田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

雨引の里と彫刻2019-5

2019-06-07 | トレッキング
次の場所は最初に道迷いをして辿り着いた作品30番のところです。長~い登り坂のピーク付近に何点か固まって展示されていました。

「坂道」
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木の作品っていいですよね、温かみが感じられます。そして時間とともに作品が微妙に変化、作品の周りの自然も変化、、その相乗効果で作品のイメージが微妙に変わっていきます。まるで作品が生きているみたいです。





こんなにでかいインゴットは初めて見ました。この深みのある色の御影石、イイっすねぇ。





次の作品はこんな田んぼの脇道を歩いていきます。


スミマセン、本当にスミマセン、パッと見絶対粗大ごみだと思いました。でもよ~く見ると緑色の繭があってシルバーの蛹がありました。オケラの声だけは耳を澄ましましたが聞こえませんでした。



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ここに来るまでは坂道があっても漕いで登ってきたんですがここはgive up、歳ですね、坂の途中の野アザミがなぐさめてくれました。



下り坂の途中で左折すると次の作品がありました。
全面を鉛で覆ってつくっているそうで、ある種のモビルスーツ的なものらしい。う~ん、人生修業中の身には難しすぎる。





貯水池が水で満たされている感じらしいですが、私には薄皮に包まれた羊羹に見えました。ゴメンナサイ、不謹慎ですね。





たぶん神主不在の神社、人の気配がしませんでした。鳥居をくぐり境内に入ると作品が、この作品を見て思い出しました、そろそろ庭木の剪定をしなければ。





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広場の空間に存在感たっぷりのおおきな石像です。





石像に近づいて眺めているとなんか視線を感じます。隣には廃園になった保育園(幼稚園)が、よ~くみると七人の小人が草に埋もれてこっちを見ているような……。そしてこの飛行機型のジャングルジム、譲り受けたい保育園(幼稚園)がたくさんあるような気がします。こんな素敵な保育園(幼稚園)がどうして廃園になってしまうんでしょうか。







次の案内標識は市の施設の駐車場にありました。確かに正面から見ると壁に、でも裏側から見ると公衆トイレに見えちゃいました。人生修業中の私の発想が貧困なんですね。





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そして最後の作品はこれ、廃屋??? 最初通り過ぎちゃったんですよ。よ~く見るとウィンドウに作品名が掲示されていて、ドアに中にお入りになってご覧くださいとありました。道路の反対側から全体を見ると昭和感たっぷりのこのノスタルジックな感じはたまりませんねぇ。美容室の内部が作品なのか美容室全体が作品なのかどっちなんでしょうか。




レールがなければよく田舎で見かける廃れた美容室そのまんま、ちょっと気になって周りをじっくり観察すると看板に明かりがついていました。







ふう~っ、これで一周してやっとインフォメーションセンターに戻ってきました。今は16時過ぎ、昼食時間も含めて約4時間半ですか、結構疲れました。
最後に前回は暗くなってしまって寄れなかった当地の地名の由来にもなっている雨引観音に寄っていくことにしましょう。
あの山が雨引山かな、あの中腹に見える伽藍がたぶん雨引観音、正式名称は雨引山楽法寺です。(先日落札したEXILIM EX-ZR700の450㎜ズームは強烈ですね、建物の屋根がはっきり見えます)



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821年の大旱魃の時、嵯峨天皇が自ら写経し当山に収めたところ願いが通じ国中大雨に潤い五穀が実ったところから、勅命により山号を雨引山と定めたそうです。
(このあたりは平野が広がっていますが大きな川がなく水不足が頻繁だったようです。ということで雨引観音が住民の信心も集めたのもうなずける話です。また当地では治水、灌漑などに造詣の深かった二宮尊徳も信奉されているようです。詳細は分かりかねますがやはり水には相当苦労した地域のようです)




山門、拝殿と続きこれが本堂のようです。人々の信心の深さが伺えるような立派な建物です。
雨引観音は花のお寺としても有名らしくなかでもアジサイが特に有名で、あじさい祭りなども開催され賑わうようです。ちょうど咲き始めたようでこれからよさそうですね。





ということで「雨引の里と彫刻2019」野外彫刻展今度の土日までの開催、自然と彫刻と対話して自分の隠れた新たな感性を引き出せるかもしれません。
筑波山と桜川そして雨引観音に囲まれた野外彫刻を見に足を運ばれてはいかがでしょうか。

「雨引の里と彫刻2019」
期 間 2019年4月1日~6月9日(日)
場 所 りんりんロード周辺(旧大和村)
H P 雨引の里と彫刻

次回に続く

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