小学校の英語

ＮＨＫのニュースで、本格的に小学校から英語を導入することになったといっていました。そしてそこで流れた映像には、先生が見事に「グッドモーニング　エブリワン」と日本語の発音で授業をしていました。隣にはネイティブの先生の姿がみえましたが、これでは小学校で始めようが中学校から始めようが意味がないような・・・。せっかく小学校から始めるのなら、耳のよい子供達にぜひネイティブの発音をどんどん聞かせて欲しいものです。

これはいいわけになるかもしれませんが、小学生の頃からビートルズやアラベスクを聴いていた私は英語の勉強をとても楽しみにしていました。そして担任は新任の東大卒の英語の先生！これはラッキー！と思ったのもつかの間、先生の初めての授業で発した最初のフレーズは「グットモーニング　エブリワン。ハーワーユー？（ファイン　トゥー　サンキュウ　アンドユー？）ファイン　トゥ　サンキュー」でした。愕然としました。それからというもの、英語に興味があってもなんだか思うように成績も上がらず、しかも全くしゃべることはできませんでした。

私は言語の先生でもないので偉そうなことはいえませんが、言葉ってやっばり「聞く・話す・書く」の3つって大切だと思うのです。赤ちゃんも全く話せなくてもまず周りのひとたちの会話を聞き取って言葉を覚えていくじゃないですか。今まで中・高と6年間英語を勉強しても話せないのはそこにあると思うんですけどねー。

小学校から英語が導入されるといわれてから我が家は、学校で変な英語を覚えてこないよう上の子は4歳から英語教材をはじめました。まだ自己紹介と単語をぽろぽろいうくらいですが、実に発音がきれいです。もちろん母国語も大切ですが、英語はやらせるなら絶対に会話がどきないとダメ！というのが私の考えです。今、子供達と一緒に勉強中。だってこどもが話せて私が話せないなんて悔しいですもん・・・。

せっかく小学校から導入するなら、高校卒業したら日常会話くらいは誰でも話せるようになるプログラムをぜひ考えて欲しいものです。