http://kazuta.air-nifty.com/blog/2016/10/sim-3763.html
シンガポールのプリペイドSIMは残高で有効期間延長が可能/ANA修行僧 ダイヤモンド会員のSFC修行日記
なんといつの間にか、プリペイドSIMの残高を充当して期限延長が可能になっているそうで・・・。
今まで最低10SGドルで4か月延長。だったのに較べてサービスアップ
で朗報です。StarHubのオフィシャルサイトにアクセスしてもTOPUP（チャージ）するだけで他のページは見ていなかったので気が付かなった・・・。
さて早速試してみることにして・・・延長方法は
期限を延長したいSIMが入っている状態で「*123*200#」に発信
だそうで・・・
するとこのような画面になるので、後は画面に従って希望の数字を入力していきます。
手続きが完了すると新有効期限や残高が記されたSMSが送信されます
選択できるのは「30日0.6SGドル」「60日0.99SGドル」「90日1.4SGドル」の3種類
90日で1.4SGドル(約118円)とは激安
価格。私は90日延長を試してみましたが・・・、延長された新有効期限はなんと「2018年2月28日」まで。延長される日数は今日から90日ではなく、旧の有効期限から＋90日後という計算になる模様。
しかし、とすると旧の有効期限は11月末頃のはず・・・。もっと直近のはずだけど？？
と思っていたら、なんと有効期限が切れても残高がある場合は自動で延長される模様。本来なら有効期限が切れていた可能性があったのが、自動延長されて救われていたようで・・
以前は有効期限切れ後も一定期間は電話番号は保持されていて、その間に再度チャージ（TOP-UP）すれば復活するものの残高は消滅していたので(それで結構な額を没収されたことが・・)それに較べれば随分とサービスがよくなりましたね
実は思ったよりも残高が減っててショックを受けていますが、SIMを入れていた端末が気が付いたら「ローミング時のデータ通信許可」になっていてバックグラウンド通信で消費していた模様で
さてstarhubのプリペイドSIMのサービス拡充はなんともう一つあるようで・・・
これまたいつの間にか「HappyRoam」というシンガポール用のデータパッケージを買えばローミング先対象国でもデータパッケージの対象になる。というもの。
データパッケージは一例で7日1GBで7SGドル約(588円）。
従来の「ローミングは高額な通信料がかかってポストペイドだとパケ死」という常識を打ち破る値段。
HappyRoamの対象国は現時点(2017年10月13日)で
Australia・China(China Mobile）Hong Kong・Indonesia・Japan(NTT DoCoMo・KDDI）Macau・Malaysia・New Zealand・Philippines・South Korea・Taiwan・Thailand・United Kingdom・United States of America
の14か国。日本人の旅行先として身近な日本周辺の国を初めオーストラリア・米国なども含まれています。対象国は徐々に拡充しているようなので期待ですね。
米国はグアムやハワイが対象なのか気になるところですが・・・。
このHappyRoamを試す前にオフィシャルサイトでもお勧めされている「Starhub Happy pripaid」のアプリをダウンロードしておいた方がプラン購入などなにかと便利なようなので、先にアプリをダウンロードするとします
アプリを起動してログイン画面でSIMの電話番号を入力すると、SIMが入っている端末に認証番号が書かれたSMSが送信されるので、その認証番号を入力します。
アプリを入れている端末とSIMが入っている端末は別でも大丈夫ですが、180秒以内に認証番号を入力しないといけないので、電波状態がいい場所でSIMが入っている端末を手元において電源を入れておかないとですね。
また実際のアプリの利用・操作もstarhubSIMが入っている必要はなくWiFi環境で利用できます。
アプリの画面で見ると何故か残高が約6SDドル増えてる
謎ですがアプリ利用特典のようなものでしょうか？？
SIMを端末に入れてない状態でも有効期限や残高が確認出来るのは便利ですね。
このアプリではTOPUP（チャージ）も出来るようですが、まずはローミングのメニューを見てみると・・
ローミングのメニューからは、ローミングON/OFFの切換やAPN設定の説明などがあります
APNが分からなくなってもここで確認OK
この画面の下を見るとデータプランの購入画面が現れます。
