コケムス(写真日記)

BGMを聞きながらその日の出来事写真と川柳もどきとし日記代わりにし楽しんでいます。

妻への書置き!+諫早干拓地・ツル2007/1/31(水)今日の句

2007年01月31日 | 越冬の鶴

1/17(水)職場のOB63会に初めて参加したおり
IN(18ホ-ルの後半)に入り、大村湾を見渡す絶景の
場所が印象に残った。
(朝日の撮影にはもってこいの場所である、とインプットした)

例によって、思い立ったら吉日で、1/22(月)朝6時20分ぐらい
食卓に「朝日の撮影を琴海町に行く」むねの書置きをして出発した。
この時の体験である。

ご存じの通り、朝早いのでゴルフ場には入れない。
一緒に廻った、以前の町役場の議員さんが、前方の半島を
指差しながら説明してくれたことを思い出す。

オ-シャンパレスGCの先で別荘が立ち並ぶ所の眺めも
最高だと言っててくれた。

そこを目指したのです。

この日もしばれる日(オ-バ?)で車に霜がびっしりつき
落とすのに苦労した。水をぶっかけたら、フロントに
氷を貼り付けた状態となった。

刷毛やコテでこするがラチがあかない。
車据付のヒ-タ-とコサギ道具で下半分ぐらいが
はげた。この状態でスタ-トした。スロ-リスロ-リと。
前が霞にかかって眠気眼とあわせ危なくてしょうがない。

国道206号線を通り、手前のゴルフ場入り口を
右に折れて海岸を目指した。
初めての道で途惑いながら、細道を中に入っていく。

得意の?道尋ねが始まった。あたりは暗く人が見当たらない。
そうこうするうちに、右手の細道からライトをつけた
1トン車がきた。作業着のおじさんであった。
(45才前後、体格よし!いかつい顔)内心「まいったな、う-ん」

私・おもむろに低姿勢で帽子をとって
「一寸すいません。おじさん、朝日ば撮りに来たとばってん」
おじさん・車を止めて窓を開けながら、けげんそうに、
(この急がしかときに?)こちらをうかがう。

私「朝日撮影ポイントの海岸はどげん行けばよかっでしょか?」
おじさん、見た感じと違って非常に優しい人だった。
「う-ん、海岸な~、しばし考え(より近く絶好の場所
教えようとしたみたい)私が来た方向の先を指差しながら
「向こうに石垣の上に建った家のあっじゃろが
そいば右にはいらんね」と言った。

私「わからんですね」おじさん「「う~ん、そっこからは、
見えんな!」何と暗闇の100m先を教えてくれたみたい。
(後から判った)
私・気の毒になり「行きよればわかっでしょうと」丁寧に
お礼を言ってわかれた.【人はみかけによらん・丁寧さに感心した】

確かに大きな石垣が組んである上にお家が建っていた。
その傍を通り過ぎて丘を乗り越えたら、小さな波止場と
漁船(4,50トンクラス)が数隻係留されていた。

軽の乗用車が1台通り抜けるぐらいの道で海岸に沿って
出来ていました。離合できる所が数箇所に作ってあり
車の通過が可能でした。

お待たせしました。前置きはこのぐらいにして
本題に入ります。

例によって、愛犬のヨ-クシャも連れて行ったので
放し飼いにして、おしっこをさせました。
又、コンビニで買った、おにぎりを、ほうばりお茶で
流し込みました。

この一帯では、民家は100m間隔で3軒でした。
私は丁度、真ん中の家(40m上ぐらい)の下で
いましたら、大型犬が遠吠えをし始めました。
小型犬もいるようで遠吠えの合唱です。(後でシ-ズと判る)

カメラに3脚を出して用意していた、物音が
普通と違ったからでしょう。
不振人物がきているぞといわんばかりにしつっこく吠えた。
(すまんな~、私が朝押しかけたばかりに
近所迷惑になったな~と思った)
(もうすぐ、すればやむさ・・・・・・・・・)

