●ココロの風邪(過去)
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2度目の通院から2週間…
ただただ怯える毎日でした。
何が怖いのか分かりません。
どうして怖いのか分かりません。
食べなければ…
と思い、自分の動く部屋である車で最寄りのコンビニへ。
恐怖で気が狂いそうになりながら弁当を購入。
アパートに帰ると疲れて動けなくなって…
数時間経って食事…
暗いのも怖いから、電気を付けっぱなしで…
静かなのが怖いから、テレビも付けっぱなしで…
でも、テレビの情報は全く頭に入らないから、見るわけでなく…
丸くなって…
唯一思ったのが
どうしてこうなったんだろう…
そんな生活が2週間。
3度目の通院となりました。
眠れないし予約制ではなかったので、朝一番に病院へ。
医師に聞かれました。
今度は会社を休んだよね？
真っ白な頭の中…
前回の通院で、病院から出た時、世の中全てが怖くなってしまいました。
コンビニに弁当を買いに行くのも怖くて…
どうして、私のココロはバラバラに砕け散ったんでしょう？
どうやったら、元の形に戻るんでしょう…
医師は静かに…優しく語りました。
元の形に戻るなんて、考えないで下さい。
元の形に戻ったら、また同じようなことになるかも知れません。
ココロの形は変わるものです。
無理に元の形にしようとしないで、少しずつ自分が生きやすい形を作っていけばいいんです。
この言葉が、後の自分の人生に大きな影響を与えた言葉になりました。
砕け散ったココロの欠片をひとつずつ拾って…
元の丸じゃない…
新しい形を作っていくことになりました。
でもこれは、随分先の話…
2度目の通院で医師に言われたとおり、3年ちょっとの休む期間が必要になりました。
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