(あとで書き直すつもりです)
図書館で借りた、「おぼえていても、いなくても」を読む。
著者は蛭子能収氏。あのエビスさんである。
サンデー毎日に連載されていたものから選抜してまとめた本らしい。
この本が出た当時はMCI(軽度認知障害)と認知症の初期と診断されていたころだと思うんだけど、TVで見せるような破天荒というかいい加減というか自分勝手なところはあまりなく、むしろ常識人だと思わされるような文章が多数。
働くことを真面目に考えており、また働くことに人生の中でも重きを置いているようだ。何回も「働くことは大事」とか「働くのが一番」という記述が出てくる。
テレビ東京の「ローカル路線バスの旅」では、和室に泊まるのがいやだというのを太川陽介に頻繁にいじられていたが、トイレが共同だったり洗面所が廊下にあったりしていちいち外に出なければいけないからいやだ、という理由が書かれており、読めば当然のことで、意外と常識人なんだなぁ、と思った。
しかし、この人、友達はいなくてもいいが奥さんだけはいなければ困るという人で、前妻ががんでなくなったあと、女性誌の企画か何かで後妻を娶ったんだな。
変わっている人だとも思うけど、奥さんいなかったら困るというのもそのとおりなんだろう、結婚したことないからわからないけど。
サンデー毎日での連載はまだ続いているらしい。。読んでもいいかもしれないな。
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