選択できるデータプランは以上のよう
「7day10MB・1SGドル」が目を引きますがフィチャーフォン向けでメールなどちょっとした通信用かな？？
「3day200MB・4SGドル」(336円)に＋3SGドル(252円)で「7day1GB・7SGドル」が買えて、更に＋3SGドルで30day・1.2GB」が買えるというなかなかプランの選択に迷う構成ですね
日本国内での利用で考えると「30day1.2GBで10SGドル(約840円)」になるので、LINEモバイルの１GBプランなどに較べると割高ですが、日本国内で常用するというよりも、一時的な用途で使うとかならそう高い値段でもないかなと・・。
また海外旅行等で日本・シンガポール以外の対象国での乗継など短時間滞在などの際、また現地でプリペイドSIMを買うほどでもないときなど色々と役立ちそうですね。
「Activate」をクリックすると確認画面が出てきてデータプランが購入できます。
購入後ほぼすぐに適用される模様。
データプラン購入前にモバイルネットワーク通信してしまい無駄に残高が減るのを防ぐために、SIMを端末に入れる前にデータプランを購入するか、「ローミング時の通信」はOFFにしておくのをお勧めします。
購入したデータプランの有効期限や通信料残高はアプリの画面上で確認できます。
さて実際に利用してみた感想ですが、私の端末(alcatel idol3)かつ環境では速度は遅め。SNSやLINE・googlemapなどは概ね問題なく利用できますが、動画を見たりゲームなどは不可。
旅行などで使うにはそれほど問題ないとは思いますがWeb検索などは遅さを感じることがあるかもです。
「BUY PLAN」のメニューを選択するとLINEやWeChat用のプランや3GB＋30日着信無料やシンガポール内通話150分のようなセットプランも購入できるようですがこれらはシンガポール内専用かも？？詳細は不明
またこのアプリ上からプリペイドSIMの事前購入予約決済(チャンギ空港で受取）のようなこともできるよう。
この「StarHub HappyPripaid」アプリは実に便利なのでSIMを持っている人には必携のアプリですね
海外SIMを日本でローミングで使うと通信料その他が高額になる
というのは、過去には常識のようなものでしたが、今回紹介したシンガポールSIMの割安な「Happy Roam」、また以前に紹介したタイの事業者によるアジア周遊SIMなど、現実的な価格で使えるサービスが出てきました。昨今日本ではMVNOブームでMVNO事業者が競って色々なプランを登場させて値下げ合戦になっていますが、MVNOブームの発端の一つでもある通信キャリア(ドコモとか)の接続料引き下げの一環でローミング接続料も引き下げられているのかもですね。
年に数回はシンガポールに行くようなひとならともかく、私のようになかなか行かない人にとって、日本などでもローミング可能なプリペイドSIMを買って期限切れで無効にならない程度にチャージして維持する。というのは、今まで酔狂な趣味のようなものでした。
それが「HappyRoam」のように日本や他の国でも実用的な値段でデータ通信できるようになったことで、これからは「シンガポールに旅行した時に使ったSIMを日本や他の国に旅行した時に使う用に維持する」それ以前に「シンガポールに行かなくてもシンガポールのSIMを持っていれば何かと便利」に変化してきたように思います。
国を超えて通信事業者間の競争が起きてきたとも・・・
こうなってくると「SIMを入手するには一度はシンガポールに行かないといけない」「シンガポールの事業者全体で一人3回線(SIM3枚)まで」という入手性の難しさが実に残念ですね。
また私のSIMは標準SIMをmicroにカットしたもので、微妙にサイズが小さいみたいで接触などに不安が・・。また最近はnanoSIMオンリーの端末も増えてきているようなのが困りもの。
starhubの現行商品では標準・micro・nanoの3サイズ好きなサイズで使えるタイプのようで羨ましいですね。シンガポールに行けば現地のstarhub shopで交換してもらえるのかもですが・・・。
ここで日本からでも購入・開通できる香港SIMにも頑張ってほしいですね
私が持っている中国移動香港の国際ローミングSIMも同じようなサービスをやって欲しいですそういえば中国移動香港にもアプリがあるようなので今度試してみようと思います。
注：1SGドルは84円で計算しています
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2017/10/14 1:44(JST)
