伊南川紀行(車中泊の旅)-1

記憶の泉
６月９日(日)曇り
空は梅雨特有の今にも降り出しそうな曇り空なんですが、暖かくなってきたこともあり例によって放浪癖が頭をもたげちゃいましてふらふらと「車中泊旅」に出かけることにしました。
今回はいつもの石拾いと以前に購入しておいた車中泊グッズのテストを兼ねての２泊３日のプチ車中泊旅です。朝早く出かけようと思ったんですがばたばた準備をしているうちに時間が経過、８時３０分の出発となってしまいました。すぐ近くのセブンに寄りホットコーヒーで久しぶりの旅の高揚感を落ち着かせます。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-1
ランキング参加中

行く先は何度も行っている南会津、只見方面いつもはまっすぐ西に塩原、田島を目指すんですが、今日はちょこっと寄り道です。
先日の野外彫刻展「雨引の里と彫刻2019」をブログアップした時後になって気づいたんですが作品が１個足りませんでした。作品は全部で３８個あったんですが数えてみると３７個、何回数えても１個足りませ～～～ん。
抜けていたのは２５番、まぁ作品自体はネットで確認すればそれでいいんですが、全部自分の足で廻って見るという当初のスタンスからするとどうにもスッキリしません。画竜点睛を欠くというほど大げさなものではないんですが、不完全な感じがして気になって仕方ありませんでした。ということで彫刻展最終日の今日、１時間ほど遠回りをして見にやって来ました。

「雨引の里と彫刻2019」-追加1

９時４５分薬王寺の駐車場に到着、２度目ですから場所はすぐに分かりました。早速駐車場から作品が展示してある場所を探しに行きます。２４番と２６番の間ですからこの山門のあたりですねぇ。
ありましたありましたこれですね、発見しました。前回も確かこの脇を通った記憶があります。でもその時はなんか壊れた仏具が放置してあるなぁとか思いながら通り過ぎてしまいました（スミマセン）。ていうか遠くに華やかな黄金色に輝く蜉蝣の花が見えてそっちに引き寄せられてしまいました

「雨引の里と彫刻2019」-追加2

作品の脇に確かに表題も、でも他のと違ってそっと置いてあるだけの感じ、こんな雰囲気から見逃してしまったのかもしれません。
作者のコメント
「製作中、様々な素材を手にしながら思いあぐねているとき、これまで体験したことや想像していたことなどがとめどなく脳裏に蘇ってくる。それを素直に咀嚼して集積したものが最終的に作品として立ち現れてくる」
人生修業中の身としては「壊れた仏具」に見えてしまったんですが、最近ど忘れや勘違いが多くなってきているわが身の「記憶の泉」はもはやこんな感じなのかもしれません。
いずれにしても忘れ物２５番「記憶の泉」回収です。

「雨引の里と彫刻2019」-追加3
ランキング参加中

旅の目的ではありませんが先ずは一つ目の目的達成です。さてここからどう行きましょうか。たぶん宇都宮、日光方面は日曜日というこで混雑が予想されますのでここはぐるっと廻って回避することに、取り敢えず氏家方面にナビをセット、出発です。氏家到着、うまい具合にスーパー「ベイシア」の看板が、ここで食料、飲み物を調達、水が安いですねぇ、取り敢えず2本ゲットです。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-2

ここから塩谷町を抜け鬼怒川、川治方面に、途中の道の駅「湧水の郷しおや」で先ほどのベイシアで買った弁当で遅い昼食です。小雨がパラついてきましたので天気予報をチェックしようとしましたが、WiFiが飛んでいませんでした、残念。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-3。

鬼怒川でＲ１２１に入り会津方面に、道の駅「会津街道たじま」の先でＲ３５２に左折です。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-4。


１５時００分道の駅「番屋」到着、WiFiもバッチリ小さいけどいい感じの道の駅、車中泊予定の道の駅「尾瀬桧枝岐」がダメだったらここでもいいですね。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-5。

１６時００分道の駅「尾瀬桧枝岐」到着、思ったよりデッカイですね、ここにしましょう。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-6。

疲れましたんで先ずは温泉、何か所かありますねぇ。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-7。


あちこちウロウロしてやってきました「駒の湯」、木造の温かみのあるいい感じのお風呂、露天風呂も良かったです。ただ一点、滑りますので注意しましょう(あわや転倒、やばかったです)。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-8。

反対側にＪＡストアがありましたんでちょっと覗いてみました。飲み物、乾物が中心、弁当の類は置いてありませんでした。ここだけでなく南会津、只見エリアのスーパー、コンビニは、通常のサービスをイメージしていると期待を裏切られます(まぁ当たり前ですよね、こんな人口の少ない山中で品ぞろえのフルサービスを期待する方が間違ってます)。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-9。

道の駅に戻るとさらに車が少なくなっていて４～５台、それらしきスペースに駐車、先ほどお風呂で聞いたところによると昨日は有名な「桧枝岐歌舞伎」が催されていてかなり賑わっていたそうです(新元号祝意歌舞伎公演)。今日は祭りの後の日曜日、そして小雨模様ということで閑散としています。たぶん山登りの方の車が何台かいるぐらいの感じですね。標高は7～800mぐらいなんですかねぇ、やや肌寒いです。

「車中泊の旅(伊南川紀行)」-10

ここの道の駅は設備が新しくトイレもウォシュレット完備、WiFiもバッチリ飛んでいて申し分なしです。一流観光地「尾瀬」の玄関口ですから夏休みシーズンは相当混雑するんでしょうが、今の時期はこんなもんなんでしょう。
さてさて今日は長距離運転で私のくたびれた「記憶の泉」も大分お疲れモードですので、夕食を食べたら早めに寝袋に潜り込むことにします。

次回に続く