自宅での作業用に、簡単な彫刻台をつくってみました。ついでにこの彫刻台を使って、面に水平線を罫書く方法についても検討しました。
物置をあさってみたら、ちょうどよい角材や板材がありました(ラッキー!)。早速適当な大きさに切って釘で止めただけで完成!
普通の版画用の彫刻台よりも出っ張りの高さを高くしてみました。大きな角材を使いました。
実際使ってみると、出っ張りはもう少し高くても良さそうです。
確かに彫刻台があったほうが作業しやすですね。ただ、いつもこの台を使うわけではなく、面を手で持って作業することもよくあります。
ところで、彫りすすめていくと、だんだん凹凸が出て、目の左右の高さを確認したり、水平線を罫書き直すのが難しくなります。そのときに使うための治具(固定台)が欲しいものです。(能面教室には常備してあるのですが、自宅用にも欲しいとおもっていました。)
でも、今回作った彫刻台に、垂直の目印線を描いて、台を垂直に立てれば、面の表面に水平線を罫書くことができそうです。
実際には、写真のように面を垂直目印線に合わせてゴム輪などで固定するだけ。こうするとトースカンを使って水平線を罫書いたり、左右の高さを確認したりできるようになります。
(これだと、面がかなり低い位置になってしまいますね。面の下か台の下に角材など置くなどしたほうが使い勝手がよさそうです。)
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