日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『2025年』が始まる/最初の 『雑感』

2025-01-06 15:25:22 | 日記
今年。『2025年』は、東北での『大雪』を除けば、比較的平穏なスタートとなった。
そして、いよいよ『大阪万博』を迎えるが・・『気運』向上は、今一つのままである。
先の『1970年』に開催の『大阪万博』では、30年先に迎える『21世紀』に向けた『ワクワク感』があり、多くの人が集ったが・・この『WAKUWAKU』が、見えないからなのだろうか。
『21世紀の扉』は、『バブル崩壊』。その後の『超円高』『輸出減退』。さらに、『最悪』となった『金融破綻』などの中で、開いたが・・翌年には、アメリカでの『同時テロ』なども起こり・・・ここから、はや『25年』・・・『四半世紀』が過ぎ去ったが・・『日本』は、まだ『失われた30年』の中のままで、『世界』から、取り残されている・・

今朝の朝の報道番組でも・・『GDP。韓国に抜かれた』と報じられており・・この原因が『労働生産性』の低さなど・・と、『コメント』されていたが、本当にそうなのだろうか?
よくよく見て見れば、『GDP』は、国の『稼ぐ力』を『総人口』で割ったもの。そして、『労働生産性』は、この『報道』での『定義』が不明瞭な所はあるが・・『稼いだお金(粗利)』を『労働力』で割る、いわゆる『付加価値・労働生産性』として考えると、『分子』の『稼ぐ力』が大きく伸びなければ、『分母』の『総人口』が『少子高齢化』で『減少傾向』にあり、この中での『働き手減少』『労働力不足』が起こっても、大きな『プラス指数』にはならない・・・『人口減少』以上に『減退』した、『経済収縮』と捉えた方が良いのかもしれない・・
そして『稼ぐ力』は、『売上』であり、今の『デフレ』『100均価格』が、あたりまえの中で『総売上』や『粗利』を高める事が出来ない事も明白であり、『国民』が『国力・増強』のため『インフレ』を『容認』し、これに伴う『給与水準引上』という『プラス・スパイラル』がまわらり、『消費』が拡大しないと、『GDP』は上がらないのも、事実であり、『労働生産性』も『働き手減少』であれば、良くなるはずである。
どうすれば・・『数字』の『一人歩き』ではなく、正しく『国民』が理解し、正しく考える事ができるのか・・『報道』のあり方たにも、『疑問』を感じた。
*+*+
この『疑念』の中には・・これまでの『MEMO』の中で・・今の『日本』は、どこかで『稼ぐ力』を失い始め、『売るものすらない』と書き残したが、この事が、この『分子』を小さくしてしまっている事は、否めないような、気がしている。
どのような『スパイラル』を取るのが、『現代版』で、正しいのかを模索しているが・・
『作る人』⇒『売るもの』⇒『売れる物』⇒『欲しい物』⇒『買ってもらえる物』⇒『買ってもらう人』。この、逆からの『WANTS』を探り出し、『欲しい物』へ、繋げる事すら、今の『日本』ではできているのか・・・と、改めて『市場(π)』を増やすという事での『不安』を覚えた。
先の、元大学の先生との『コーヒー談義』の中で、『日本』が再び立ち上がるため、『種をまく』事の『重要性』を話されていたが・・どんな『種』を蒔くはともかくとして、『種』を蒔く事すら忘れた『日本』となっていないか…という事も、気になっていた所である。

そして、これも『高齢・元エンジニア』の『屁理屈』なのかもしれないが、『政府』は『労働生産性』を上げるため、『AI活用』『AI導入』を『奨励』し・・『中小企業』の遅れなどの話題が何度も出てくるが、・・・一方で、生き残るため、『付加価値』の高い『商品開発』も要望され、『脱系列化』などでの『自立・開発』などでは、『自社の強み』を探る必要もあり、『ムダ・ムリ』などを『究明』する中での、『新発見』もあるように思え、『AI導入』する際でも、『現場力』『物を見る目』『ナゼナゼ力』など、これまで培っは『基盤技術』は残せる事も考える必要があり、これが『種』に繋がるような気もするが、どうなのだろう。
*++**+
そして、もう一つ、『分母』側の、『課題』も残っている・・・
正月明けなので、孫たちのお守で疲れた、いつもの仲間達との『WAIGAYA』を、まだ開けていないが、東北に住む友人から届いた『メール』の『PLAN 75 再び』という事で、
『GDPランク後退』と『高齢化率・世界最高』という、『両天秤』での『検討課題』して提言してみたいと考えている・・・
この『PLAN 75』の『記事』は、3年前、『新型コロナ』が一段落し始めた頃に残したが、『政府』が、『国家維持』のため、『強制的』に『生命スイッチ』を切る事の『意義』を問う『映画』であったが・・・いま『日本』は、『稼ぐ力』を失なう中、見かけ上の『GDP』を上げるだけで、このような『PLAN75・政策』はとる事は許されず、一方で
・・・この中でも見え隠れした、真の『高齢者福祉』とは・・・を、問う事になると、『高齢者』を『延命』事での、『年金』や『医療費』での『原資』が『課題』となり、これを『負担』する、『若年層』へも降りかかる問題である。
『暴論』ではあるが、『人生リミット』が決まれば、積み立てた『年金額』は増える可能性もあり、『社会保険』や『医療制度』も、もっと『緻密計算』できるようにはなるが、はたして『長生きしてください・・』は『国家の為なのか・・』と、昨年の夏ごろの『WAIGAYA』の中で、やぶ医から発せられた、驚きの『言葉』がよみがえった。

