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中村主水の「復活」

2009-04-22 14:34:00 | 時代劇
中村主水が「復活」したことについて。

2009/ 4/19 5:49 [ No.5323 / 5323 ]

1995年12月2日に行われた『必殺!主水死す』(1996年5月25日公開)撮影終了報告記者会見の様子が『必殺!大全集』(1996年)に活字で記録されてあります。
当時の藤田氏と三田村氏のことばは、当時は冗談であったにしても、今にして見ると不思議な話です。

まず、ここで藤田まことが言ったことば。
「22年も世話になった必殺で、やっと死ぬ事となりました。ちなみに次回作は『中村主水は2度死ぬ』、その次は『中村主水本当に死ぬ』を予定しております(笑)。それは冗談ですが、必殺は絶えず再放送が日本全国で行われていますので、テレビでは主水は永久に生き続けます」。
「…(中略)…松竹京都映画のスタッフは最高のメンバーです。皆様も、京都映画を愛して頂ける様、また次の作品(笑)もよろしくお願いします……」。

次に三田村邦彦のことばの最後のほう。
「……またテレビでやるんでしょうが(ブルブルと首を振る藤田まこと)、わかりませんが(笑)よろしく」。

確かに藤田まことの言うように中村主水はテレビでは生き続け、三田村邦彦の言うようにまたテレビでやることになりました。ただ、三田村邦彦は出ないわけで、その代わり、秀と勇次のキャラクターを受け継ぐ形で若手の俳優が2名参加したわけです。

結局、『新必殺仕事人』以降の必殺は、いかに「秀と勇次」の世界を若手の俳優、新キャラクターで引き継ぐかという歴史になっているのでしょう。

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