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07年夏の青春18きっぷ終了と普通列車の旅?

さて9月10日で今夏の青春18きっぷの有効期間が切れてしまいました。
最終日の半ば消化目的での外出も含めて全部使用しましたが、今回はせいぜい遠くても房総半島横断の時に大原とポケモンのスタンプを押しに牛久まで。あとは都心往復+αのような小物ばかり。
広島や高松のような大物どころか名古屋にも行っていないという、どちらかといえば拡大版ホリデーパスのような使い方ばかりだったのが「元は取れている」とはいえ残念です。

今月末から類似の鉄道の日フリーきっぷが発売されるのでリヘンジに挑みたいところですが・・。

青春18きっぷはご存知の通り5回分がセットになっていますが、時に予定が狂ったり計画性がなかったりで全部使えない事もあります。
前は全体で見れば元は取っている(乗車区間全部を普通にキップを買った値段よりも乗っている)ので、まぁいいかな

とも思っていたのですが、最近はちょっとそれは違うような気がします。

例えば
小田原→大阪まで普通乗車券を買うと7350円で青春18きっぷ1回分の2260円と較べると5000円以上得してシメシメ

のように言ったりしますが、よく考えてみれば
私の場合、「大阪に行こう」という時で青春18きっぷ以外の選択となると
高速バスを使うか飛行機や新幹線で、というところで7350円の普通乗車券を買うという選択はまずあり得ない・好んでやりたくない選択なわけです。

となると「選択し得ない手段」と較べて、いくら得してシメシメというのは変というか詐称ではないかと思うわけです。

4回しか使わないとすると、1回分は約2800円になりますが、普通運賃関係なく2800円の価値はあったと自分が納得すれば「元が取れた状態」で納得できなければ「損した状態」なのかなと・・




5回分全部の日付が手書きなのは始めてかも?

ところでふと気になったのですが、日本では18きっぷのお陰でいわゆる「鈍行列車の旅」が鉄道旅行の1つのカテゴリーとして認知されていますが、諸外国でもこういうカテゴリーはあるのでしょうか?

外国ではいわゆる列車種別や料金体系が日本とは異なるでしょうから、一概に「鈍行列車の旅」とか「普通列車の旅」と日本式には言えないと思いますし、青春18きっぷのように、「普通列車にしか乗れない代わりに格安」というきっぷがあるかどうかも分かりません。

とはいえ、鉄道の発達している国では優等(速達)列車に対する、非優等(鈍行)列車のようなものはあるでしょうから、やっている人の多い少ないは別として、こういう旅もあるのかな~とも思います。

例えば近頃は新幹線開業で話題の台湾とかで、逆に「鈍行列車の旅」とかどうなのかな~とか気になりますね。
日本のように通勤近郊列車・ローカル列車乗り継ぎのような感じなのか?それともまた別の雰囲気なのかとか、想像すると色々興味がわいて楽しいです。

台湾には、前々から興味があるものの、未だ行った事がないので是非訪れたいものです。もちろん普通列車だけでなく特急列車とかにも乗りたいですが


****

日本の場合でもいわゆる「普通列車の旅」というと一般的には(使用するきっぷの種類は別として)「青春18きっぷが乗車券として有効な列車を利用」。
専門的に言えば「JRの営業規則上での普通列車を利用」

で各駅停車の旅とは異なりますね。
有名な「ムーンライトながら号」も(下りの)東京~豊橋間は「指定席券」という別料金が必要でかつ停車駅と車両は特急並みなので、厳密に「普通列車の旅」というととなりそうですが。

だいぶ以前にある知人から聞いた話ですが
氏は「東京~青森間・東北本線各駅停車の旅」を実行して
条件は、1日で京浜東北線区間も含めて途中停車駅はすべて停車する列車に乗る。というもの。

東京駅を0時になって最初に発車する京浜東北線からスタートして、盲腸線ながら東北線を名乗っている利府にも寄りながら青森到着は最終列車だったそうですが、なぜかその最終列車、青森県内で1駅だけ通過するダイヤで、結局1駅を残し記録達成にはならずで、かなり残念がってがっていたのを覚えていますが、これぞ「真の普通(鈍行)列車の旅」といいますか、今思い出してもその気合いには頭が下がります。

07/9/17 4:30UP

コメント一覧

きよぴ@5号機
めーかん250さん
返事が遅くなり申し訳ありません。ヤプメ、こちらこそありがとうございます。
下灘も奈良井も私はまだ通ったことすらないので羨ましいです。
新幹線や特急列車でばびゅーんと通過してしまうと分からない沿線の風景や小駅の様子の一端を見ることができるのも普通列車の旅のよいところですね。
例えば私は名鉄本線の新岐阜~新名古屋~豊橋は何度も乗ったことがありますが、ほとんどが特急列車で通過しただけなので、普通列車しか止まらないような小駅は駅の名前すら全部分かるかどうかという状態だったりします。そんな状態だとやはり物足りなさがあります。

