60歳、還暦、定年を迎えてもしつこく会社に通うおっさんのブログ(旧:風に吹かれて)

60歳定年を迎えても我慢して会社に通う(働いているとは言ってない)おっさんの右往左往、沈思黙考する毎日。

2024/9/6 「きみの色」

2024年09月06日 18時55分42秒 | 映画

仕事帰りに「きみの色」を観る。
「この監督って京都アニメーションの人だよな、きっと面白いに違いない」とか、「長崎が舞台らしい」と知って、私は長崎が大好きなので、ロケの舞台というだけで観たくなる。

当日はよっぽど、大ヒットしている「ラストマイル」 観に行こうかとも思ったが、混んでるのでやめる。

日比谷東宝(最近はTOHOか)の第3スクリーン、約100席、客入りは半分くらいか。思ったよりもヒットしてないな。
寮のあるミッションスクールの女子校が主な舞台で、そこの生徒が主人公。

・・・うーん、この映画、面白いのか?
ある日突然、偶然出会った3人がバンドを作る。
3人にはそれぞれ色々なバックグラウンドがある。
女子校の学園祭に出演するのだが・・・・・・

週が明けて、スマホのトップページというか、なんか私の趣味趣向に合わせたサイトが表示されるページにも「きみの色」の素人映画評が表示されるようになってきた。
あんまり評判良くないみたいね。曰く、短編でできる話を長編にした、とか、なんか色々。
それでも、映画はとにかく観なければ始まらない。他人の映画評は色々言うけど、自分が観たものが全て。

小学校低学年か幼稚園くらいの女の子が母親に連れられてきていたのは微笑ましかった。こういう経験を大事にして欲しい。俺も小学校に入る前に母親に「ゴジラ」や「東映まんがまつり」連れていってもらったものだ。


「ぼっちざろっく」観に行った方が良かったかな・・・・・・

エンドクレジットで、知り合いの名前を発見。ふーん、そういう会社に転職していたのか・・・・・・

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2024/08/31 国立で忌野清志郎展+α

2024年08月31日 16時24分38秒 | 映画
Twitterで、忌野清志郎のイラストの展覧会兼身に着けていたアクセサリーの展示兼アクリルスタンドの販売兼Tシャツなんかの販売があると言うのを知り、もう午後遅いから間に合わないかゆっくりできないなぁと思いながら出かけてみる。

国立に行くのは何年ぶりだろうか。忘れようとしても思い出せない(パタリロ調、いやバカボンのパパか)。

駅近くにこんな小径があったのか。

清志郎の遺した絵の数々を鑑賞、Tシャツはサイズ売り切れで買わず。

そのまままっすぐ帰ろうとしたが、ふと見ると文房具店。当然立ち寄る。
中に入るとbun2の最新号とバックナンバーを発見、当然いただく。

さらにふと見るとロージナ茶房を発見。
ココ、有名な店だ。



外から眺めるだけだと、そこはただの風景でしかない。10分でも入ってみれば、そこは「一度行ったことがあるところ」になる。
ドキドキしながら思い切って入ってみる。二階があるらしい。上がってみる。ドキドキ。
空席を見つけ、座り、持ってきたメニューをみて、コーヒーとブルーベリーチーズケーキを注文する。

奥の方で大きな声がする。常連なんだかグループなんだか。まぁいい。
一度入ってみることが大事だったのだ、もう帰ろう。
1,050円払って店を出る。
これで、国立に来ることがあればまたいつでもこの店に入ろうと思える。

文房具店は、金文堂と言うらしい。
忌野清志郎が画材を買いに来たこともあったらしい。
なんという偶然。

国立にいたのはほんの1時間程度だが、清志郎のイラストをみて、知らなかった文具店を知り、愛読しているフリーペーパーのバックナンバーと最新号を手に入れ、名前だけは知っていた喫茶店に行ってみることもできた。えらく濃密な1時間だった。
こうやって、ほんの少しでも外に出れば、何か得るものはあるのだなぁ。

