鳥取県境港市 水木しげるロードの妖怪たち、今回は「さがり」です
出現地:各地
日本各地に現れる妖怪ですが、岡山県邑久郡(おくぐん)で目撃されています。
ある夜、男が道を歩いていると、古い一本のエノキがあり、風もないのに木の枝が
ザワザワ、ザワザワと音を立てるので、不思議に重い足を止めると、エノキの枝には
馬の音だけがぶら下がっていました。その馬の首は口を開けると「ヒン、ヒーン」と
いなないたそうです。
この妖怪は「さがり」といって、会津では道中で病気になって死んだ馬の霊が気に
宿ったものといわれています。
また、あるときは、一人の男が山賊に追われていました。もう逃げられないとばかりに
登った木がさがりのいる木でした。寝ながらぶら下がっていたところを、急に起こされたさがり
は、その拍子に木から落ちてしまいました。
さがりはタイミングよく、その山賊の頭の上を直撃し、山賊は頭が割れて死んでしまいました。
さがりはブツブツと文句を言いながら、また木に登って、再び眠りに入ったそうです。
参考文献:水木しげるロードの妖怪たち Ⅳ
境港市観光ガイドHP→ 水木しげるロード
水木しげる記念館HP→ 水木しげる記念館
出現地:各地
日本各地に現れる妖怪ですが、岡山県邑久郡(おくぐん)で目撃されています。
ある夜、男が道を歩いていると、古い一本のエノキがあり、風もないのに木の枝が
ザワザワ、ザワザワと音を立てるので、不思議に重い足を止めると、エノキの枝には
馬の音だけがぶら下がっていました。その馬の首は口を開けると「ヒン、ヒーン」と
いなないたそうです。
この妖怪は「さがり」といって、会津では道中で病気になって死んだ馬の霊が気に
宿ったものといわれています。
また、あるときは、一人の男が山賊に追われていました。もう逃げられないとばかりに
登った木がさがりのいる木でした。寝ながらぶら下がっていたところを、急に起こされたさがり
は、その拍子に木から落ちてしまいました。
さがりはタイミングよく、その山賊の頭の上を直撃し、山賊は頭が割れて死んでしまいました。
さがりはブツブツと文句を言いながら、また木に登って、再び眠りに入ったそうです。
参考文献:水木しげるロードの妖怪たち Ⅳ
境港市観光ガイドHP→ 水木しげるロード
水木しげる記念館HP→ 水木しげる記念館