能面ヴィオラ

最近、能面教室に通い始めました。能面とヴィオラにはいろいろ意外な共通点が!

地震の際の取材や報道

2013年04月14日 | その他いろいろ

きのうの早朝、淡路島を震源として大きな地震があった。(幸い大きな人的被害はなかったようだが。)

いつも某Nメディアがテレビとラジオで繰り返し報道する。それはよいが、取材のしかたがひどい。こんな取材のしかたや報道は、阪神大震災以前から同じ事が繰り返されている。いまさら書いても仕方がないが…

震源近くの役場に電話をかけて執拗に何か被害がないか、どういう状況かを聞き出す。むこうは宿直担当が丁寧に応対しているように聞こえるが、内心相当迷惑がっていることだろう。しかも、役場の人が言ったことを、アナウンサーが復唱する。半ば緊急事態で、電話取材に応じている場合ではなかろうに、聞いていて、大丈夫なんだろうかと心配になる。視聴者はこんな取材の様子を聞きたいわけではない!

毎回こんな取材がテレビ、ラジオで流される。我が家では、いい加減にしろ!とチャンネルを変えることになる。

それと、原発関連で「今のところ異常が発生したという情報は入っていません」という言い方も平気でなされているが、これも平気で流している感覚が理解できない。これを聞いた視聴者に、ほんとうの意味を勝手に解釈しろとでもいわんばかりの、悪文だろう。

災害の規模によっては、そもそも情報が入ってこないような状況なのかがまず知りたいが、情報は入っていないといわれると、連絡が取れないほどの状況なのかという解釈もできる。放送局はそのへんは全く触れないで垂れ流し。

異常とは、どういうレベルを指すのかもノータッチ

さらに、「今のところ」という表現もたぶん垂れ流しだろう。その後の報道も事業者の発表そのままの原稿を流すだけなのでは…

最大限好意的に解釈すれば、もう何十年も同じ取材、報道を繰り返している、ということはこういうのがベストではないけどこれ以上のいい方法も思い足らない、という線なのかもしれない。

それにしても何とかならないものかねぇ

 

 


最新の画像もっと見る