山菜がおかしい

⚫グルメ・料理(今日)

昨日は暑い一日だったので...

2週間くらい時期が遅い今年ですが、今朝5時半に出発して、近所の山の爺以外あまり入らない場所に行ってきました。

1ヶ所目はゼンマイ、タラの芽、コシアブラ、しおで(こちらではしゅでと呼ばれています)が採れるところ...

ときどきゼンマイが見えます。

でも、ゼンマイを採る程、量は出ていません。

ゼンマイはスルーしてタラの芽を見ると...

脇芽もあって良さそうなタラの木ですが、タラの芽自体がまだ育っていません。

タラの芽もスルーして、次はコシアブラ

どうしても背景にピントが合って、ピンぼけになりましたが、コシアブラも先端が緑になっているだけで育っていません。

いつものG.W.だと、これらの山菜は終わる季節なのですが...

今年は始まってもいません。

最後の砦は、しゅで(しおで)...

山のアスパラガスと呼ばれる山菜です。

ありました。

写真の真ん中に細長く写っているのが、山のアスパラガスと呼ばれる正式名称しおで(こちらではしゅで)です。

しかし...

例年だと、太いしゅでが出ている時期ですが...

太い物はほとんど見えません。

そして、このしゅで...

量を採るのがとても大変な山菜です。

まず、出る場所を知らなければ、ほとんど出会えません。

しかも、他の山菜みたいに集団で生えてい無いのです。

平らな場所でも少ししゃがみながら眺めていると...

所々にヒョン...ヒョン...としか出ていない山菜なのです。

太さは木の芽より太いので、採れる数が少なくても量にはなりますが、木の芽みたいにワサワサと出ている山菜ではありません。

朝から、他の山菜も探しながらしゅでを採ったのですが...

11時過ぎまで頑張って、

これしか採れませんでした。

しゅでも今年は遅いです。

まだ、誰も騒いだ跡がない場所でしたが...

普段の半分くらいの量で、例年より細いのが多い感じでした。

本気のしゅでも見付けましたが、まだ土から出てきたばかりで、

採れる長さではありませんでした。

でも、しゅでは細くても山のアスパラガスと呼ばれるだけあり、柔らかくて味もアスパラガスに近い、とても美味しい山菜です。

妻が大好きなので、爺は一口味見して...

妻の夕食のオカズにします。

次に向かったのは...

爺しか知らない、木の芽と太い山ウドが採れるポイント。

例年だと...

今の時期はウド育ち過ぎでアウト。

最後の木の芽を採る感じなのですが...

何一つありません！

アケビのツルが木のてっぺんまで巻きついていて、ウドも大木となって食べられない時期なのですが...

全くありません。

やはり、今年の爺が騒ぐ山は2週間程度季節が遅れていました。

時間は12時半過ぎ...

山はダメなので、平場のポイントへ向かいました。

平場は早い者勝ちの採り合いなのですが...

爺、1ヶ所秘密のポイントがあります。

木の芽がワサワサと出て、今の時期だと山タケノコが1時間で100本以上採れるポイントです。

新潟はラーメン王国...

平場へ移動する途中にある、有名なラーメン屋さんには13時くらいだったのに、20人くらいの行列が出来ていました。

爺はお昼も食べずに平場のポイントへ移動...

900mlのコーヒーと500mlの0カロリーカルピスを飲みながらの山菜採りです。

平場のポイントは...

やはり景色がおかしいです。

山より低いので、アケビのツルが木の上まで伸びていて不思議じゃないのですが...

いつもよりツルの高さが低いです。

それでも1時間くらいで

このくらい採れました。

でも...

太い木の芽が例年より少ないです。

ご近所さんに持っていくにはお粗末な木の芽なので、爺の夕食のオカズにします。

木の芽はどちらかと言うと目線と同じか上を見て採るのですが、山タケノコは地面を見て探します。

木の芽を一通り採ってから、山タケノコ探しを始めたのですが...

1本しか見えませんでした。

しかも採るには短すぎるし、1本採ってもどうにもならないのでスルー。

平場の山菜も1〜2週間遅いみたいです。

帰りに実家に寄ったら、

今年の道の駅の山菜は異常に高い！

と母親。

山で撮った写真を見せて、

今年のG.W.はプレミア価格だよ。

と話したら、納得していました。

今日の夕食は...

茹でたしゅで

茹でた木の芽

山ウドの煮物

ワラビと塩昆布の和え物

山タケノコと卵の炒め煮

山菜づくしです。

山ウド、ワラビ、山タケノコは、こちらより採れる時期の早い妻の実家から調理済みで届いた3品です。

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