昨夜2006年5月14日(日)発掘!あるある大事典IIで「300円でできる!地震の安全対策」というのをやっていた。
なんとなく見ていたが、皿の置き方についてどういうのが崩れにくいか、というのを実際に起震機を使った実験で紹介していた。
下から、中皿、大皿、小皿がいちばん崩れにくいという結果。それはそれで面白かったが、番組の中での説明がひっかかっていた。一番下の皿よりも大きな皿を中間に乗せさえすればよいような説明だったように記憶しているが、本当にそんな説明でいいのか?
これは、地震計の原理と同じだろう。質量の大きい物体が小さな摩擦力で置かれていれば、床が左右に動いても物体はその場に留まるという‥‥
だから、本質的には
・大きな皿(質量大)を、摩擦が少なく、ポテンシャルの窪みがあるようなところに置く
というのがあの番組での皿の置き方のポイントなのだと思う。適度に滑る、というのが重要なはずだが、そこには触れず、単に皿の大きさだけで説明し(←記憶が定かではないか)、ゲストたちもうんうん、と頷いていた。あいかわらずの光景であった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます