意識格差？

今日は8月6日。この日にちを聞いてどれだけの人が62年前の出来事の事を思い出すのでしょうか。

1週間前あたりに新聞のコラムに女優の東ちづるさんのコメントが載っていました。東さんは広島出身だそうで、広島では幼いうちから平和に対する教育が組み込まれていて（なんか名前がついていました。「平和教育」だったかな？忘れちゃいました。）原爆の悲惨な状況を記した書物はもちろん、残酷な写真やケロイドのホルマリン漬けなど、逃げずにしっかりとみてきたそうです。そして東さんは日本人はみんなこういう教育をしているんだと信じて疑わなかったそうです。

上京して1番驚いたのが、その教育が広島だけで行われていたということだそうです。長崎でもこのような取り組みはきっとされているでしょうが、だとすると、原爆を投下された都市だけでしか「平和教育」はされていないということにならないでしょうか？


これはどうも納得いきません。ものすごく愛国心があるというわけではないけれど、やはり日本人にうまれてきた以上、この原爆の恐ろしさ、悲惨さ、残酷さをきちんと受け止めて平和であることの大切さを語り繋いでいかなければいけないのではないでしょうか？


確か2年前くらいにも書きましたが、長崎の原爆資料館に入る時は友達とふざけていましたが、出るときはもうみんな無言でした。そして涙が止まりませんでした。何もわからない人間もあの資料館にはいっただけでその恐ろしさ、悲惨さがわかるのです。そこにある資料は当時のほんの一部でしょう。これが62年前には、日本のなんと2箇所にこの悲惨な惨状が広がっていたのです。


私が原爆投下の事実を知ったきっかけは小学校で「はだしのゲン」のアニメ映画でした。
このインパクトは想像以上に大きく、心に「戦争は絶対にいけないんだ」としっかり刻まれたものでした。
しかし、今回フジテレビで初めてドラマ化されるということもあって、「はだしのゲン」を読んだことの無い人にインタビューをしている場面をみて愕然としました。

「はだしのゲン」を知らない人がいる・・・・・。


私は少し早いかとも思いますが、娘たちにこの「はだしのゲン」のドラマをみせようと思います。






今日、先日被災した友達のお見舞金の事後報告がありました。25人の協力で17000円あまりが集まり、無事送金されたそうです。もう少し送ってあげたかったけど、あまり大事にできなかったこともあったからこんなものかしら。
今、避難所からはでられたそうで、実家のある東京で静養しているということです。
地震直後はプールに入るために更衣室で着替えをしていたところで、ロッカーの下敷きになってしまったそうです。でも、かすり傷ですんだそうなので本当よかったです。ただ、やっぱり子ども達の心が心配です。


さあ、明日仕事いったら旅行だ！