仁淀川酒乱会 鯉心

仁淀川で酒を飲みながら鯉を釣る その他、日常の雑事を綴る

恒例の旅へ ③ 割烹で憤死する

2019-02-05 08:38:12 | 




大洲市内の飲み屋とホテルの位置関係はリサーチ済み。徒歩1分の「飲食TANEGI」へ行く。この綴りで「たねじ」と読むらしい。クチコミは悪くないけど、名前からしてちょっと頭が悪そうな。Googleさんで検索した開店時間過ぎちゅうに店は開いてなかった。おーの、何か悪い予感しよったのよね。
まぁえい。近くにまだ良さそうな店があるもんね。

「割烹 ひろ」へ行く。ググったらなかなか良さそうなこと書いたブログがあってね候補にしちょったのよ。

店に入ったら、まず汚い。とっちらかっちゅう座敷で、ストーブ焚いておばぁが相棒を見よった。帰りたかったけどそうもいかんわ。客は無し。

おばぁに勧められて座敷へ座る。
奥の台所近辺の散らかりようにゾッとした。
お通しはナマコやった。変な柑橘系の匂いがしたけど、割りと食えた。
メニューは無し。おばぁが美味い鯖の刺身があると言うきそれを注文。
出てきたのはシメサバやった。大洲じゃシメサバを刺身と言うらしい。そしてシメサバはわしのお母が作るのが美味い。このシメサバは塩も酢も薄くて生臭かった。それに生姜を自分でおろして投入せよと言う。いやいや、そこはワサビでしょう。
続いておばぁは美味いホゴがあると言う。刺身で食えると。ほほぅ、ガシラの刺身かえ。わしの好物やん。でそれを注文。
脂が全然なくって、なんの特徴も無い綺麗な身やった。ここでもおばぁは自分でおろしてワサビを投入せよと持ってきた。

割烹なんやき、何か料理仕込んじゅうろうと思うたけど、何も無いと言う。魚の煮付けが美味いでと言うが、今から煮付けられるのを待つのは嫌や。美味い天ぷら食いたかったけど、無い物は無い。

そのうちおばぁはテレビの前へ座ってチャッカマンで火を着けてタバコを吸いだした。ほほぅ、大洲の割烹じゃ、料理作りゆ人間が客の前でえらい寛ぐがやにぁ。

もう店出よう…

ビールを3本、お通し、刺身二種でお会計6000円也。
えーーーーーー!!!!!待って待ってどういう計算?おばぁ頭大丈夫?臭い鯖食わしてこれ?無いわぁ…

ヨロヨロ店を出た。他にも店はあるけど、そんなとこ行きとうないなった。
フジでレンジでチンするスキヤキ、おにぎり、焼酎を買うてホテルへ帰りました。

これでわしの大洲の印象は甚だ悪くなった。そう用事があるとこやないし、二度と行くことはないね。

追記
ホテルへ帰ってきたら、服が物凄くタバコ臭うなっちょった。幸いファブリーズがあったき、これでもかってくらいふりまくったら、翌日にはちったぁマシになった。ほんとえずい店やった。