ドイツ語を勉強する人の中には将来 ドイツやスイス オーストリアと言ったドイツ語圏に行く場合もあると思う。その際、貧乏人にとって問題になるのは飛行機代をどうするかだ。将来ドイツ語圏に移住するのであればルフトハンザ航空のマイルを貯めることである。ルフトハンザ航空は日本でもクレジットカードを発行しているので毎日の買い物や公共料金の支払いをルフトハンザ航空のクレジットカードにすればいい。日本の殆どの店はクレジットカードに対応している。また移住はしないが日本に住みながらちょくちょくドイツ語圏を訪れる場合はANAマイルが良い。要は将来 日本に住み続ける人はANA,ドイツ語圏に移住する人はルフトハンザ航空のマイルを貯めることを勧める。
私が勧めるドイツ語学習方法は次の2つのプロセスを踏むことである。
1.ドイツ語のしくみ《新版》 という本でドイツ語の大まかな構造をつかんでおく。この段階では本に書いてあること隅々までの事を覚えなくても良い。 前のページのことを忘れてしまっても気にせずにどんどん先のページを読んでドイツ語の大まかな構造をつかむことである。
2.ドイツ語のしくみ《新版》 を一通り読み終えたらCD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック (CD BOOK―Basic Language Learning Series)という本でドイツ語の文法能力を鍛えるのである。この本は同じ構造の文法を色々な単語に置き換えて自分で日本語の文章をドイツ語に訳する問題が沢山収められている。ただの問題集ではなく、ドイツ語の文章の組み立て方や覚えるべきポイント、各単語の意味をきっちり解説してくれている。ここで文章を作る練習を何度もやってドイツ語表現能力を鍛えなければいけない。 但し、一度出た単語の意味は2度は教えてくれない。次の課に進む前にその単語の意味とつづりをきっちり頭に叩き込んでおかないといけない。次の課でもその単語を使って更に難しい文を作らないといけなくなる可能性が高い。そのときに前の課で出た単語の意味とかをちゃんと覚えておかないと次の課で絶対に挫折する。
ドイツ語に限った話じゃないが言葉を覚えるということは数学と一緒だ。基礎勉強を怠ると絶対に次の高度な内容を覚える事はできない。 何事も基本が重要である。(中国語も英語も基本が重要である。基本的な文法構造をしっかり理解しなければ語学力は上達しない)

![]() しっかり身につくドイツ語トレーニングブック 文法と頻出単語を同時に学べる (CD book) [ 森泉 ] |

CD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック (CD BOOK―Basic Language Learning Series)
この本は文法構造を一度学習したら、何回も練習問題(殆どが日独訳する問題)を解く形式です。新しく出てきた単語もちゃんと日本語での意味が書いてありますので辞書はいりません。この本で単語を覚えつつ文法をマスターしましょう。最初の基礎的な文法と単語をきっちり覚えて練習問題が100%できるようになったら次へ進みましょう。語学は数学と同じで基礎的な事をしっかり押さえとかないと次の段階の内容を理解する事はできません。忘れたらまた、前の章に戻って覚え直しましょう。後、この本には、練習問題が沢山ありますが、答えは直接書かないで下さい。ノートなどを用意して、そのノートに答えを書いて下さい。理由は、その箇所を覚え直す事になった場合、その練習問題も併せて行なうからです。
