田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

「年越し宗谷」

2017-01-10 | 日々の思い
チャレンジ
年末年始は忙しいようで結構時間もそこそこあります、行事はあるんですが1日かかりきりになる程ではなくまた1日空いてしまう程でもありません。従って家にはいなくちゃいけないんですが暇な時間もあるという何とも微妙な時間が続いてしまいます。
まぁ、そんな時はネットサーフィンになるんですが年末年始になるとネットで必ず探して読むブログのテーマがあります、そのテーマは「年越し 宗谷 ツーリング」あるいは「元旦 宗谷 ツーリング」というもので毎年何件かがヒットします。
もう10数年前になるでしょうかブログなどというものはまだなくてネットでは「ホームページ」が華やかしり頃に、あっちこっちネットサーフィンをしていて偶然「年越し 宗谷」という記事に出会いました、以来いろいろな方の記事やレポを読まさせて貰っています。
当時はそれを「年越し 宗谷」とは言っていなかったような気がしますが、概略は真冬の北海道をバイク(あるいはチャリ、車)で苫小牧(小樽)から「宗谷」まで走って岬で年越しをするという単純な話です。
でも「真冬の北海道をバイクで走る?」ここがポイントですね、北海道に住んでいる方でもそんな発想をされる方は皆無に近いはずで、そんな中、数人の若者が果敢にも(無謀にも)チャレンジ、途中でリタイアする者も出る中、幾度かの転倒をクリヤーして頑張って宗谷岬に到達、厳寒の中「年越し」を迎えるというほとんど冒険といってもいいチャレンジです。
私が見始めたころは数名のごく限られた方たちのマニアックな挑戦だったんですが、ここもとネットで見ると今年は厳寒の宗谷岬に70数張りのテントが張られたそうで、最初は数張りだったテントが10数年経って今では大きくなイベントに成長したようです。最近ではTV中継などが入ってさらに盛り上がりを見せているようです。

「年越し宗谷」-1
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私がこれをチェックし続けている理由は、何といってもその「チャレンジ」精神です、人によっては半年以上前から準備を開始、先ずはバイクの準備、ハンドルカバー、オイル、オーバークール対策、バッテリー、そしてスパイクタイヤの手配などなどマイナス20度前後に耐えられるように改装して行きます。次にライダーのウエアですが、これも厳寒仕様ということでそれぞれに工夫して対応、さらにはゴーグル、手袋、ブーツと様々な準備が必要となります。
タイヤなどは今はバイク専用のスパイクタイヤが売っているようですがまたピンを打ち込んでくれるショップなどもあるようですが、10数年前は手作り、手探りでタイヤにピンを(金属製、木製)打ち込んでスパイクタイヤを作成していたようでまた海外から苦労して輸入された方もいたようです。
私はバイクには乗らないんで詳細は判らないんですが、このひとつひとつの準備のプロセスが大変興味深く惹きつけられてしまって、ついつい毎年いろんな方のチャレンジ記事、レポを読んでしまいます。

万全の準備をしたと思っても「自然」サイドの方にそれ以上の猛威を振るわれた場合は如何ともしがたく、撤退を余儀なくされる場合もあります。読んでいる方はその自然とのやり取りとその状況判断のプロセスが伝わって来てそれはそれで感動です。逆に暖冬とかでほとんど降雪、積雪がない場合もあり、そんな時は夏のツーリングとまでは行かないまでもほとんど苦労せずすんなりと「宗谷岬」に到達してしまう年もあります。

私も何回か厳寒の北海道を旅した時がありますが、厳寒の北海道ではレンタカーの運転もしたいとは思いませんでした。関東地方に住む者にとってアイスバーンの概念は一つしかないんですが、北海道の方に聞いてみるとブラックアイスバーン、ミラーバーン、圧雪バーン、そしてそれらが合わさった複合バーンなどいろいろあるそうです。まぁ運転のポイントは四駆、二駆に限らず急発進、急加速、急ブレーキ、急ハンドルの「急」をしないこととアドバイスされましたが、そうは言っても交差点あたりでじっと観察していると間違いなく滑っています。そのバーンがどのくらい滑るのかを見極め、それを予測してドライバーは運転しているように感じられました、まぁたぶんそれは多くの経験の上に培われたテクニックなんでしょうね。従って私も雪の上でそこそこ運転は出来るでしょうがたぶん交通渋滞の原因を作るのは目に見えているようですので……。

「年越し宗谷」-2
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そんな中、到達したからと言って何かを貰えるわけでも褒められるわけでもないんですが、毎年道外から若者達は果敢にもチャレンジして行きます。ライダーならどんな所でも走ってみたい、みんながやらないこと、出来ないことにチャレンジしたい、そんなところが「年越し宗谷」の魅力なんですかね。
いわゆるトップクラスのチャレンジではなくどちらかといえばあまり皆さんが振り向くことの少ないチャレンジに分類されるかもしれませんが、仕事や生活をしながらやりくりをして年末年始の限られた時間でチャレンジ、私はそんなB級マイナーチャレンジに共感を覚えてしまいます。

読んでいると私もいつの日かスーパーカブでなどとふと思ってしまうことがありますが、体力的にもリスクは低くないようですので控えることに、今年もこれからブログアップされる方もいると思いますが楽しみに読まさせて頂きます。
(「年越し 宗谷 ツーリング」で検索するとたくさんのブログ記事が出てきます、興味のある方は是非是非)

※ 文中の写真はYahoo「年越し宗谷の画像」検索から画像を拝借しました。もし不都合がありましたら速やかに削除しますので宜しく願います。

次回に、つづく。


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2 コメント

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好きです (しゃちくん)
2017-01-10 12:58:17
私もこういうチャレンジが好きでyoutubeでも観ておりますよ。
もっと身近なところで2月の第一土曜日の夜の12時に新宿のバイクショップ前をスタートして24時間以内に一般道を利用して新宿~富山市を往復するキングオブフルーツラリーってのもあります。
初めて参加した時、夜中の凍結路で転倒して救急車で運ばれてしまいましたが…
でも今でもこういう冒険が好きなんです(笑)
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チャレンジ! (サラリーマン)
2017-01-10 14:48:11
 「ちゃちくん」さん、コメありがとうございます。

雪道に果敢に立ち向かって行く姿はいいですよねぇ、人を惹きつけます。
私の年代になるとこういったスタイルのリスクテイクはなかなか厳しいですが、別な形でのちょっぴりセーフティファーストを意識したチャレンジがこれから出来ればと考えています。
拙いブログですが宜しくお願い致します。
ではでは。
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