10分ぐらいして犬の泣き声が止んだ。

な、なんと、飼い主が放し飼いにしたため
数十段の階段を飛ぶように下りて来ていたのです。
こちらの様子を伺い(30m先)右往左往していた。

冬ですから、帽子に耳宛、ふかふかのコ-ト(マントに近い)
下も一杯着ている。どう贔屓目に見ても怪しいのです。

犬は秋田犬を大きめにしたぐらいでのっしのっしと歩く。
噛まれては元も子もない。恐くなった。
愛犬を抱きかかえ、車に退避する。
大変なことになったな~・・・・・。それにしても
何処の主人か知らんが罪なことをすんな~と嘆いた。
どこかに去るのを待つ。写真撮影も楽じゃなかな~と思った。

この犬たちは散歩(放し飼い)するのが日課のようで
半島を一周してくるという。一寸したら小型だけ
帰ってきた。

所が、この犬は、人に危害はあたえないそうです。
但し、どうした訳か過去に鶏を銜えてきたことがあるそうです。
(後で聞き驚く)そのため近所に何処の鶏か訪ねたが
判らなかったそうです。

やはり5分ぐらいして、お上品な白髪の小母さんが
出てきた(年の頃、65から68才?)
飼い主のおばあちゃんかと思い挨拶した。
そうしたら、シスタ-さんで犬の主人宅にお泊りになっていた。
(仲間3人でお世話になったとのこと)

韓国で10数年間、お勤めを終えて、本原町の聖フランシスコ教会に
居たそうです。その後、東京に行くので、最後の長崎の自然や
景色を焼き付けるための宿泊だそうです。
ご主人夫婦(駅前に会社がありリタイヤ後、こちらに家を建てて
住んでいる。)

話が「とんだところ」に飛んだ。
その小母さん、こちらに向かい、この犬は大丈夫ですと言ってくれた。
非常に人懐っこくじゃれますと。小型件と既に仲良くなっていた。
思い切って外に出てみる、私を遠回りして、静かに近づき足を匂いを嗅ぐ。

これで安心したのか足元にこすり付けてきた。や~れ、や~れ。
現金なものです。さっきのままだとお互いに警戒して
よりつかんだったでしょう。(本当に恐かった!!!)

それからは、朝日の撮影しながら、雲海の流れ、鳥たちの移動
などを眺め朝日を堪能した。

当然であるが、シスタ-との会話も「入る審査条件の期間が6年間とか
、人の心のよりどころとか・・・いろいろ話した」
ご主人の奥様も出てきて挨拶した。

人を呼んで接待するのが好きらしく、コケムスにも
一緒に朝食をどうですかと言われた。
小心者の私、家内が朝食を作って待っていますので
とか言って、丁寧にお断りした。

何と平和な朝だろうと思いました。

毎度のとりとめも無いお話にお付き合いくださいまして
大変有難うございました。
(大したハプニングもありませんでしたがご容赦ください)
      


「マナヅルの飛翔」


「しらさぎと眼が合った-その1」
(休耕田で距離15mぐらいです)コケムスも鳥に安心してもらえたようです。
たんぼで足元が不安定なので、カメラと体はサギを向いて
ず-とカニ歩きでした。




「ナベヅルの飛翔」


「しらさぎに睨まれた-その2」
(我が家から50m先の休耕田です、サギとの距離は15mです、
それ以上近づけず。30分ぐらいサギの食事に付き合いました。
楽しかったです。近所の人もコケムスに気が付かず鳥になったようでした)
飛び立つ瞬間を待っていましたが根負けして引き上げました。
驚かして飛び立たせるわけにもいけませんからね。
愛鳥者より



「しじゅがらかせきれいか」ピントが目と羽でこんなに違いますね。
距離5~7mです。
私の体は川傍の家の石垣が最後の角に半分以上隠して撮影しました。



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【変わったな靴カカト踏む世の中に】
【休んでる日曜大工鋸にサビ】

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【ブログ友コメント踊るヒット作】

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【空油抗議抑える年の知恵】
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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白いですね。 (keiko)
2007-01-31 23:19:17
最近のコケムスさんのブログ、
長崎弁の会話、人のいい登場人物と
面白いです。

写真ももの凄く冴えてます。
読んだり全部感想を書こうとしたりが
無理みたいです。

一枚、一枚感じることがあるのですが、
書けないのです。

写真は組み物以外は数を少なくしても
いいのでは、と思いました。
私が見るのがしんどいだけかも知れません。

川柳も笑えます。
前回の「流し撮り」の方法、ありがとう
ございました。
やってみます。


返信する
貴重なご意見ありがとう。 (コケムス)
2007-02-01 07:43:11
keikoさんへ
自分で記述していても、もう少し、まとめた文章と
写真の枚数を減らしたらの感はもっていました。

