kokoronomado

日常のあれこれを、心のままに残しています。

地域との関わり

2018-01-27 23:59:13 | 仕事
今日は仕事でした。
地域密着型事業所へ以降となってから、年に2回、運営推進会議が義務付けとなっています。今週は、月曜日にB事業所、そして今日がC事業所。来月はA事業所で運営推進会議が開催となります。

C事業所は、いつもグループ企業と同日開催を行っているため、地域の方が参加しやすい土曜日に開催をしています。同事業ではありますが、その営業地域によって、随分と地域住民の方の様子が違うなぁと思えるところも多かったりします。

政府から打ち出されている「地域共生社会の実現」に向け、地域住民の方々とどのように関わりを持っていくか?が課題となっており、そのためには、まずは事業所にいらして頂くことから始めようと、事業所の休業日に、地域住民を対象とした健康体操教室を開催したり、営業日に取り入れているイベントに地域の方にも参加して頂けるようご案内をしたりしていますが、この活動がうまく機能しているのは、1事業所だけ。

これには、地域柄といえるものも関係してくるところがあり、地域代表の方も、独居高齢者との関わりについてはご苦労されているようでした。何かあった場合を心配して、巡回先登録をお願いしても、断固としてこれを拒み、他者との関わりを受け入れようとしない。介護サービスが必要になった場合でも、地域にあるサービスは使いたがらず、離れたところにあるサービスを受ける傾向にあるということです。どうやら、サービスが必要となった時の自分を、地域の方には知られたくない、そんな思いが強いようです。

他所から移り住んできた、比較的年齢層の若い地域では、介護サービスの受け入れについても、大きな抵抗を持っていらっしゃらないようですが、昔からある地域では、このような問題が多くみられる傾向にあり、施設入所についても、自分の親を施設に入れるなんて・・・とか、家族がいるのに家で見ないなんて・・・そんな風に言うかたも、少なくないようです。

もっと普通のこととして、介護サービスを使えるようになると良いのですが、そんなに簡単なことではないというのが現実です。個人情報保護法もさらに厳しくなり、地域高齢者の情報入手すら難しくなってきているところもありますし、諸々含め、片手落ちにならない対応を地域として考えていく必要が大きいと思えるところです。

高齢化社会。
今は未来へ続いていく。今の子供たちの今後を考えても、1人でいても、決して一人じゃない。
当たり前に、そんな風に思える環境にしていきたいものです。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