会社休んで病院の帰り、あっちこっち行きそびれた挙げ句「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」をイオンシネマ板橋まで観に行く。
一言で言うと、加藤和彦はとんでもない才人だった。
若いころの「帰ってきたヨッパライ」「あの素晴らしい愛をもう一度」で有名だけど、それ以降の活動はあまり知らない。というのも、私がまだ子供だったからで、知らないというかついていけなかったというか。
音楽活動だけではなく、結婚、離婚、再婚、その他生活スタイルはイカしているというかなんというか。
最初の妻が乗りたいといったからロールスロイス買って、置くところがないから引っ越してなどなど。
私よりも一回り以上上の世代なので(大体、全共闘世代というか団塊の世代だ)、作られた歌以外にあんまり親しみは感じていなかったのだが、世代のなかでも図抜けた、本当の才人だったんだなぁと思う。
沢山の人がインタビューに答えているが、やはりきたやまおさむが出色。
この人も70代後半なのにおしゃれなのがわかる。まさに盟友。
日比谷のシャンテで観たかったが、いつのまにか上映回数が減っていて時間が合わず。散々探してイオンシネマ板橋で観ることになった。
余りよく知らなかったが、意外とここはいい。イオンシネマ全体もいいみたい。
大人は1800円で観られる。60歳以上のシニアではなく、55歳以上のGG割引(じじぃか)で1100円で観られる。最近シニア料金も上がり、1300円のところが多い中、ここは助かる。
各スクリーンも悪くないし、私が観た部屋はドルビーのなんとかいうスペッシャルな音声設備を導入していたらしい。
近くにあったら通うんだけどなぁ、残念だ。