前回ver4の「シェービングセット」の使用感をレポートしてみようと思います。
実は、この本体に指定されている「替え刃」は、現在のハイドロシリーズではなく、「クアトロシリーズ」が指定されています。
そこで、純正の「シック マイスタイル 」に付属の「替え刃」と剃った感じ方の違いが思った以上にあったので書き留めておきます。
前回の「おっさんコスメ・・・」では、このひげ剃りセットを取り上げています。
このSchickシェービングセット(マイルスタイル)で、気になるのは「ゾーリンゲン(Solingen)製のカミソリ」を使った五枚刃であることです。
この「ゾーリンゲン(Solingen)製」にこだわってみると長年販売されている「両刃カミソリ」で健在です。クラシック・レイザーとも言われ、最近では積極的に使う人は少ないと思いますが、トラディショナル世代などは一本もっていても不思議ではありません。
※ゾーリンゲンは都市の名前で、刃物博物館「Deutsches Klingenmuseum Solingen」があります。
有名なのは「ゾーリンゲン・メルクール社」でしょうか?ドイツ読みの「メルクール(MERKUR)は、英語ではマーキュリー (Mercury) でローマ神話に出てくる神だそうです。今では、クイーンのフレディ・マーキュリーやアメリカのフォード車のブランド「マーキュリー」などしか思い出せないほどカミソリのブランド名を忘れていました。
価格: 6,463円 感想:9件 |
メリクールの「333c」モデルは、創業当時から作られているモデルで、その改良版は「334」があり一般的になってます。
このように、ひげ剃りになんだかこだわってしまうのは、何でしょうか?
たまに、旧モデルになって、ワゴンで本体+替え刃付きが販売されるのを見て、購入を決めたりします。それ以上に替え刃が高いというビジネスモデルなので伝統的なひげ剃りモデルに回帰する人も多いと聞きます。
両刃カミソリはさておき、この限定カミソリシリーズの「そり味」が使って見てわかりました。
この本体には、チタニュームを使っている「クアトロ5シリーズ」の替え刃が指定されています。またまた、難解なのですが、先ほども述べましたが、最近主流のハイドロシリーズは使えないので注意が必要です。
それが、このクワトロ5シリーズの替え刃とこのマイルスタイル本体に付属する「ゾーリンゲン製のカミソリ」では全然違うのです。
そり味というよりも、「剃り音」が、「ゾーリンゲン社製」はジョリジョリといった理髪店の軽快な剃り感が感じられるのに対して、「クアトロ5」は、現代的な音も無くスムーズにといった具合です。そんなにヒゲが濃い方ではないので、「ゾーリンゲン社製」の刃を使う方が心地良い朝の身支度ができそうです。
※最近では、「Schick」では、定期購入というかサブスク「一定期間の利用に対して、代金を支払う方式」がカミソリの世界にも導入されています。
この方式は、替え刃を買ってくるのが面倒だったり、新製品が出たりお得なセットが出たりで、本体がたくさん余って非効率になってしまっている私には都合がいいのですが、何分カミソリ本体が、使い捨てぽい雰囲気で好きになれないです。
今まで使っていた「振動系カミソリ」は、指定されている替え刃に余計な電池がついていたりして困ってしまいます。(ハイドロシリーズであればすべて使えますが・・・)
「剃り味」を求めると、肌に優しくスムーズに早く剃り上がる最先端なチタニウム素材がいいのだと思いますが、ドイツの刃物の街ゾーリンゲンのヒゲを剃る音の違いの虜になりそうです。
数量限定で発売されたSchickシェービングセット( マイスタイル)の専用替え刃は「LOHACO」にて現在のところ購入可能なようです。
剃り味が、クアトロ5・4シリーズと違いがはっきりわかるのでお試しを。