------ここまで9月4日14時14分に記す。

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2024/8/19 「太陽の恋人 アグネス・ラム」

2024年08月19日 21時00分00秒 | 映画

神保町シアターで一週間だけ「太陽の恋人 アグネス・ラム」が上映されるというのを聞きつけ、多忙な日々の合間を縫って観に行った。

19日は遅番だったので19時過ぎに退社したらちょうどゲリラ豪雨と重なり、神保町駅を降りると土砂降りと雷鳴がとどろく。
よっぽど帰ろうかと思ったが、「今日観ないと一生観られない」と考え(思い込み)、ずぶ濡れになりながら劇場まで歩く。
満席で観られなかったら困るな、と思ったが、始まってみたら客は20人ほどだった。

21時からの25分間のショートムービー。映画というよりプロモーション映像みたいな感じだな。

オープニングでは、アグネスは、スカイブルーのカルマンギアに乗り、その後自宅ではないと思うが、まぁ自宅風の家にはオレンジ色のカルマンギアもあり、ほかにもMGのオープンカーでハワイの道をドライブする。
こんなん、封切りのときに観ていたら全然気にしていなかっただろう。この歳になってクルマ好きだからそういうところに目が行く。1976年の映画だから48年前か。この頃はカルマンギアも沢山タマがあり、値段も安かったはず。今は200万なんてのがざらだものなぁ。

2,3分程度のインタビュー場面はあるが、それ以外にはセリフもしゃべりもなく、ただイメージ映像が流れるだけ。但しBGMは高中正義で、ここだけはポイント高いかもしれない。wikipediaにも「いかに高中正義がアグネスのファンだったか」が書いてある。

観ながらボーッと考えていたけど、グラビアアイドルの嚆矢というか、アグネスからグラビアというのが始まった気がする。ビキニ姿を写真に撮られるだけで成立したアイドルは彼女が最初だろう。

いやー、懐かしかった。中学生のときに明大前の正栄館で上映してたらしいのだが観に行けず、クラスメートにポスターだけ買ってきてもらったのだけど、当時観ておけばなぁ。中学生の柔らかくて敏感な感受性に深く染み込んだであろうに。

これこのように、実行力というか行動力が伴わない人生だと、こんな歳になってから中学生時代に見逃した映画(映像)を観るために土砂降りのゲリラ豪雨の中、遅番の仕事帰りにわざわざ神保町まで観に行かなければいけなくなってしまうのだ。

この話しまた書くけど、年始にお年玉もらって、欲しいものを買うなどして使う子と使わずに貯金する子がいる。この歳になって思うのは、使った方が後々の人生にとって絶対に有益であるということ。
使わないで貯金して「ほら、10万円貯まったよ、スゴいでしょ」なんていう子供がいるが、成人して働きだせば100万円なんかすぐに貯まる。
子供のときの1万円でえた経験、体験は、大人になってからの100万円で行く旅行、食べ物、遊びなんかよりも、ずっと心に残って有益なんだと思う。

閑話休題。

映画を観終わって、9時25分。神保町シアターは地下一階にあり、階段で昇り降りするのだが、昇るときに途中の踊り場まで上がったところではぁはぁ息継ぎしている、大変太った人がいる。
・・・・・・大変だなぁ。他人事とは思えん。もうちょっとカラダを動かそう鍛えようと思った。

更に閑話休題。

閉店間際のスーパーで買い物して帰る。帰る途中、なぜか急にブルーハーツの「1000のバイオリン」が聞きたくなる。
ビール飲んで一息ついて、先日、CD販売を終了した山野楽器銀座本店で最後に買った「ブルーハーツスーパーベスト」をPCで流しながら、スマホで検索、PCで検索。

Amazon musicにはカバー盤しかなく、apple musicで発見。さらに探すとyoutubeにブルーハーツ公式があることに気がつき、なぜか江頭2:50が浜松町のカラオケ屋で歌っているyoutube を見る。

折角なのでシングルをダウンロード。聴きながら何回も歌う。なんでか泣きそうになる。
いい加減寝ようと思い、もう朝方の4時に何回も聴き、泣きながら歌う。

ブルーハーツは「ラブレター」「人にやさしく」なんかが好きだったはずで、「1000(1001)のバイオリン」にはそんなに興味がなかったはずなのだが、なんでだろう。今日もアタマの中で勝手にリフレインされている。

