夏色茶屋

東京在住の主婦、日々の暮らしを綴ります

「ぼくに炎の戦車を」

2012年11月23日 | おでかけ
            11月23日

昨日は、赤坂ACTシアターで舞台「ぼくに炎の戦車を」を見てきました。
           
                 
                 


スマップの草なぎ剛、香川照之、広末涼子、チャ・スンウォンなど出演して1920年代の朝鮮を舞台にした話です。

日本の統治下の朝鮮での日本人、韓国人の若者の友情を描いた内容で、セリフの半分以上が韓国語でした(字幕入り)
主役の草なぎ君は韓国語のセリフが多かったですが、以前から得意だとは聞いていましたがさすがに流暢なセリフ回しでした。

休憩をはさんで4時間あまり上演されて終わったのは10時半になっていました。
でも物語を丁寧に描いてありましたし、見せ場も多くあってあまり長さは感じませんでした。
外に出て時計を見てびっくりした次第です。

演技をする草なぎ君が好きなことと、実力派の香川照之さんの演技を生で見たいと思って、チケットを手に入れたのですが、意外にも韓国人俳優のチャ・スンウォンさんに魅せられてしまいました。
長身でカッコイイし、演技が上手い、最後の見せ場で綱渡りまでしてしまうのですから、本当に素晴らしいのひとことでした

竹島を巡って、日本、韓国の関係が微妙になっているこの時期にこの内容を見るのは少し複雑な気持ちがしました。
歴史的に日本に反感を持っている人が多いのは当たり前のこと、いじめた方はすぐに忘れるけど、いじめられた方はそう簡単には忘れることができないものですよね。

この舞台は韓国の国立劇場でも上演されるそうですが、韓国の人達はどのような感想を持つのでしょうか。

夏に旅行したチェコも近隣の国から侵略を繰り返された歴史を持つ国でした。
そのような経験の少ない日本人にはわからない複雑な気持ちがあるのだろうと思いました。


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2 コメント

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微妙な問題 (pita)
2012-11-25 17:45:34
チャ・スンウォンさんかっこよかったですか?少し前にワタシがブログで書いていた「アテナ」っていうドラマにも出ておられたと思います。テロリストかな?かっこいいっていう印象が。

本当に日韓も微妙な問題を抱えてますよね。
文化面では最近は合作の映画や舞台も増えてるし、良い交流ができればいいのに。
どちらもそれぞれの国で自国に不利な内容っていうのは教育上ではなるべく教えないし、確かに被害を受けた側っていうのはもちろん覚えているものですからね。
でも、日本は被爆国なのに、その辺は(*_*)・・・国民性なんでしょうかね?
韓国は大統領選挙があるし、少し良い方向に期待しているのですが・・。
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pitaさんへ (小夏)
2012-11-26 17:02:45
チャ・スンウォンさん、素敵でしたよ。
舞台の最後で披露した綱渡りは圧巻でした。
運動能力も高いけど、相当練習されたのだと思います。

日韓の問題は難しいですね。
私が仕事でお会いした韓国人の方は姉妹2人共に日本人と結婚していて、御両親は日本が大好きだから、娘が日本に居て度々来れるのが嬉しいとおっしゃってました。
個人的には親日の方もいるけど、国同士となると韓国でも中国でも反日感情が強いので、ニュースでこの問題が出るとひやひやします。
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