こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

生徒の涙・・・

2019-12-16 21:29:38 | Weblog
私のレッスンで、よく生徒が泣きます。

決して、怒鳴ったり、怒ったりしてないのですが

なぜか、この時期よく泣いている生徒がいます。

もちろんその生徒の精神状態が不安定な場合もありますが

なんでしょう・・・

多分、その生徒の甘いところ

少し手を抜いたところ

本人は一生懸命のつもりですが、

まだこんなこともできる

こういう風にしたら、出来たことがある

など、その子の考えたのではないか、と思うことを
一つずつ説明していくと、

えっ?

気づいたら、泣いている子が多いです。

「先生は、私のこと何もわかっていない!」

と泣いているのかもしれません。

「先生の言う通り、ああしたら良かった。
もう少しやれば良かった!」

と自分に対して悔しくて泣いているのか
そこはよくわかりませんが

恐くて嫌なら、次レッスンに来ないだろうと
思いつつ、相変わらず指摘しています。

技術を向上させるのがレッスンですが
技術を向上させるためには、素直に
いろんな注意、意見を受け入れる

気持ち

が大切だと思います。

歌も踊りも、宝塚受験については
技術以上に心の面が大きく出てくるので
泣かれても、やはり注意していくしかないです。

泣いたことがきっかけで、一歩進む

気持ちが切り替わる

何か吹っ切れる

そうなればいいですね。

自分の受験生時代は

あまりに歌えないことに、
先生がものすごく怖くて
先生の前で泣くことも出来なくて
帰り道、ずっと泣いてた記憶があります。

めちゃくちゃ叱られていました(笑)

昭和と今は違うのですが、
とにかく弱くて泣くのではなく、
どうせ泣くなら、思いが強すぎて泣けるくらい
がんばりましょうね!





コメント
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