俺が死んだときには、葬式でブルーハーツをかけてほしい。でも、死んだ自分は聴けないんだな。
あと、RCとエレファントカシマシとストリートスライダーズもかけてほしい。

弟がファンクラブはいるくらい好きだったMODSは葬式のときにかけてあげられなかったな。いつかかけてあげよう。

あ、エレファントカシマシと言えば、8月4日だったかな、栃木県真岡市でのNHK「のど自慢」で「風に吹かれて」を歌って合格した女の人は良かったなぁ。
測量会社で文化財の発掘をやっているとかで、自分のテーマソングだそうだ。
NHKプラスで見返したのだが、歌いだしは緊張していたが途中で自分のペースをつかんだようでのびのびと歌いだした。中島みゆきを歌いそうな雰囲気と声だったので意外だった。
こういう人もエレカシを自分の応援歌にして頑張っているんだなぁ、と。
そういや、「のど自慢」という映画もあった。井筒和幸監督作品だったっけ。
Amazonプライム にあるんだな。

見るともなしに観始めた日曜昼の「のど自慢」で、あんまり好きではなかったが、このエレカシ歌ったお姉ちゃん見て考えを変えた。この舞台に上がるまでに、ひとそれぞれ、色々な人生がある。



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2024/6/28 「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」

2024年06月28日 15時10分05秒 | 映画

会社休んで病院の帰り、あっちこっち行きそびれた挙げ句「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」をイオンシネマ板橋まで観に行く。

一言で言うと、加藤和彦はとんでもない才人だった。
若いころの「帰ってきたヨッパライ」「あの素晴らしい愛をもう一度」で有名だけど、それ以降の活動はあまり知らない。というのも、私がまだ子供だったからで、知らないというかついていけなかったというか。

音楽活動だけではなく、結婚、離婚、再婚、その他生活スタイルはイカしているというかなんというか。
最初の妻が乗りたいといったからロールスロイス買って、置くところがないから引っ越してなどなど。

私よりも一回り以上上の世代なので(大体、全共闘世代というか団塊の世代だ)、作られた歌以外にあんまり親しみは感じていなかったのだが、世代のなかでも図抜けた、本当の才人だったんだなぁと思う。

沢山の人がインタビューに答えているが、やはりきたやまおさむが出色。
この人も70代後半なのにおしゃれなのがわかる。まさに盟友。

日比谷のシャンテで観たかったが、いつのまにか上映回数が減っていて時間が合わず。散々探してイオンシネマ板橋で観ることになった。
余りよく知らなかったが、意外とここはいい。イオンシネマ全体もいいみたい。
大人は1800円で観られる。60歳以上のシニアではなく、55歳以上のGG割引(じじぃか)で1100円で観られる。最近シニア料金も上がり、1300円のところが多い中、ここは助かる。
各スクリーンも悪くないし、私が観た部屋はドルビーのなんとかいうスペッシャルな音声設備を導入していたらしい。
近くにあったら通うんだけどなぁ、残念だ。


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2024/6/19 「蛇の道」を観に行く

2024年06月19日 18時20分48秒 | 映画

角川シネマ有楽町に「蛇の道」を観に行く。
黒沢清監督によるセルフリメイク。柴咲コウが好演。日本アカデミー賞の主演女優賞候補だろうな。
ここは読売会館こと旧有楽町そごう、現ビックカメラが入っている有楽町駅前の建物の8階にある。初めてかな。今どきはこういう映画館も減った。

他にも観たい映画はあるが、働いているとなかなかうまいこと時間が取れないというか合わないんだな。
「トノバン」だってもうロングランになりつつあるのにまだ観ていない。

映画も観たい、テレビも観たい、本も読みたい、遠出もしたい、などなどしたいことは沢山あっても人生の残り時間には限りがある。優先順位つけて、一つ一つ楽しみながら片づけていくしかないな・・・・・


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2024/6/14  「あんのこと」を観る

2024年06月19日 12時09分46秒 | 映画

金曜日の夕方、「あんのこと」を観に行く。

腹の奥にズン、とくる映画だった。
公開規模は大きくないみたいだがヒットしているようで何より。

また、こういう、決して大ヒットするとは思えないかもしれないが作る必要があると思われる映画に出資した木下グループはエラいと思う。実際に作ったのはキノフィルムズか。





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