あわせて、このメール発信人の知人医師からだったと思うが、この頃、『希死念慮』という『言葉』を届けてくれ、『『人生の定年を決める』処方箋』なども学んだが・・・いよいよ突入する『2025年問題』で、我々も、『後期高齢者』へ仲間入りする事もあり、最後の『人生』を、どうすべきかを、仲間で考えてみたい。
**+*
今朝、届いていた、別の仲間からの『メール』では、これまでも何度か、彼の『持論・展開』で、『日本活性化・大作戦』『後期高齢者・大消費作戦』などの、『冗談』交じりの事が書かれており、『孫へやるより・自己消費』。愛する『ニッサン』のためなのか、『後期高齢者・免許返上停止』。最後の『新車購入』や、『発泡酒・禁止』『ビール転換』。『100均出禁・デパート購入』など、『財産放棄作戦』『年金消費作戦』で、最後は、『寝たきり』にならず『PPK』・・・などと、多々の事がが書かれていたが、・・彼も、今の『沈没日本』を『浮上』させるためには、『懐ある所からの消費拡大』が必要そうだ・・とを感じてと思われるが・・・
これには、『PLAN75』のような、『End Point』が決まらないと・・どこかで『破綻』も否めない・・・と、折り返しておいた。
*+*
話しを少し元へ戻すと・・・今日の『MEMO』でも残したが、この『GDP拡大』だけでも、色々な『スパイラル』が絡まりあってくる。
彼の『後期高齢者・大消費作戦』では・・・『高齢者』⇒『消費拡大』⇒『企業販売増』⇒『利益』⇒『納税増』・・ と共に『消費』⇒『納税』という事になり、『消費』が動けば、世の中が『プラススパイラル』となる事は間違いないが・・『飽食・世界』では『欲しい物』が無くなり、『消費』に繋がらない事も事実である。
何時だったか、アメリカ在住の仲間が・・『日本人』と『アメリカ人』の『価値観』の違い。『農耕民族』の『日本人』が『持家』を、 固辞するのと、『ノマド』を『ルーツ』とする『アメリカ人』の、『賃貸文化』について話してくれたことがあるが・・『ノマド』の方が、『Wants』という事の『追及力』が強く、『消費構造』は『停滞』しないのでは・・とのコメントもあり、こんな事がないと・・『国家』の『成長』は続かないのかもしれない。

一方で、『失われた30年』と言われるが・・我々世代は経験した事がない、『太平洋戦争』後の様な、トコトン打ちのめされ、ここから這い上がった、『戦前世代』の方々の『努力』は事は行えていない。どちらか言うと、『敷かれたレール』を、速度をあげる、事をしながら走ってきた。
時々、『警鐘』のように、『大地震』『大水害』と共に、『軽微』な『経済危機』は押し寄せるが、食べる様なものが無くなるような『大危機』ではなく、チョット大きな、『波』で、何とか回避できているが・・・自ら『荒波』へ立ち向かう事や、これへの『工夫』や『備え』も危うい様に思える。
いよいよ『日本列島・沈没』の様な、這い上がる事すら出来ない事が起こるかも知れず、『食料危機』の様に、『台地』があっても、すぐに対応が出来ない事もあるかもしれない・・・

+**+
この『年末年始』では、日本の『未来』を問う『特番』が報じられてり、幾つか参考となる事があった・・
『ウエルビ-イング・経営』では、『幸福度』と『生産性・向上』について『議論』され、『必然性』を感じる所はあったが、『助け合う事』と、仕事に対する『責務』。さらには、『業務』への『深堀』が気になり、大丈夫だと思うが、労わりあいすぎると『ユルユル経営』とならないかとも、心配事として感じた。
一方、新感覚という点では『昭和レトロ』から『平成レトロ』となる中で、再度『昭和・アルアル』で探し出した『特化型』の『家電製品』なども出始め、『Z世代』から『α世代』への移行の中での『ヒット商品』も、『問題解決型』『危機回避型』と『プチハッピー型』への『二極化』も起こっているようで、ますます『売れる物』を探る、『Wants』を探るものが難しく、かっての『Walkman』のような、『皆が欲しがるもの』は生まれなくなり・・・『爆発的消費』へ繋げる事は、難しくなっている事も学べた。

この他、ある『経済学者』の方から・・最近の『経営者』『政治家』は、『お金』に詳しくない・・『国家予算』の『数字』を、空で『答弁』出来なかったり、『CEO』が『全社売上』を、突然の『インタビュー』で『回答』出来なかったり・・ あまりにも、『数字』に『無頓着』。『紙(資料)』を見ればわかるのであるが、少し前の、大臣や、社長は、大体の事は即答できている・・最近は・・・ と『苦言』を呈しておられたが・・
確かに、最近は、役員会でも『紙』ではなく、『タブレット・OHP』であったり、決算資料も、きれいにまとめられた『図表・グラフ』だけで、『全体像』が、摑めきれていないようにも思え、『他社情報』なども、『抜粋』しか見えず、『経営者』として必要な、本当の『情報』が伝わってこず、『見えているようで・・見えていない』。もっときつく言えば、どこかの『大臣発言』でも見え隠れした、『見ようともしない』ことになっている様にも思われた。
こんな事が、『決算書』だけならいいが・・、安全を司る『安全指針』や『品質規格』で、『媒体』が『デジタル化』されるなどが、『見ているようで・・見えていない』『意識』として『認知』出来なければ、『大事故』に繋がるのでは・・とも、この『報道』から感じた。
特に『品質管理』では、『3σ除外』や『AI判断』などで『管理チャート』も『自動グラフ化』され、これを基に『管理』が行われることが多いが、『異常値』や『傾向分析』でもしっかり見ていく必要があり、ここでの『ナゼナゼ』『Why-What』が、『事前予防』と共に、新しい『製品開発』へ、繋げられる可能性もあるが、このあたりが弱くなっている事が・・次の『日本』を支える『種』を見つけられない、要因なのかもしれない。。

今日も‥雑多で、長くなり、支離滅裂になりかけたので、いったん終了
(未推敲のまま保存)
 
 (2019-4 『MEMO帳』)

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『「必要」は発明の母』/『人間は考える葦』/『種をまく』

