“セイコーファイブDX”
当店でも修理のご依頼の多いモデル。
実用時計として酷使されたものが多いのですが、
その分、お使いの方の愛着が深いのも特徴です。
こちらのファイブDXも、かなりお使いになられた様子。
以前に他店でオーバーホールされた事があるとのこと。
カレンダーの具合が悪く、オ-バーホールと共に
その修理もご依頼を受けました。
ケースから、ムーブメントを取り出します。
曜日が回りきらない状態で、引っかかっている様子。
文字板を外してみると、
曜板がカシメ部から外れていました。
以前にも修理された形跡があり、ディスクのカシメ部が歪み変形してます。
メーカーでもパーツは絶版のため、出来るだけ歪みを修正してカシメ直します。
更にこちらの時計、ディスク下のバネ先端が、上向きに飛び出していました。
このままでは、日板が回転するときに、擦れて抵抗になり良くありませんので、
修正します。
これでスムーズに作動するようになりました。
その他、力のかかる香箱の修正等、オーバーホールを施します。
ケース・風防にもキズが多数、ヒビも見受けられます。
風防を取り外します。
こちらの風防、なんとか新品のパーツが入手できました。
ポリッシュしたケースに取り付けます。
専用の工具で絞って入れる、テンションリング方式の風防。
貴重な風防ですので、割らないように慎重に取り付けます。
エッジもしっかり立って、シャキッとします。
仕上がったムーブメントを、ケースに収め、
ピカピカに!!
と、ここでもうひと手間。
社外品の金属ベルトで幅の狭いものが取り付けてあったので、
スペーサーとなるスペア管を追加して、ガタつきを無くしておきます。
バンドが取り付き、
完成!!
当店でも修理のご依頼の多いモデル。
実用時計として酷使されたものが多いのですが、
その分、お使いの方の愛着が深いのも特徴です。
こちらのファイブDXも、かなりお使いになられた様子。
以前に他店でオーバーホールされた事があるとのこと。
カレンダーの具合が悪く、オ-バーホールと共に
その修理もご依頼を受けました。
ケースから、ムーブメントを取り出します。
曜日が回りきらない状態で、引っかかっている様子。
文字板を外してみると、
曜板がカシメ部から外れていました。
以前にも修理された形跡があり、ディスクのカシメ部が歪み変形してます。
メーカーでもパーツは絶版のため、出来るだけ歪みを修正してカシメ直します。
更にこちらの時計、ディスク下のバネ先端が、上向きに飛び出していました。
このままでは、日板が回転するときに、擦れて抵抗になり良くありませんので、
修正します。
これでスムーズに作動するようになりました。
その他、力のかかる香箱の修正等、オーバーホールを施します。
ケース・風防にもキズが多数、ヒビも見受けられます。
風防を取り外します。
こちらの風防、なんとか新品のパーツが入手できました。
ポリッシュしたケースに取り付けます。
専用の工具で絞って入れる、テンションリング方式の風防。
貴重な風防ですので、割らないように慎重に取り付けます。
エッジもしっかり立って、シャキッとします。
仕上がったムーブメントを、ケースに収め、
ピカピカに!!
と、ここでもうひと手間。
社外品の金属ベルトで幅の狭いものが取り付けてあったので、
スペーサーとなるスペア管を追加して、ガタつきを無くしておきます。
バンドが取り付き、
完成!!