やっと一息

今日は、久しぶりに電車に乗らない一日でした。
レッスンは、地元で歌のレッスンだけでしたので
なんだか、ほっとしたような気がしている私です。
外出は、苦手ではないのですが、さすがに約一ヶ月以上
休みが無いと、ほんとに人間性がすさんできて
もともと人間が出来ていない私は、反省することばかりです。

一日36時間欲しいですね！

私が少し歌をレッスンしている生徒さんが足をけがされました。
大切な発表会を前に出れるか出れないかで、とても
悩まれています。
まだ成長期の若さなので、今無理をしなくても
チャンスはまだまだあるというのが正論なのですが、
本番をめざして、一生懸命練習し、衣装も目の前にして
あきらめなくてはいけないことは、勇気のいることだし、
悲しいことだと思います。
でも、きっと頑張って出たにしても、出なかったにしても
自分で一生懸命考えて、出した結論と、今回悔しい思いを
した経験は、きっと次回にプラスになると思います。

私も舞台の時は、生の体ですので、筋を痛める、捻挫は
いつものことで、熱では休めないし、肋骨にヒビくらいは
がまんしていました。
一番私が怖かったのは、朝起きて声が出ないこと！
一ヶ月半の公演中には、疲れもあり、使いすぎで
風邪でなくとも声がかすれて出ないこともありました。
開演までの何時間の間にどうにかしなければ、
声が出なくては、歌が歌えない！どうしよう!
と何度も泣いたものです。

今思えば、もっと気楽にしていたら良かったとか
いろいろ思うのですが、そんな時があったから
元気で声がでるとなんて幸せでしょう、とか
大変な人には、心から頑張ってと考えるように
なりました。
長い人生、経験をプラスに出来るよう、けがをした
生徒さんには、これからの気持ちをプラスに持って
いけるよう、私自身も勉強しながら
伝えて行きたいと思っています。