2024-11-18 14:21:03 | 日記
昨年、『国家ビジョン』が見えない日本(2023-04-05)というMEMOで残した、御年90を超えられた元大学の先生とは、夏場の猛暑もあり、なかなかお目にかかれないままでいたが、秋が深まる中、『コーヒー談義』のお誘いを受け、先週、ご自宅を訪ねた。
今回も、前回、取り持ってくれた友人を通じての招請であったが、何か月か前に残した『MEMO』(今の日本に足りない事 / 『とことん やる』)や、この続きの『『とことん・・』の続き』を、かなり詳しく読んでいただいていたようで、ここで触れた『次のノーベル賞の可能性はどうすれば』や、今年の受賞対象となった『AI』の将来。このための『とことん・・』という事を話してみたい・・と、予めの、宿題を頂いての『勉強会』となり、今回は友人を含めた3名が、色々な切り口で、この『超難題』の『解』となるようなお話をお聞きした。
いつもの仲間との『WAIGAYA』とは、少し雰囲気が異なり、コーヒーの心地よい香りの中で、先生よりいくつかの『切口』が提示され、このご講釈から話は展開する事になったが・・・『裏メモ』に残しきれないほどの、多岐に渡るお話だったこともあり、後先逆転しているかもしれないが・・記憶の範囲で纏めてみる事にした。(後日・・たぶん、先生からのご指摘があると思うが・・)
+***
まず最初に出てきたのは・・最初にお目にかかった時にも、話されていた事の中で・・『食糧問題』が、いま世界では、最も気にすべき事態ではあるが・・何か、このあたり、世界の動き。日本としても、取り組みが見えず・・もっと真剣に考えるべき課題では・・とのお話から始まり・・、この前提として、今、生活の中で『必要』とする物を、考える事すら失われている事が・・最も『心配事』との事であった。

今、先進国は、まだ『貧困差』はあるが、『飽食の世界』となりつつあり、あまり『不自由』を感じない世界となったが、逆に、新しい物が生まれてこない。このための『先進技術』が出てこない。
『「必要」は発明の母』と言われる通り、今の全世界には『必要』と感じる事。もう少し言えば『欲望』(Wants、Needs)が失われており、新しい物が生まれないにしても『欲求を感じる』事が『停滞』し始めており、これが進むと『次世代』は危うく感じる・・との事を話された。
例えとして・・『必要』が大きく時代を変えたものとして、『物を運ぶ』という事から『内燃機関』は生まれ、『遠くへ伝える』という事では『通信』が発展し、今や『スマホ』の世界となったが、これを超す、次の『必要』な事は、いまだ出ていない。
生きていく上での『必要』が、失われたのもしれない・・・
この、個々人が生きていくうえでの『必要性』というものが、何なのか・・『人間』としての『要望』『欲望』が、無くなりつつあり・・この『必要』という事が、あまりにも、時間軸が縮まった『高速社会』では、考える事すら出来なくなって来ているように思え・・
『人間は考える葦』とも、言われているが、この、小さな『考え』をする事すら、怠り『AIに委ねる』事も、心配である・・とも話されていた。
そして、『移動を早く・遠くへ』という事では、人間の『究極目標』であった、『空を飛ぶ』事が実現し、この部分では『必要』な事ではあったかもしれないが、今や『宇宙船』で、地球の外へも行けるようになったが、これは、本当に、人間にとって『必要』な事なのか・・この事以上に、生きていくうえで『必要』な事はないのだろうか・・
さらには、『欲望』という事では『隣国侵攻』などもあるが・・議論が、正しくはないかもしれないが・・日本が戦争を始めた時の様な、次の成長の中での『物資不足』という中での『必要』『必然性』とは、なにか・・少し異なってきたようにも思える・・とも。
ただ、これが『自国拡大』だけであればいいのであるが・・『国内貧困』『物資不足』。そして『食糧飢餓』という負のスパイラルを辿る事で、『侵略』という事になれば・・大変な事態となるが、このための『必要』とは何なのか・・『発明の母』は、もつと色々な事を考える必要があるのでは・・と、少し『禅問答』のような、展開もされた。
+**
こんな中、『とことん・・』『次のノーベル賞』を受けてか、日本の『危うさ』についても、冗談交じりに『「必要」は「工夫」の母』という、事で切り替えられた。
日本は、これまで、生活に係るような「電化製品」でも、『必要』から『発明』へ結びつけた物は少ないが、『必要』を探り、ここから、先行品をモデルに『工夫』する事で、成長を遂げ、これが日本の『高度成長』に繋がっている。
この『MEMO帳』でも、何度か書いている『マネをする』『よりいい物』『かっこいい物』から、『簡単・便利』『軽薄短小』などの、さらなる『工夫』が、『必要』をあたりまえへ変えたが・・・確かに、この次が無い。日本の『家電』も、いまや『シンプル・特化』『機能集中』と『価格戦略』で、海外市場は奪われ、衰退してしまった。唯一、残ったのは、『米文化』の『必要性』から、『炊飯器』だけなのかもしれないが、これは『井の中の蛙』でしかない。
先生のご見解では・・この、日本人独特の『工夫文化』は、はるか昔の平安時代や、近年では室町、江戸、明治と進む中で、『大陸・先進技術』を学ぶ中から培われた物であり、感性の高い『物を見る目』が、人々の『必要性』から、もう少し高い『欲求』をまで探し出せる能力であり、これが『日本文化』を生み出せていたが・・何か、ここ何年かで、こんな事も失われたような気もしている・・とのお言葉も
あまりにも、今の世の中は『急ぎすぎ・・』『急がれすぎ・・』。そして、この『悪流』が、どんどんひどくなり、目先の物だけを追いかける事になっているのではないか・・
もう少し『葦』のように、しっかり、地に生え・・独り立ちして考える事が必要なのでは・・と、つぶやいておられたのが、印象的であった。
*+*+*
話しが、今年の『ノーベル賞』へ展開していき・・昨年、お会いした時も、『AI』というものが、人類にとってどうなのかと、話されていたが、・・今日も、『人間は考える葦』であり、ユラユラ揺れ動くが、突き進む方向は、『人間』しか判断できないのでは・・と
持論を展開されていた。
そして、もう一つ『AI判断』以上に、『何も考えないで動く事』『同調で動く事』が、この『AI伸長』という事で、気になるとの事も話された。
お話の途中で、時々、ブラックジョークも挟まれるが、近い将来『ノーベル賞、AIが決定』・・・受賞のための『文献読込』も、『AIが選別』なんてならなければいいのだが・・とも、冗談で済まないような事も・・
『同調』という事では・・これも、先の『国家ビジョン』の中でも触れられていたが・・あまりにも『政府』『産学』共に、『世界に乗り遅れたくない・・』という思いからなのか、『最先端へ、一足飛びに行こうとする、悪い癖』『基礎を捨てて(失ったままで)、土台無しに、見せかけだけ、躍り出ようとする‥』小生が残した『MEMO』を、元にされたお言葉では、『我も我もSDGs』と言うような事が多い。・・もっと日本は、『基本』『基礎』に立ち返るべきでは・・との、コメントも頂いた。どこかで残した、日本産業の『マザー技術』というものを覚えておられ、『「必要」は、発明の「母」』と言うように、『母体』が無ければ、『人間』は生まれず、『母乳』が無ければ、育つことも出来ない・・との、ご専門の『生命論』へ結びつく話も、されていた。
+***
そして、かなりの時間、貴重なお話をお伺いしたが・・こんな中で、『「必要」は発明(工夫)の母』という事を考える時・・・今の、子供達へ。そして、先進国から発展途上国への展開として・・『必要』という事の、押しつけの危なさに、言及された。
これは、今、日本人が、安全安心な社内の中で、『必要な物』を感じない事の逆として、例えば、子供たちに、便利な道具を与え、あたりまえの。安全で、快適な環境を与えてしまうと・・『必要』という『感性』が芽生えなくなる可能性があるのでは・・
同じように、『発展途上国(低開発国)』でも、『ODA援助』などで『支援』をすると、『自らの工夫』が無くなり、次の展開ができにくくなる。『工夫しない国』となってしまう。
幸いに、日本は、敗戦後、『飢餓環境』があり、『立ち上がろう』『世界で一番に』を国民で共通認識として持てたので、今の発展があったと思うが、・・もっと潤沢な支援が入っていれば・・どうだったのだろうか・・とのお言葉も
;;::
この先生は、時々『100均』で買い物をされるらしいが、まだまだ、このお店は、商品が『かゆい物へ手が届く』努力をされており、『必要』ではないが、この感覚を『Needs』から『Wants』へ励起させる何かを持っており、こんな事がない事には、次の日本の成長は危うい。車も、『やれ、EV』と言えば、『右向け右』となってしまっているが、一人ぐらいは『スポーツカー』を望んでいるかもしれず、たぶん『AI』では得られない『Wants』を探り出せないと、『JAPAN as No1』『 世界の工場』の復活は程遠いかもしれない・・・と感じた。
****
最後に、もう一つ、次の展開のための重要な事を話された。
それは・・『種をまく』・・と言う事。
『種』をまかない限り、芽は出ず、育てる事も出来ず、収穫はない。
『種』をまけば、ほったらかしに出来ず、水をやり、色々と観察し、
途中、生育の手助けを行い、栄養の補給や、色々な『工夫』をする
『必要』は、自らの意思で始まる事であり、この第一歩が『種をまく』
これが無ければ、『成果を得る』という‥究極の『Needs』『Wants』はない

