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ドラえもんの夢をこわすとどうなるか

2011-07-18 14:39:00 | 漫画、アニメ
ドラえもんの夢をこわしてみてください。あなたならどうしますか?

komasaram

夢を壊す確実な方法は夢を叶えることです。夢が叶うと日常になります。
ドラえもんの「秘密道具」は一部実現しています。

「糸なし糸電話」が携帯電話として実用化されましたが、携帯電話を使った犯罪は日常茶飯事で、また外で充電できない、通話料を払えなくなると使えない、災害時には通話できなくなるなど、携帯電話の不便さの方が目立っています。
携帯電話を時計代わりにして腕時計を持たない連中など愚かですね。
所詮ITなど人間の作った道具で限界があるわけで、新しい携帯端末が出るたびに買おうとする消費者はドラえもんの秘密道具に飛び付くのび太と同じですね。

空港の身体スキャンは「XYZ線カメラ」が実用化された物ですが早速、プライバシー侵害で問題になっています。
Googleのストリートビューも「いつでもどこでもスケッチセット」の機能が一部実現した物ですが、やはりプライバシー侵害、個人情報保護の上で問題となり、「ドラえもんの道具が実現した」などと喜んでいる人は見当たらず、皆怖がっています。

「透明マント」に近いのはステルス戦闘機で、所詮は軍事利用。
「正直電波」などは「自白剤」に近い物で、「正直太郎」のように人の本音を代理で話す道具もプライバシー侵害。
「見たままスコープ」のような記憶の映像化も福祉関係で研究が進んでいますが、悪用されたら個人情報を引き出されてしまいます。

また「タケコプター」や「どこでもドア」「通り抜けフープ」は今の技術では無理ですが、これらが実現したらむしろ地獄でしょう。
まず、「タケコプター」で墜落や衝突事故が起きたら誰が損害賠償責任を負うのか。そもそも地面に密着している自動車やオートバイですら運転免許が必要で、それでも交通事故がなくならないのに、個人がプロペラ1個で空を飛ぶことを法律で許可していいのでしょうか?あんな小さいプロペラでは人間が空を飛べるわけがないので、現実的にはヘリコプター並みの巨大なプロペラをヘルメットにつけて、パラシュートも装備し、予備のプロペラも装着しないといけません。素人がどうやって操縦するのでしょう?
開発以前に企画の段階で法的な問題が生じるでしょう。

「どこでもドア」など家宅侵入を許しているようなもので、あらゆるセキュリティーシステムが破綻します。
2010年9月3日のアニメでは22世紀の世界で「どこでもドア」と「通り抜けフープ」が使えなくなるようロックがかかる描写がありました。安全のためには「どこでもドア」は「どこでも」行けないようにすべきなのです。

「のび太の恐竜」の映画では、「タイムマシン」は故障、「タケコプター」は電池に限度があり、「どこでもドア」は白亜紀の地図がインプットされておらず、のび太たちはアメリカから日本まで徒歩で移動する以外にありませんでした。
文明が進歩したところでそれには限界があるということです。

スネ夫やジャイアンがドラえもんの持つ「22世紀の科学力」に余り頼ろうとしないのは、そういう限界を見抜いているからかも知れません。

ドラえもんの道具がもたらす問題

回答日時:2011/7/4 03:02:37
編集日時:2011/7/4 03:11:15
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