそうでそれはそれでびっくり。
さてタワー内部に入ると、まずは貝を並べた博物館のような展示に。
下川裕治先生の本ではないですが「これぞ日本人の考える南国」ってなところかもしれませんが、まぁこういう色々な貝を見る機会もあまりないと思うのでいいかなと。海辺の土産物屋で定番的?に売ってそうな貝の詰め合わせに入ってるような貝が色々。
ベタな土産の詰め合わせの貝、金魚やメダカの水槽の底とかに入れれば結構雰囲気出るかなと思いました。底には星の砂とか敷いて・・。金魚は淡水魚ですが海水魚を買うのは素人には難しいと思うのでまぁ雰囲気で。
ちなみにタワー内部の展示は、古宇利島自体の紹介や伝統的な神事などもパネルで展示されていて、一見ミーハーそうな観光施設に見えますが、島への敬意を感じます。
人類創生伝説がある島というだけあって、洞窟があったり史跡や遺跡のようなものもあるようで・・。
さて展望台に上がってみることに。展望台は3層構造。屋内が2層でさらに屋上のような形で野外の展望台という形。
屋内展望コーナーの2階だったか3階には小さいカフェコーナーがあったもののやってない・・。去年ぐらいには観光客が沢山来たのかな・・と思います。
タワーの根本付近を見ると先ほどのカートがよいしょよいしょと登っているのが見えます。他にお客さんが来てるのかな??
屋上にも上がってみましたが、階段が狭くて傘がさせなくてずぶぬれ
先ほどわたってきた古宇利大橋が見えます。天気が悪いとはいえ眺めはいいです。
一面の海!ですがこの天気では微妙な・・夏の暑いときとかに来ると景色が凄そうですね。
最後はショップコーナー、ここは入館券を買わなくても入れる模様。
試食でもらったカボニーというお菓子も美味しかったですね。ちんすこうとか紅芋タルトとか定番以外のお土産・お菓子を買うならこういうところで探すのも手かも??
バスに戻る時間もあるのであまりゆっくりの迷う時間もなくて、ここでは270円でロールケーキを一切れ買っただけ。バスで食べましたがなかなか美味しかったです。
さて約50分ほどの見学時間でバスに戻り3つ目の見学地、美ら海水族館(海洋博記念公園)に向かいます。
ここで「うたバス」の特典のドリンクサービス。うたバス参加者全員にオリオンビールもしくはさんぴん茶1本サービスが配られます。バス車内で飲むのも、ホテルなどに持ち帰るのもOKだそう。
ここで私は「お茶と缶ビールを較べたらビールの方が高い!お茶は1本150円ぐらいだから、ホテルで飲んでもいいならビールの方が得だ」と原価厨ならぬ売価厨丸出しの判断でオリオンビールをもらいホテルで飲むことにします。
まぁビールは普段あまり飲まないのですが、海外のビールとか地ビールのような珍しいのは飲んでおきたいので。
他にオーシャンタワー入場記念にポストカードとハート形のクッキーのプレゼントも受け取ります。
更に次の見学地、海洋博記念公園(美ら海水族館)の予定として、記念公園とフクギ並木の地図を渡されガイドさんから説明があります。ここでの見学時間は約3時間
A)美ら海水族館(海洋博記念公園)で3時間
B)美ら海水族館で約2時間+備瀬のフクギ並木見学で約1時間
の2パターンが選択可能。
ここは事前の計画通りフクギ並木の方も行きたいのでBを選択。
解散場所は海洋博記念公園の駐車場付近。ここから美ら海水族館までは約10分(戻りは上り坂・階段なので15分)
駐車場からオリオンモトブホテルまでバスで送ることも出来るが、美ら海水族館からフクギ並木入口の水牛車乗場付近までも徒歩15分程度なので自分で徒歩で向かうことも可能→時間節約のため徒歩を選択。
最終的な集合場所は美ら海水族館とフクギ並木入口の間にあるホテルオリオンモトブリゾートスパの3階ロビーに15時25分。
フクギ並木見学は時間不足でぎりぎりで帰ってくるお客さんが多いそうで、遅くても1時間前の14時25分までには美ら海水族館を出てフクギ並木に向かった方がいいとのことです。
バス自体は駐車場にずっと止めておくことが出来ないので別の場所に回送して時間になったら集合場所のオリオンモトブホテルにやってくるとのこと。
また昼食はこの間に済ませる(その後は那覇に戻るので食事場所はなし)、フクギ並木周辺はお店が開いているかわからないので、記念公園か水族館のカフェなどで済ませる方が無難では?とのこと。
(注意:行程・集合時間などは私が参加した2020年10月22日場面での状況です。実際に参加される場合、当日ガイドさんなどの案内によってください)
古宇利オーシャンタワーから次の海洋博記念公園までは本部半島の北海岸沿いを走りながら約20km、沖縄本島、狭いようで広いものです
屋我地島から本島をむすぶワルミ大橋を通過。
エメラルドグリーンの海や島々が一望できる絶景だと本に書いてあるのですが、正直この天気ではエメラルドグリーンも何もないといいますか・・
この辺りは今帰仁村と書いて「なきじんむら」
「めんそーれ」は「ようこそ」の意味の沖縄語ですが、語源は奈良平安時代の都の役人が使っていた古語の「めんそうらへ」な挨拶が変化して琉球で残ったものだそうで。
この辺り今帰仁城跡なる有名な昔のお城の跡があるそうですが、残念ながら寄る時間なく通過。沖縄にもいくつか昔の城跡があるものの、首里城以外は土台や城壁の石垣が残ってるだけだそうです。
古宇利オーシャンタワーから約40分ほど、北側から回り込む形で海洋博記念公園に12時15分頃に到着。ここで解散となります。
それにしても朝8時15分に出発しているので一日が長いですね。
駐車場はガラガラでぽつぽつと観光バスがいる程度。
ガイドさんいわく「ここ最近では今日は多い方」だそうで・・。今は修学旅行がないので施設は見学しやすいのではないかと。飛行機は結構乗ってたのでこの観光バスも結構乗客がいると思った。と言ったら「観光バスは飛行機と同じで密になるイメージがあるのでレンタカーで回る人が多いのかも」
とのことで・・。そういえば、那覇空港でもレンタカー送迎バスに乗る人が大半だったような・・と思い出します。
定期観光バスは沖縄に不慣れな人が多いだろうと思うので、いま沖縄に来ている人はリピーターが多いのかもですね。
この海洋文化館の建物が万博ぽいですね。
ここは1975年の沖縄海洋博の跡地ですが、海洋博自体は想定の来場者数を大きく下回り失敗と言われているようです。当時は今のようなLCCなど航空運賃が安い時代でもないでしょうし、この距離を考えると仕方がないのかなと思ってしまいます。
<次回に続く>
2020/11/6 22:26(JST)