『ノーベル賞』も、多く蒔かれた『種』を育てる中で、『Why・What 力』が優れた、研究者が『特異点』を見つけ出し、『人類の幸せになるもの』として成果が得られたものへ授与されると思うが、この、先生の『種を蒔く』は、自ら、能動的に広げる必要があり、この場では話しきれなかった、『とことん・・』という事も必要なのではと、改めて思い起こされた。

色々と、話が出てきたが・・究極の『必要』とは、何なのか
『平和』という漠然としたものではなく、今日の話題にも出ていた・・
目の前の『食料危機』の方が『先決問題』なのでは・・
『SDGs』も『持続可能な開発目標』とは提唱しており・・
『水資源確保』や『貧困抑止』なども、行動計画としてあげられているが
今回の話の中で出た、真の『種まき』とはを、考える必要がありそうである

『鶏ー卵』の議論ではないが・・・『種もみをまく』『発芽する』
この時『水不足』であれば・・ 『水を引く』事を考えるであろう
『休耕田』の議論より、『種を蒔く』
もっとさかのぼれば・・この『蒔く』ための『種籾』をどうすべきか
明日『Black Day』とならないとは限らない・・『米不足』騒ぎどころではない

『必要』『Wants』『Needs』という『感性』が、この先生の様に、途切れず、研ぎ澄まされる事の重要性を、感じさせられた午後であった。

途中で、これも冗談で出されていた、2025年4月1日・・『日本全停電』。『エープリル・フール』の悪戯ではないが、これくらいの『イベント』が起こらないと『ボ~とした日本』には『危機感』が伝わらず・・・『必要』な事を考えだせないかもしれない・・とのご発言も、たしかに昨今の大地震や、異常気象を考えると、重要なことなのかもしれない。次回は、この先生と、もう少し『風やー桶屋』で突っ込んだ話をしてみたい。

未推敲のまま・・







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『とことん・・』の続き

2024-10-07 12:41:06 | 日記
しばらく『MEMO帳』の更新が、とんでしまった。
明日から、今年の『ノーベル賞・授賞者』が発表されると、テレビでは報道があり。一方、新聞やネット記事では、もう日本から、受賞者が出ないのでは。その原因は・・・などの記事も見かけ、色々と要因分析もなされているが・・・
一昨日の東京新聞記事『日本人のノーベル賞ラッシュは期待できる? 「20世紀の遺産」頼みはもうできず…』では、『「注目論文数」が急落』との解析もあり・・・
先の『MEMO』に残した、『とことん』という事を、今一度、『日本』として考えないと、『ノーベル賞』はさることながら、飯の種となる『世界へ売れる物』すら、生み出せなくなっていくのではなかろうかという気持ちが、ますます強まった。

