kokoronomado

日常のあれこれを、心のままに残しています。

失いたくないもの

2006-03-31 19:39:01 | インポート
渋滞中、ふと車外に目を向けると、空き缶が山のように捨てられているのが目に入った。
投げ捨てではなく、明らかに、まとめて捨てられたに違いない空き缶の山がいくつも。それから、コンビニ袋に入ったゴミも。
自分さえ良ければって人がいるんだよね。。。悲しいことだね。
そんなゴミの中で元気一杯、お日様を見上げて咲いているタンポポ。何だかとても力強く、美しく見えた。
桜の様な可憐さはないけど、やっぱり可愛くてキレイ。「♪花屋の店先に並んだ~♪」と頭の中に流れてきて、口ずさんでいた。
人の個性もそれぞれだけど、その個性が魅力となるように生きられたら素晴らしいって感じる。
さて、私の魅力って?普段、あまり考えもしないけとだけど、何でも一生懸命やるとこくらいかなぁ・・・て。
自分の欠点はよくわかってるのに、魅力となると以外と難しいものだ。心が曇らないようにだけはしなきゃね☆HITOMI☆



何とかかんとか

2006-03-31 08:03:59 | インポート
今、洗濯を終えて、昨日書き込みをするのを、うっかりしてしまっていたことを思い出した。それほど忙しかった。
昨日、明日から開始するプログラムに対するマニュアルが完成!ようやく一つ片付いた。
夕方から相談員を集めて新しいサービス内容や料金内容を説明し、質問を受け付ける。終わったのは8時をまわっていた。
まだ新しい契約書が完成していなかったので、そこから契約書や重要事項説明書の作成をして、終わったのは10時をまわっていた。
体はきついけど、退職者が続出する今、残っている職員もみんなが頑張ってくれているんだ。
へこたれてなんていられないからね。頑張らなくちゃ!一段落したら、みんなでご飯でも食べに行きたいな☆HITOMI☆



きれいだね

2006-03-29 23:30:24 | インポート
今年はもう桜が沢山の花を咲かせている。
いっぱいに広げた枝に花をつけて、なんて存在感があるんだろう。きれいだね。
買い物をしているときに、ふと鏡で見た自分の顔、何だか悲しい。勢いのない顔に、ダメだぞ!と活を入れる。まだまだ、私も一花咲かさなきゃね。
利用者さんからいただいた桜。写真ではよくわからないけど、ピンクがちょっと濃いめで可愛い。こんな風に、愛らしく咲きたいね☆HITOMI☆



流れ落ちた涙

2006-03-27 20:47:36 | インポート
午前中、任されているもう一つのデイサービスに行った時のこと。3ヵ月程お休みをされていた方の姿を喫煙所で見つけた。
挨拶をかわし、その方の隣に腰掛けた。季節の変わり目になると体調維持がうまく出来ず、お休みになる利用者さん。
私の顔を見ると急に亡くなったご主人の話をしはじめた。
私はね、惚れられて結婚したのよ。それで結婚してからは、お父さんにしがみついて生きてきたの。
だからね、死んじゃった時は「一人じゃ生きていけなーい」てしがみついて泣いたのよ。病院の先生は今時珍しいってビックリしてたけどね。
私は小さい頃からこんな体だから結婚なんて出来ないと思っていたんだけど、どうしても結婚して欲しいって言われて
母親に女なんだから何ヵ月つとまるかわからないけど一度は結婚してみるのも良いかもよって言われて、私を必要としてくれる人がいるならって決めたんだ。
結婚してからも10年も入院して、私の事はほってくれていいから、誰か好きな人を見つけていいのよそう何度も言ったけど
縁あって一緒にいたんだ。絶対私の方が先に逝くって思っていたから、保険も一杯入ってたのにね。
だけど先に逝っちゃったのよ、突然ね。何も言ってくれなかった。私も死にたかった。本当に一人で生きていけないって思っていたから。
先生からは「諦めてください。助かる見込みはありません」て言われて、9日後にご主人は亡くなったそうだ。
私はしてもらうばかりで何もしてあげられなかった。死んでしまう前に自分に出来ることが何かあれば。。。
看護婦さんから言われた「毎朝11時に一緒に体を拭いてみますか」その言葉に救われた。ようやく自分にも出来ることがあった。
彼女はご主人が天に召されるまで、いつも一緒にいて、そして毎日体を拭いてあげたと言う。

「体が弱くて何も出来ないからね、気持ちだけは素直でいよう」そう思っていて、だから一度も口答えはしなかった。ちょっと待っても言わなかった。
たまには、「自分でやればいいじゃない」そう言いたい時だってあったよ。でもね、してもらうことばかりだったから。
でね、朝は早く起きられないけど、帰ってくるときは、ちゃんと着替えてお化粧して、お帰りなさいって迎えにでたのよ。
疲れて帰ってパジャマ姿で口紅もしてない顔を見ると余計に疲れる。ちゃんとした姿で迎えてくれるだけで疲れは半減するよ。
そう言われて、それなら私にも出来ると思って、必ずそうするようにしたんだ。男も女もお互いの立場を理解し合えなきゃだめなんだよね。
これ以外にも、こんなこと言ったら惚気話になっちゃうけどね、と沢山のご主人と彼女の思い出を聞いた。
何だか話を聞けば聞くほど涙が次々に流れ落ちてとめることが出来なくなってしまった。
素敵な二人の絆、そして忘れちゃいけない数々の心を教えてもらったひと時だった。☆HITOMI☆