あれも伝えたい、これも見てもらいたいの要求ばっかりで相すみません。写真の説明も事細かに書き
コメントの内容まで奪い取っているのでしょうね。

これに懲りずお遊びに来てください。こちらもブログ訪問します。
返信する
私の方こそ (keiko)
2007-02-01 08:30:29
やはり夜は疲れていたのか、
今だったら写真のコメントも
落ち着いて掛けます。

一枚目の「まなづるの飛翔」
いい絵を見るようでしたが、
羽の上下が面白いですね。
まるで交互みたいに。

「さぎと目が合う」は題も面白くて
ひとりで笑いました。

コケムスさんがさぎにがんとばされたり
食事に付き合ったり石垣になったふりを
して鳥を撮影したり楽しんでいらっしゃる
様子を見て私も楽しかったです。

いつも時間がない、と思っている自分を
反省しました。
返信する
面白かったです。 (maruco)
2007-02-01 09:16:48
コケムスさん おはようございます、
今日は長崎は雪が降ってるのでは?
文章面白かったです、本原町の聖フランシスコ教会のシスターとお会いになったのですか、聖フランシスコ病院の近くに有るのでしょうかね、フランシスコ病院は思い出の多いところです、知人が入院してまして好くお見舞いに行ってました。
シスターも懐かしいです、
私は文教町の純心を出ましたのでシスターは先生とかいろんな方との出会いがありました、懐かしい人が沢山いらっしゃいました。
ですからこちらでもシスターにお会いすると、つい
ご挨拶をしてしまいます。

懐かしいことを思い出させていただいてありがとうございました。
次のお話も期待してます。
返信する
大型犬 (kikuri-n)
2007-02-01 11:06:12
お早うございます、コケムスさん。
大型犬は見ただけでも怖そうですからね、コケムスさんが緊張しながら大型犬と仲良くなっていく様子が浮かんできます。朝陽の撮影で色々な出会いが有り幸せ気分になれて良かったですね。
真鶴の飛翔も素晴らしいですね。
白鷺の表情がとても良く伝わってきます。
次回も楽しみにしています~!
返信する
ふれあい (写楽爺)
2007-02-01 11:50:28
こんにちは。
写真を撮るための努力凄い行動力だといつもながら感服しています。
こうした他人とのふれあいから更に多くの人々とのふれあいが生まれ広がった行くのでしょう。
写真を撮るためから生まれるコミュニケーション、人生にとって大きな糧になるのですね。

一番下の写真見事なシャッターチャンスだと思います、動いてピンがずれている方が動きを感じられていいと思いました。
返信する
カトリック系の学校 (コケムス)
2007-02-01 12:42:23
marucoさんへ
私がお話したシスタ-さん、背筋を伸ばして年よりもお若く見えました。
勉強も良くなされておられ、現状の世の中の惨事を
嘆いておられました。思い出してもらってよかったです。
返信する
表情が伝わる (コケムス)
2007-02-01 12:48:48
kikuri-nさんへ
こちらの表情まで読み取っていただき感謝します。
いつも考えるのは、もし、kikuri-nさんが私と同じ体験をしたもののブログの記事は180度ぐらい違うだろうなとニヤ二やしています。
次も相変わらずハプニングを追いかけます。
返信する
1番下の写真 (コケムス)
2007-02-01 12:54:40
写楽爺さんへ
最後の写真は、ピントやぶれがあって掲載にはどうしようかと思っていました。実はここに至るまでに4、5日チャレンジしているのですが、結果がかんばしくありません。
で今回の写真ですが、しみじみ見るとありのままが
1番雰囲気が伝わるのではないかと気づき取り上げました。
流石写楽さん。

大変嬉しいです。満足です。有難うございました。
返信する
こんにちは。 (百合)
2007-02-01 13:10:27
コケムスさん、こんにちは。
またまた楽しく文章を読ませていただきました。
コケムスさんのお人柄がいいので、みなさん親切に
してくださるのですね。
鷺のカニ歩きには大笑いしてしまいました!!
本当に楽しい文章と川柳、ステキな写真にこれからも
期待しています。
返信する

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