この『とことん』に関して、ここ1ヶ月、色々なご意見を頂いたが・・・
ある方から、『老兵、再出陣』が、必要なのでは・・例えば『ベンチャー支持』『教育現場・再構築』などで、時間は無駄かもしれないが、もっと『WAIGAYA』を行い、『老兵』が『賑わい意見(参考意見)』を提言する事で、若手の『気づき』。『物の見方への切り口』を進め、ここからの『Why・What力』というものを、『会得』させ、『とことん』まで展開・・ こんな事も必要なのでは・・・との、具体例も・・
たしかに、『ニトリの家電・開発』ではないが、『市場・Wants』を探り切れず・目標を失いかけた『大手家電メーカー』から、思いの強い『家電人材』や『Old Engineer』達をたくさん集め、『トコトン』を突き詰める事で、本当に欲している『商品』へ繋げており・・・このような『とことん・スパイラル』。『とことん仕事をしてみたい』(『いい物を作りたい』『売れそうなものを作りたい』)という『技術者願望』と、『とことん・やってもらいたい。』そして『とことん・売れる商品』を『とことん早く』という、連鎖を作らないと・・本当に『日本』は沈没してしまうような気がしている。

別の方からは・・『中国・トコトン失敗』との感想も頂いた。
今、中国が、色々な面で失敗し始めているのは、この『MEMO』のどこかでも残したが、『経済成長』の『原動力』となった『模倣ビジネス』の『減退』。これを成就させるための、『トコトン物まね』。そして『とことん安価』という事が、一段落してしまったためではなかろうかとの事である。
たしかに、『日本』での『トコトン阻害』が『働き方改革』の様な『政策』が要因とすれば・・中国では『共産党政権支配』での『規制』が、この『トコトン』に蓋をしてしまっている可能性もある。
飛んできたご意見の中には、『働き方改革』が『働かなくてもいい改革』と、誤解しているのではとの厳しい言葉もあったが・・・
中国での『規制』とは少し異なるが・・安易な『政策』は、岸先生の『ゆるくなっている』『ゆるくしている』を助長し、『物事の本質』を極める、物の本質を見て見たいという、『探求』『探究』という事すら忘れさせてしまっているような気もする・・

過去、『染料』を研究していた同期からは・・いまでは『ブラック』かもしれないが、ドイツの染料メーカーと開発競争する中で、最終製品を仕上げるため、『1週間・工場から出なかった』。『とことん』やるためには『寝食を忘れる』ような事も必要であり、自分の目で『現象』を追いかけないと・・新しい物は生まれなかった・・との事も、昔懐かしいい話が、再び飛んできたが・・『とことん研究をしてみたい』と『とことん・やってもらう』という、管理社員のサポートがあっての事だったような気もしている。

ノーベル賞を取られた、京都大学の山中先生が、久しぶりにテレビに出演されていたが、研究所長という『管理』を外れ、いまは『実験の虫』。『研究が楽しい』と話されており、『とことん』と言うためには、このような『雑業務』をいかに排除するかも重要なのかもしれない。『研究費用』を生み出すためには、綿密な『研究計画』を立て、『予算』を分捕るための、莫大な『労力』が必要であり、特に、大学が『独立行政法人』となり、この中での『管理・事務』という事が『悪影響』している・・との様なことも、過去の番組で話されていた記憶があるが、『トコトン』という『環境』を、どうすれば得られるのかが・・・これからの『技術成長』の課題であろう。

ただ・・・一つ言えることは、『とことん・・』の始まりは・・『興味』である
山中先生もそうであるが・・『なぜ・どうして』『Why・What』が芽生えないと、スタートしない。
この『MEMO』の中でも、何度か書いてきた、『AIに先を越されない』事が、重要そうである。
最近では『論文』も仕上げてくれるようであるが・・
『なぜ、この研究に取り組んだのか』は、人の『思い』である
この『想像』から『創造』した『プロセス』を決めるのも、『AI』ではないはずである。

『AIパソコン』を開いたとたん、『顔認証』で・・・
『今日はこんな事を、やってみよう』・・なんて、恐ろしい事が起こらない事を期待したいが、『チコチャンに叱られる』ではないが、『ボ~』としたままでは、『目的』が見えず、『ナゼ』すら感じず、『スケジュール』に管理された一日となってしまう。

こんな事を感じた、夏の暑い日であった・・・
頂いたご意見などを、もう少しまとめてみたい

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今の日本に足りない事 / 『とことん やる』

2024-08-20 15:01:29 | 日記
先のメモを、もう少し詳しく書き残そうとしている中、先輩たちの思いを表す適当な『言葉』が見つからず、なかなか進まないままとなっていたが・・
土曜日(8/17)の朝に放送された、『一柳良雄が問う日本の未来【次代を担う若者へ 本音のメッセージ】』(リンクは8/24まで)という番組で、元経産省官僚で、今は、慶応大学で教えておられる 岸教授が、対談の中で・・
(手元にある、紙切れに、あわてて書き残したので、正確ではないかもしれないが・・)
 いま、日本の『風潮』は・・『ゆるく』なっている
 これが日本の『伸長』を妨げていると、思われる
 このため、日本を『再構築』するためには・・
 やりたいことを、『とことんやる』。これが、最も重要だが・・失われてきている。
 『とことん、頑張る人』『とことん、成果を生む体制』を考える必要がある。
・・・との事を話されており、この『とことん』が、『宿題』へ繋がりそうである・・
+*+**
先の先輩方や、今年4月から、NHKで、再構成し放映され始めた時の『WAIGAYA』で書き残した『MEMO』、『Project X』 / 追いかける『Needs』すら無くなった日本 で、今一つ『結論』が得られなかった ・・・
『サラリーマン時代』を思い起こし・・『とことん、頑張る』という事が・・
今の日本では、一番足りなそうな事である事が、・・少し見えてきた・・

