メトロノームソフト「アウフタクト」
先週から急に思い立ったように手直し、バージョンアップを進めています。
先週あるコントラバス奏者から改善案をいただいたのに続いて、フラメンコギター奏者のgiorinoさんから嬉しいコメントをいただき、一気に火がつきました。
先ほどやっと暫定版ができました。
ここに置きました
今回の特徴は拍のパターンを簡単にいろいろとカスタマイズできるというものです。
従来は拍子の指定は1~6拍子の中から選択しましたが、今度は以下のようにします。
Beatというテキストボックスに以下のように数字を並べます。
慣れるとリストから選択するよりも素早く自分の欲しい動作を指定することができると思います。
たとえば通常の3拍子、4拍子は
それぞれ111、1111と指定(1は基準のビートに相当)
初期値として4拍子つまり1111が入っています。
6/8拍子を2つ振りにするような場合は
33
と指定します。ここまで書けばもうおわかりでしょう。
7/8拍子のような変拍子(2つ振り)は
34
と指定します。
よくわかりませんがフラメンコのコンパス、アレグリアスは
332222
という感じでしょうか。
基準ビートは1分間1~420まで設定できるようにしました。
次にbeat欄のちょっと変わった書き方ですが
たとえば4拍子で
1111
はどの拍も同じ放物線を描きますが
11 11
と指定すると3拍目の予備運動が他の拍より大きくなります。つまり空白をあける事で自動的に中強拍を表現します。
チャイコフスキーの悲愴の2楽章だと
11 111 あるいは 23
と指定すればそれらしくなると思います。
6拍子だと
111 111 あるいは 11 11 11
というくくりで指定してやればそれなりに中強拍を表現します。
22333
11 111
33 2222
などいろいろ指定してみて遊んでやってください。
●アウフタクトを背景色でサイン
実際楽器の練習などで使うと、視野の周辺に位置するため、指標の動きは把握できても、何拍めかはわかりづらいものがあります。そこで、右下の拍の数字の右側にあるチェックボックスにチェックを入れるとアウフタクトで背景色が変化するようにしました。チェックを外せば変化しなくなります。
これならよりはっきりとアウフタクトを意識できるようになると思います。
※変拍子の場合、放物線の動きを決定する下向きの加速度は一定にしています。そのため、次の拍までの長さの2乗に比例して高さが決まります。
一方、中強拍表示モードの場合は拍の長さが同じなため、無理やり加速度に相当するパラメータを変えて高さを変えています。ですから、ちょっと放物運動としては繋がりが不自然に感じます。(急に強い重力場がかかって重く感じるような動き)
放物線メトロノームについては、もう10年以上前に論文を書いたのですが、やっとここまで進化しました。(構想自体は当初からあったのですが、やっとその気になった、と言い訳‥‥‥)
先週から急に思い立ったように手直し、バージョンアップを進めています。
先週あるコントラバス奏者から改善案をいただいたのに続いて、フラメンコギター奏者のgiorinoさんから嬉しいコメントをいただき、一気に火がつきました。
先ほどやっと暫定版ができました。
ここに置きました
今回の特徴は拍のパターンを簡単にいろいろとカスタマイズできるというものです。
従来は拍子の指定は1~6拍子の中から選択しましたが、今度は以下のようにします。
Beatというテキストボックスに以下のように数字を並べます。
慣れるとリストから選択するよりも素早く自分の欲しい動作を指定することができると思います。
たとえば通常の3拍子、4拍子は
それぞれ111、1111と指定(1は基準のビートに相当)
初期値として4拍子つまり1111が入っています。
6/8拍子を2つ振りにするような場合は
33
と指定します。ここまで書けばもうおわかりでしょう。
7/8拍子のような変拍子(2つ振り)は
34
と指定します。
よくわかりませんがフラメンコのコンパス、アレグリアスは
332222
という感じでしょうか。
基準ビートは1分間1~420まで設定できるようにしました。
次にbeat欄のちょっと変わった書き方ですが
たとえば4拍子で
1111
はどの拍も同じ放物線を描きますが
11 11
と指定すると3拍目の予備運動が他の拍より大きくなります。つまり空白をあける事で自動的に中強拍を表現します。
チャイコフスキーの悲愴の2楽章だと
11 111 あるいは 23
と指定すればそれらしくなると思います。
6拍子だと
111 111 あるいは 11 11 11
というくくりで指定してやればそれなりに中強拍を表現します。
22333
11 111
33 2222
などいろいろ指定してみて遊んでやってください。
●アウフタクトを背景色でサイン
実際楽器の練習などで使うと、視野の周辺に位置するため、指標の動きは把握できても、何拍めかはわかりづらいものがあります。そこで、右下の拍の数字の右側にあるチェックボックスにチェックを入れるとアウフタクトで背景色が変化するようにしました。チェックを外せば変化しなくなります。
これならよりはっきりとアウフタクトを意識できるようになると思います。
※変拍子の場合、放物線の動きを決定する下向きの加速度は一定にしています。そのため、次の拍までの長さの2乗に比例して高さが決まります。
一方、中強拍表示モードの場合は拍の長さが同じなため、無理やり加速度に相当するパラメータを変えて高さを変えています。ですから、ちょっと放物運動としては繋がりが不自然に感じます。(急に強い重力場がかかって重く感じるような動き)
放物線メトロノームについては、もう10年以上前に論文を書いたのですが、やっとここまで進化しました。(構想自体は当初からあったのですが、やっとその気になった、と言い訳‥‥‥)
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