MAKIKYUさん
18きっぷ以外で東海道線普通列車だと、静岡県内の「休日乗り放題きっぷ」というてもあるのですが、いかんせん2700円するので、日帰りで往復とか途中下車を繰り返すような使い方でないと、いまいちお得感に欠けます。
海外事情についてありがとうございます。
近隣だと台湾は普通列車乗り継ぎ。というのも出来るんですね。
旧型客車がまだ残っているというのは注目ですね。
台湾の鉄道の旅は是非したいものです。
前にネットか書物かの旅行記で、韓国ではローカル列車でも車内販売があり、軽食やお菓子を買える。という話を読んだことがあります。
なかなか楽しそうですね。

さざなみさん
割高といわれる事も多々ある新幹線ですが、確かにさざなみさんの仰るとおり普通運賃ベースで考えると、新幹線(特急)料金は安くて乗車券部分は割高ですね。
東京から名古屋までの新幹線の切符を買って、トラブルで新幹線は運休・4000円返すので在来線で行ってください。
と言われたらオイオイ。というかボッタクリ感が・・。

普通列車のみなら18きっぷぐらいの値段がやはり適正価格という感じがしてしまいます。
さざなみ
>>5000円以上得してシメシメ
と本質的には同じ意味合いですが、
私が日々思うのは新幹線料は実は安いということです。
東京~名古屋で乗車券6090円+自由席特急券3980円です。
普通列車/新幹線それぞれの所要時間・車内環境などのトータルの快適さを比較すると3980円以上の価値がある印象です。
感覚的にはざっくり1万円としたら逆で運賃4000円+特急券6000円くらいのほうがサービス実態に合っている気がします。
 
私は120~130KM程度の区間の日帰り往復で利用するのが一番いいような気がしますよ。費用対効果で。帰りがタダみたいな実感あるし。首都圏であればグリーン車と組み合わせればより効果が大きいですよね。以前のきよぴさんの宇都宮旅行記のように。グリーン車がタダで乗れるという考え方も出来るし。
 
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
(長くなるので2件に分割しました)
海外の普通列車事情ですが、少なくともアジアにおいては物価が安い事もあって、日本の青春18きっぷに準ずる乗車券はないかと思います。
(ドイツでは週末に普通列車のみ乗り放題となる乗車券が存在している様ですが…)

また普通列車自体も、お隣の韓国では走っていない区間が多数存在しており、走っていても1日1本だけだったり、優等車両使用で料金も優等運賃適用(韓国ではソウル近郊の広域電鉄を除き、列車の種別毎に料金を包括した運賃が定められており、乗車券は列車毎の購入で乗車列車指定です)というケースが多々存在しています。
(それでも釜山~ソウル間をムグンファ号と呼ばれる客車列車で乗り通した場合、400km強の距離を6時間近く乗車しても日本円で3000円程度で、KTXの半額程度で移動できますが…)

またこちらは台湾島には行った事がありませんが、台湾はそれなりの数の普通列車に相当する列車が存在し、台北~高雄を乗り継いで移動する事も可能な様ですが、幹線の普通列車に準ずる列車では秋田や静岡地区の如くロングシート天国となっている様で、田舎の方では旧型客車による列車(中には非冷房車も)も存在している様です。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

こちらも今年夏は青春18きっぷを一人で5回分使いきったものの、今までは大抵何処か遠方へ出向いていたものが、時間の制約もあって烏山・野辺山・浜松・銚子・横川といった日帰り圏ばかりで、小物ばかりといった感じでした。
(ちなみに春は同行者1名と秋田往復+博多までの片道で利用)

また大阪への移動手段に関してですが、こちらは時間に余裕があれば青春18きっぷがなくてもローカル乗り継ぎという事を考えてしまい、5月にも丸一日かけて大阪からゆっくりと帰京したものですが、その際は近鉄・名鉄・小田急と行程の約半分は私鉄利用(JRは豊橋~真鶴間の乗車券を購入して小田原で精算)で、JR普通列車だけなら青春18きっぷのシーズンで…と考えてしまいます。
めーかん250
http://yaplog.jp/meikan_250
こんにちは。
きよぴさん、はじめまして。
遅くなりましたがyapme!登録ありがとうございました。

18きっぷ。僕は中学生から友達と使い始めまして、最初はどれだけ距離を伸ばせるか、ほとんど列車に乗りっぱなしでした。
だんだん、使うにつれ、ある旅行書の影響も受け、郵便局で貯金したり、美味しいものを食べたりと途中下車を楽しむようになりました。
この夏の18きっぷも列車乗りっぱなしという感じでしたが(休み日数と距離を考えると仕方がない)、四国予讃線の「下灘」や中央線の「奈良井」に途中下車してみて、自分にとっていろいろ発見があったりしました。特急列車に乗っているとわからないなと思いました。
これからも旅を重ねるにつれ、どんどん旅のスタイルも変化していくのだろうな。またそれも面白いと思います。
でも、その「東北本線全駅停車」はすごいですね。
恐れ入ります。

秩父鉄道、大塚愛の旅も興味深く読まさせていただきました。
またこれからの旅日記も楽しみに、ここに遊びに来ます。
ぜひ、「めーかん250のブログ」へも遊びに来てくださいね。
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