なかなか、最近の『経済評論家』や『コメンテーター』で、このような切り口から、辛口の『見識』を述べられる方は少ないが・・・『余命10年』と言う中で、日本を、なんとか、立て直したいという思いが、お強いからなのであろうか・・・・
大きな『課題』を投げかけられたが・・どう、今後、『日本』として取り組むべきか・・
『働き方改革』や、これを受けての『ブラック問題』での『労務管理』
さらには、この『メモ帳』でも、『製造業/TPM活動が品質保証をダメにする』や、『SDGs』などでの『問題点』として挙げた、『到達点』を先に決める事での『創造性』が失われる事など・・・『日本再創生』のために、どうすべきか・・多くの『課題』が示されたのでは・・と、番組を見て感じた。

一週間ほど前の『経済番組』、『経済低迷30年と日本型ダメ経営』の『会社員のやるき調査』で、『世界一低い』と取り上げられ、特に『若年社員教育』などの『育成課題』も指摘されていたが・・・
『とことんやる』という事を、『展開』させるためには・・・
『社員』や、大学などでの『研究者』は、『とことん、仕事をしたい』『とことん、研究をしたい』『とことん、開発を続けたい』という、高い『欲求』『欲望』を持っている事が前提であり・・
『組織』としても・・『とことん、仕事をしてもらう体制』と『とことん、やってもらう環境』。 少し言葉は厳しいいが、『とことん、やらせる』事も、必要なのではないだろうか。

この『とことん・スパイラル』が、どんどん積みあがる事ができないと、『新製品』、『画期的な物』は生まれず、将来の『ノーベル賞』へも、繋がらないような気もしているが・・
今の教育体制は・・あまり実情は知り得ない所ではあるが・・この『意識醸成』には、少し遠いように思える。
その一つとして・・『学習時間制限』と共に、小生の勝手な考えかもしれないいが、『Why・What』を引き出しにくい『タブレット教育』などが、現状では『推奨』され・・
さらには、将来の『研究者』『開発者』を育てる『大学』も、『独立行政法人』として『成果』を求める事からなのか、『テーマ厳選』『研究期間管理』などが『先行』し・・
『とことん、突き詰める』という、『研究・開発』の『本来目的』と『醍醐味』を奪い、『入社前』の『勉強期間』『土壌』すら失われているのでは・・との意見も、これまでの『WAIGAYA』で、『古老エンジニア』達からは出ていた。

そして、今、多くの『日本企業』は、先の『MEMO』にも残したが・・『売るものすらない』という現実の中で、『開発方針・錯誤』は、少し言い過ぎかもしれないが、『時間』や『開発目標』などを、あまりにも絞ってしまった『管理・研究開発』となり、吉野さんなどが手掛けられた『Li-B』などでの、『Blue-Sky研究』のような、『とことん、突詰研究』。言葉を変えれば『自由闊達・研究環境』すら失った、『負の研究体制』となっているのでは・・との事も、先輩たちの言葉からは、聞こえていた・・

こんな中、最近、時々、『とことん研究』や『コツコツ開発』(『隠れ研究』)を行い、『ペロブスカイト』のように、少し明るい『成果』や『新商品』も報じられているが・・・
これも、世の中、特に『対抗メーカー』がいる中では、『とことん・・早く』『とことん・・高品質』が求められ、『開発・競争』の激しい世界へと突入するが・・・
ここで『とことん』をそぐような、『規制』をかけてしまうと、折角の『商機』を失う事になる。
・・・どうも、このあたりが『失われた30年』での、『反省』の様な、気もしている。

この『背景』には、『とことん・・』に報われないような『成果主義』があったり、『労使』が弱くなる中での『労務管理』なども行われ、『企業体制・スリム化』の中での『弊害』が出たのでは・・と、『古老・経営者』からの『反省の弁』も、『WAIGAYA』の中では出ていたが・・・ 次の『MEMO』で、残してみたい。

あわせて、これまでの『MEMO帳』の中で残してきた・・・
『とことん・・・』という事から、この『基盤』とも考えられる『探究』と『探求』のありかた。さらには、今の子供たちが、『とことん学ぶ』ための『環境』を『阻害』すると思われる、『AIに先を越されるタブレット教育』。『企業』での、『On-Line会議』などでの『ナゼナゼ力・醸成方法』など、今一度、検証する中で・・・
『とことんやりたい・・』という、『研究者』『開発者』の願いが、どうすれば叶えられのか・・・今一度、考え、次の『OB会』などでぶつけてみたい。

###
『番組』の中で、岸教授が話されていた事を、記憶ために、文字で残しておきたい・・・
++**
『とことんやる』ためには、『政府』『企業』(特に大手)は、前向きに取組むべき。
『働き方改革』などで、色々と制約され・・・
『とことん』が出来ないままで・・現状は、『ほどほど』になりつつある
この『とことんやる』事を進めるためには・・『組織』の中。特に大企業などでは
『しっかり・厳しく』。例えば『しかる』事などでも必要なのでは・・とも
この中で『経営戦略』を理解し、『失敗体験』を『成功体験』へ転じる事も必要
この『とことん、頑張る』が失われた要因として・・
最近は・・『リベラル』の人が多くなった
逆に、この世の中を牽制する社会の仕組み、『横串』『組織』が失われつつある
こんな中、スマホに代表されるように、『目の前』の事だけを追いかける『風潮』
SNSなどは・・『平均より少し上の事』しか、表現を考えない ・・
『とことん目立つ』『評価されたい』という・・願望も薄い・・
三点目には『政府』の『政策』も・・『とことん』を追求しずらくしている
生活面でも・・・『コスパ』という、『ほどほど』 ・・・等を、挙げておられた

