越後紀行-5(2019年秋)

「月に叢雲(むらくも)」-その６
11月15日(金)曇り時々晴れ
3時起床、さすがに昨晩8時過ぎぐらいに寝てしまったんで暗いうちに起きてしまいました。天気予報では雨は上がるはずだったんですがまだ降っています。もうひと眠りしようかなとも思ったんですが、眠れそうにもないんで起きることにしました。
昨日は天気の関係から当初予定を変更し新潟南部に移動したんですが、実は少し思惑が、以前に糸魚川の姫川周辺で「ひすい」探索をしたんですが全く採れませんでしたので、そのリベンジをしようと考えています。......

道の駅「あらい」
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お宝探しは早い方がいいということで朝食も食べずに顔だけ洗い3時過ぎ出発です。そうは言ってもコーヒーぐらいは飲みたいですのでセブンでコーヒータイムです。日本全国24時間同じ味のコーヒーが飲めるって、たぶん素晴らしいことなんでしょうね。

セブンコーヒー

海沿いに出ると雨が強くなって前が良く見えない感じになってきました。そして雪国特有のセンターラインがかすれている道路状況に加えて、雨と周囲の暗さとアスファルトの黒が加わり前方視界は黒一色、ドライブがちょっとやばい感じです。そんな状況でもトラックはバンバン走行、対向車の跳ね上げる水しぶきで一瞬視界ゼロ、近くにあった道の駅「うみてらす名立」に避難です。まぁお宝探しと言っても命あっての物種です。
道の駅で小一時間休憩したでしょうか、周りが薄明るくなってきましたので再出発です。

国道8号線

今回は糸魚川の姫川周辺ではなく県境を越えて富山まで足を延ばそうと思います。

日本海ひすいライン-1

道の駅親不知ピアパークを過ぎ富山県に入ります。

日本海ひすいライン-2


富山に入ってすぐの宮崎海岸に行こうと思っていたんですが、入り口を見落としてしまい通過してしまいました。まぁ慌てずにその先にあったローソンでおにぎり購入、朝飯を食べてから探索に行きましょう。急いては事を仕損じる。
遠くの山々の頂には白いものが見えます。雪国ではもう秋は終わりを告げようとしていますね。

山の雪

そしてやってきました、翡翠の聖地「宮崎海岸」、ここまで遠かったです。看板は朝日ヒスイ海岸なっていますが、海に向かって左側が宮崎海岸、右手側が朝日ヒスイ海岸のようです。見た目は一体で繋がっています。松林に囲まれた駐車場に車を停めて準備を整えすぐ目の前の海岸に下りました。

宮崎海岸-1

もういますねぇ、犬の散歩がてらヒスイ探しですかねぇ。

宮崎海岸-2

私も早速お宝さがし開始です。

宮崎海岸-3


波が高いです、昨日結構雨が降りましたからその影響ですかねぇ。

宮崎海岸-4

きれいな石ころはたくさんあるんですが、ヒスイらしき石は見あたりませんねぇ。途中で「ヒスイってどんな石なんですか？」とか「どの辺にあるんですか？」とか知らない人に尋ねられて困ってしまいました。ヒスイ探しのベテランに見えたんですかねぇ、石拾いは結構やっていますがヒスイは全くの初心者、アウトドアベストを来て長靴で歩いていたのでたぶん勘違いされたようですね。

宮崎海岸-5

2時間ほど探したんですが収穫ゼロ、嫌な予感の続き？　ちょっと疲れましたんで車に戻って休憩です。

宮崎海岸-6

すると一人の方に話しかけられました。
「見つかりましたかぁ？」
「いえダメですねぇ、初めてなんで手も足も出ません」
どうやら地元の方みたいでほぼ毎日早朝散歩や釣りをしながら海岸でヒスイ探しをしているそうで、以前見つけたヒスイを持っているとのことでした。

宮崎海岸-7


是非参考にしたいんでと頼み込んで見せてもらいました。手で触わらせてもらったんですが、大きさは２～３㎝質感があってすべすべ、やっぱ宝石ですね、普通の石とは全然違います。この方にはそのほかいろいろと教えて頂きました。私あまりあちこち聞き廻らないでどちらかというと自分で調査するタイプなんですが、やっぱり地元の情報は一番ですね。

ヒスイ

次回に続く
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