2023年もあと数時間で終わりですね
今、紅白をBGMにやっと
 | 宝塚GRAPH(グラフ) 2024年 01 月号 [雑誌] 宝塚クリエイティブアーツ |
グラフ1月号をめくっています。
2023年は、過去最大の逆風が吹きました。
若い命を絶ってしまった仲間がいるということは、本当に悲しく痛ましいことです。
2度と同じことが起こらないように歌劇団に改善が求められることはあるでしょう。
その前に、彼女が死を選んでしまった経緯に関しては、冷静によく検討すべきです。
今年の頭から文春報道は何度もありましたから、その時に毅然とした対応が必要でした。
私には、文春報道以降、彼女が追い詰められていったようにしか報告書は読めませんでした…
本当に罪深いです、文春は。
弁護士会見で、どんどん「パワハラ」が独り歩きしていますが、従来のスケジュールで髪飾りの作り直しが前日深夜になったからパワハラ、ってそれはいくらなんでもムリがあるでしょ…
今も的はずれな報道には怒りが湧きます。
そして、110周年のタカラジェンヌの皆さんへ
夢を持って宝塚に入った皆さんを、ファンは応援し見ています。
宝塚が110年続いてこられたのは、上級生から下級生に伝統のバトンを渡してきたからです。
そんなの関係ない、壊したらいい！というなら宝塚でなく自分たちで劇団を作ればいいし、宝塚は宝塚でなくなります。
伝統は改善しながら受け継いていくものです。
受け継ぐものがある場所にいられるのは、とても価値がありありがたいものなんですよ。
今は逆風の中、色んなものが信じられなくなるかも知れません。
でも、信じてまっすぐ道を歩めば必ず再生の日は訪れます。
世の中はそんなにひどいことばかりは起こりませんよ。
タカラジェンヌの皆さんよりちょっと年のいった私にはわかります。
ゆっくり体を休めて、美味しいものも食べて、仲間と語り合って、あなたのタカラジェンヌ人生を存分に楽しんでください。
私は来年、「110周年おめでとうございます✨」と高らかにお祝いしたいです。
いつまでも、信じて待っています。