そして『イノベーション・立国』として、『日本』としてどうあるべきか・・
なかなか『日本人』は、『未知』な分野。『ゼロから一を生み出す分野』は苦手
ただ、『技術を積み上げる分野』『今、あるものをよくする』『組合せ技術』は・・
農耕民族なのか強い所があり・・・(一方で『オタク的』な所??)も、これまでからの特技であり・・・この分野で『とことんやる』事が必要と思われる・・・
若い人には、、、まずは『やりたい事を見つける』。(『好奇心』を持つ事)
ここを『とことんやる』(ほどほどの『価値観』ではダメ)
そして『高齢者』も、『既成』に縛られず『好き勝手』にする事が、これを後押し
これらがうまく回れば・・『ベンチャー』も『成功体験』として、さらに伸びる
<背景> 日本の高度成長期・・ 『バブル』までは『組織』が貢献してきた
(日本・・農耕民族・・集団 コミュニティ力が強い・・と言う背景)
 失われた30年 ・・・ 日本は貧しいい国(個人として幸せ(Happy)でない)
 企業は内部留保で儲けを残せたが・・個人は貧しい(物価高騰に賃金追いつかない)
  働いても、お金も幸せがない ⇒ 大学生 意欲低下 ⇒ 会社退社・転職
★ 若い人には『やりたい事』を見つけてもらう ⇒ 社会の後押しが必要
<働き方改革の課題>  企業  ⇒ 『やりたい事』への『投資』促進 
 働き方・・現状 『働かない方がいい』 ・・と言う『風潮』の『変革』
 『若い方(Z世代・中堅)』 ⇒  『失敗・成功体験』などを通じ
  『自らの成長のため』・・・『厳しく指導してほしいい』・・との思いも
  (前提は・・信頼関係 『パワハラ』も、変える方法があるのでは)  
 究極は『自立できる人間』(出来れば、大企業は、厳しく人材育成)
 これが、将来の『ベンチャー』『尖った技術』へ繋がる    ・・・のでは

*+*++**
<未完(8-20)>
<追記>
岸先生は、『余命宣言』を受けられているが、これも、この『MEMO帳』の中のどこかに『年齢調節薬』などの、不謹慎な『記事』も残したが、『高齢者』が『とことん長生きする事・・』については・・・『社会学者』として、『日本の成長』の中で、どう考えておられるのか・・忌憚なき所をお聞きしたい所である。

+**+*
<次のMEMO用>
『想造』/『辞書にない言葉』/『嫁・孫たちから学んだこと』/『AIの先を行く教育』
『「創造」「想像」 ⇒ 「想造」』
『SHINKAスパイラル』『進化』『深化』『伸化』『新化』 『新しいものを生み出す』
『新製品開発談義』 『市場の欲求を探す』『Needs創出する』
  『Wants』『ドラエモンの世界』 『あたりまえでない商品』

『日本のメーカーは、売るものすらなくなった』
『先端ばかりを追いかける事は危険』『足元の『基礎産業』『基盤技術』が支え』
『売れる物』をしっかり守る事が重要

『創造性を高めるために』/『中国の想造力』/『日本の開発力』
日本の製造業 /『思考回路形成力』教育が急務
日本の製造業 物を見る力の向上策/技術伝承の中で
『鉄工場の新入社員』/『段取り教育』
『探究と探求』/『探究活動』/『Why・What 能力の醸成』
『満額古稀』/『古希を迎えた 元技術屋のボヤキ』/『危機はどうすれば感じる』
 『夜討ち朝駆け』『トヨタカンバン方式以上』『寝る暇なし』
製造業/TPM活動が品質保証をダメにする
久しぶりに、日経で『PDCA』の文字が・・
 『中間管理職の劣化』 『終身雇用』
 『成果主義』『コンプライアンス』『ボ~と生きている社員』『現場主義』
 『正社員』『非正規』『ナゼ?』『Why・What』 『正しく叱る管理職』 『OJT』
日本の製造業 物を見る力の向上策/技術伝承の中で
日本の製造業 品質管理 / 物を見る力の養成が急務
 『ゆとりの世代』
『AIに先を越される子供達』 / 『タブレット教育での課題事項』
『発想』『創造』 『Why』『What』 『AI』『新しい発見』 『Google 検索』
 『創造力』『想像力』
*+***+
『50年前のあった・あった(2)』/『組合活動』 /『業績を知る』/『同じ土俵の上』
                      (2022-07-20 11:24:03 | 日記)
『古希の技術者』/『70歳定年制』/『私たちの生活はこんなに変わった』/
『WALKMANの 次は生まれるのか』      (2021-12-09 15:23:47 | 日記)
+*+*
『小さくなった役員会』/『それでもSDGs』/『利益の創出』/『市場創生』
                      (2022-01-27 20:45:55 | 日記)

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『日本のメーカーは、売るものすらなくなった』

2024-08-16 15:07:58 | 日記
なかなか更新が出来ないままでいるが、色々な方とのおしゃべりや、『WAIGAYA』は続いている。
こんな中、お盆前、『23年』生まれの先輩から、同僚や、仕事を通じた関係者で構成されている
『23会』へお誘いを受け、特別参加をさせて頂いた。(この『MEMO』の先輩)
この方々は、今年『後期高齢者』入となり、多くの方々は『コンサル』などの『第一線』からも退かれているが・・・この夜も、自分たちが若き時代に仕えた『会社』を思う心で、熱き(暑き)宴となった。
+*+**+
開口一番、『業績』の『話題』が飛び出した・・8月5日、月曜日の『株価』である。
翌朝の『日経新聞』などの『株式面』を見て見ると・・軒並み『安値』は、黒塗りばかり
多くの会社が、年初来の『最安値』を更新したが・・この中、一部『白』のままの会社も
『投資家』の判断もあるのだろうが、『売買』すら出来ない、『さえない』会社なのか?
ザクットしか見れていないが・・『素材・原料』などの『メーカー』が多いように思える
『ナゼなのだろうか・・』『日本の素材産業は、大丈夫なのだろうか』
別の方からは、もっと切実な言葉も・・・
確かに、昨年あたりから『株価』は低迷し、『持株会』で、老後のために蓄えた『資産』は大きく目減りしているが、『今後は、どうなのだろうか?』・・との声も

