今年は、海外旅行よりも多く国内旅行へ行くことが多かったです。
1、Prasat Preah Vihear(プレアヴィヒア寺院)
その数少ない海外では、5年振りに実現したカンボジアの「プレアヴィヒア寺院」です。前回シェムリアップへ行ったときはちょうどタイとの国境と言う事もあり渡航の注意喚起がされていました。現在はまったく問題はありません。多くの観光客が集まってきていました。
当時、一応紛争は収まっていたので、行くことは可能だったようですが無理をしないでよかったです。そんな思い入れがあってここは、念願叶ってという思い入れが強いので一番目に印象に残った旅としておきます。
カンボジアの紙幣「2000リエル」
のデザインにもなっています。現在修復中なのが残念ですが、銃弾の痕が残っていたりします。
世界遺産なので、訪れる価値は十分にあります。さらに参道を進むとここが天空の寺院という理由がわかります。
2、アンコール発祥の地と言われる聖山「プノン・クレール」と水中遺跡「クバール・スピアン」
カンボジアのシェムリアップ郊外、アンコール発祥の地と言われる聖山「プノン・クレール」と水中遺跡「クバール・スピアン」5月で水の少ない時期でしたが、カンボジアで、40分~50分「クバール・スピアン」へは、軽いトレッキングをして来ました。
水量としては、8月頃からがいいようです。
カンボジアのシェリムアップは2回目でしたので、どちらかと言うと前回行かなかったところを重点的に行きました。
カンボジアはプノンペンを含めると3回目です。その2018年1月1日は、世界遺産に登録されたばかりの「サンボープレイクック遺跡」に行く道にある、国際連合カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の国民選挙に尽力して銃弾に散った「中田厚仁(なかたあつひと)」さんのお墓を訪問しました。
その模様は「note」に書いています。
『カンボジアの平和の夜明けを目指した日本の青年「中田厚仁さん」の墓へ 』
3、わたらせ渓谷鐵道
国内に目をうつすと、世界遺産「富岡製糸場」から向かった桐生駅発のわたらせ渓谷鐵道の旅が印象的です。あいにく、雨模様の旅程になりましたがなかなか風情があってよかったです。宮脇俊三さんの著書「時刻表2万キロ 」では、ここの終点駅「間藤駅」が終着駅と記されています。
また、この鉄道路線の「足尾駅」は吉田秋生さんによる漫画作品「海街diary コミック 」を映画化した時に、三姉妹が降りた古風な駅としてロケ地に使われました。
4、北海道新幹線
撮り鉄ではありませんが、初めて北海道新幹線で「新函館北斗」から「新青森」へ乗車しました。なかなか快適であります。札幌延伸まではまだまだですが、これが本格的に稼働すれば、旅のあり方が変わるような気がしています。
新函館北斗から青函トンネルに入り新青森まで快適な旅でした。
5、太宰治の疎開の家
津軽鉄道の「金木駅」と言えば、太宰治です。その中でも「斜陽館」が有名ですがやはり「疎開の家」が印象に残ります。のどかな原風景を走りぬける「津軽鉄道」も情緒があります。
斜陽館の通りを渡って向かえ側にある「三味線会館」では、ライブ演奏を聴くことができます。弦が力強く響き和製ロックの音域に変わります。
6、津軽富士と言われる岩木山
山岳バスとリフトを乗り継ぎ、さらに山頂を目指すには40分ほどのトレッキングが必要です。天候に恵まれて快適な運動ができました。
また、下山後のバス停「岩木山神社前」から徒歩13分ほどにある「百沢温泉」が見事な効きでした。
7、平泉
世界遺産の旅のひとつとして、行ってみました。雨模様なので「るんるんバス」を使って移動しましたが、双方向でないワンウェイなのであまり効率のよいまわり方はできなかったです。
それよりも、帰りに臨時列車「ジパング」に乗車できたのはラッキーでした。
外観はこんな感じで、鉄道マニアの人達がたくさん写真を撮る姿を見かけました。
8、石川啄木記念館
いわて銀河鉄道を使って行くつもりだったのを、急遽降車するバス停からの方が近いとわかり変更。弘前駅で待っていると長蛇の列。石川啄木がこんなに人気のわけがないし、年齢層も若い方から夫婦らしき人までと幅広い。
「アピオ岩手産業文化センター」のバス停で次々と下車していく、バスの窓から見るとすでにいろんな人が並んでいる。水樹奈々さんのコンサートがあるようでその人気振りにビックリです。
近くに石川啄木の石碑があるというので、行ってみることにします。歩いて10分ほどでした。
9、金田一温泉の座敷わらし
有名な緑風荘をタクシーで目指します。たしかカシオペアタクシーの運転手さんにはよくしていただきました。
まずは亀麿神社へ行きます。
温泉はまろやかで「座敷わらし」の部屋の見学ができます。
ここに宿泊するには、かなり前からの予約が必要なので、次ぎのいわて銀河鉄道が来るまでに駅に戻ります。
10、いわて銀河鉄道から青い森鉄道を乗り継いで。
八戸では、時間によっては、「いわて銀河鉄道」・「青い森鉄道」とならび、向かって左のホームには「JR線」が横並びになります。
写真には写っていませんが、まさにこの時間に三両の鉄道が並んでいました。
ともに一日フリーきっぷがあるので、乗り降り自由なのですが、なかなか有効には活用はできませんでした。
「いわて銀河鉄道」・「青い森鉄道」は、主要な観光場所が、駅から離れていているためです。今回は、乗車を目的にして移動を楽しむ計画でしたので満足です。
8月のお盆期間中は、久しぶりに飛行機を使わない旅をしました。
札幌を起点とした旅の想い出メモとして残します。