(切り抜いていた新聞記事から・・この事らしい)
**+*+
参加された先輩方とは、1年ほどお目にかかっていなかったが、退職後、何度か『化学会社の現状』や『品質管理論』『開発方針のあり方』などで『議論』をさせて頂き、2018年の『日立化成・品質不正問題』が起こった時は、同じような業態に身を置いた立場から、色々な意見交換を行い・・・
『老いる工場』『供給責任製品』の『論点』で、『ババ抜き』で取り残された『残存メーカー』では、『撤退賛否』で『大激論』となり、この言葉には『異議あり』との声もあり、『新規開発』での『落穂ひろい』の重要性など、色々と貴重なアドバイスを頂いた・・・・
まだこの頃は、日本を支える『素材メーカー』として、在籍した『大手化学会社』は『機能』をしていたように思えるが・・この時から、5年という時間の中で、どう変化したのか・・色々な事が見えてきた。
++
話しの途中で、先輩の一人から、『日本のメーカーは、『売るものすらなくなった』・・のでは?』という
『見解』が出され、『議論』が沸騰した。
『売れる物(商品)』がなければ、『買ってもらえない』
これまでの『お客』との『パイプ』すら、失う事になる。
逆に『売ってほしい』と言う『客』へ『売るものがない』という事も、ますます悪化要因
設備の老朽化と共に、『経営短視』などで、コストだけで『廃番』としてしまうと・・
『ドンドン負のスパイラル入』・・・・と、なる可能性もある ・・
ただこの『撤退時期』も、『経営判断』の『ポイント』ではあるが・・
『マーケット縮小』の中で『供給責任』だけが、日立化成の様に付きまとう事も
一方で、『少しでも売れ続けていれば、多少なりとも、収益化』
『費用対効果』はあるが・・『内部留保は出来なくても、少しの投資は可能』
『新製品を得るまでの、ランニングコストは生み出せる』

誰かが思い出してくれたが、この『MEMO』のどこかでも残した言葉ではあるが・・
『マッチ棒で支える会社』でないと、『新製品』は生み出さない・・
今、日本では『ベンチャー企業』などが注目されているが・・『資本』があっての事
『尖った技術』を、世の中へ送り出すためには、何度も『死の谷』を超える必要があり
このための『バックアップ』『資金力』が必要であり・・・
このためには、『薄利多売・商品』でも、多くの方に『買ってもらえる物』が必要
逆に、これを『切捨』ると、一時的な『損益改善』とはなるが、先々困る事になる

・・・、とはいえ、今の『日本の産業』全体が、『負のスパイラル化』
この原因は・・『Wants』を探る必要があるが・・・
まずは・・『Market』に近い『末端産業』が動き出さないと・・
『素材メーカー』は『停滞』のまま。『魅力無・産業』で・・『株価』も低迷のまま

『末端産業』が動くためには・・『Wants・発掘』が必要で、ここからの『Needs 集約』なのだろうが・・
このプロセスも… 『何かおかしい・・』との意見も
この『MEMO』の、どこかの記事を覚えて見て頂いていた先輩からであるが・・・
あの図が印象に残っているが・・・ (との事で、このPPを、持参のタブレットから展開)

あまりにも『SDGsに固執しすぎ』『『皆で進めば怖くない・・』では済まされない』
『利益があってこそのSDGs』ではないか・・との、強烈なコメントも飛び出した。

+*+**+*
この後に飛び出した、色々な『話題』は、次の『MEMO』で、順次残して行くが・・・
最後に、まとまりがつかないままではあったが・・・・
『今後の、日本はどうすれば・・』との『問』に対し・・・先輩方々からは・・・
『先端ばかりを追いかける事は危険』
『足元の『基礎産業』『基盤技術』がないと支え切れない』
『少し、遅き感はあるが・・『売れる物』をしっかり守る事も重要』
『政府も、『先端技術育成』と共に『中小企業再編』も進めるが・・・
 『今の米』もしっかり見極めて、守る事も必要なのでは』

『先の『コロナ治療薬』ではないが、『基盤技術』を失う事は、日本には一大事』
『化学産業の基盤『電解産業』などは、維持する必要がある』
『日本の『コンビナート』も、もうすぐ70年。限界の50年を超えている』
『ポリエチレン・ポリプロピレンの生産が日本から消える事になる』
『『売れる物』『買ってもらえる物』を、再構築する必要があるのでは』
『BASFのように『基盤』を残さないと、日本の化学産業はなくなる』
『統合・集約がいいのか・・・分散・共立がいいのか・・悩みどころではあるが』
『ただ・・一本足打法だと・・・JSRさんではないが・・』・・・との声も
+**
話しが、飛び飛びになった時、飛び出した『後期高齢者・免許返納問題』では・・・
まだ『車』に乗れ、『ぶつからない車』が、欲しいが・・・
一方で『事故予防』の観点から、『車には乗るな』『免許返納せよ』との『大号令』が
今、『若者の車離れ』が進む中で、『新車』を買えるのは、『団塊世代』かも
ここでの『車消費』を促進し、『経済貢献』するのと・・『人の命』との葛藤も
『後期高齢者』が、安全に車を操り、『車社会』が維持できれば・・・
『新車購入』での『販売促進』『消費税・増税』『自動車税・増収』
そして、『環境』への問題は残るが『ガソリン税』も『増収』
こんな『売れる物』からの『循環・サイクル』を生み出さないと・・・
一番下を支える『素材産業』は、下積みのまま・・・
『インフレ転換』とは言えども、『100均』『ユニクロ』では『デフレ』のまま
『高額消費社会』が、生み出せず・・・
虎の子の『持株会・引継株』も紙屑同様 ・・・ との、『現実のボヤキ』も

・・・・・・こんな、色々な『声』が散会まで続いた
+*+*
この夜に出た、色々な『課題』は、追って『MEMO』に残したいが・・
別の『切口』として、飛び出していた『今の会社の問題点』・・・
『会社の現状を学なばない管理職』や『やる気のない社員増殖中』などは、
このお盆の間の『経済ニュース・スペシャル』にも取り上げられており・・・
多くの先輩方から発せられた、『働き方改革が、企業を弱くした』
『労組解体が原因』・・なども含め、もう少し詳しく纏めを行い、諸先輩方からの
ご意見を伺いたい。

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