夏色茶屋

東京在住の主婦、日々の暮らしを綴ります

映画「モリのいた場所」

2019年04月06日 | 映画
昨年亡くなった女優、樹木希林さんが好きなので出演作品は見ているのですが、以前から気になっていた「モリのいる場所」をやっと見ることができました。
樹木希林さんが出演しなかったら映画は完成しなかったと言えるくらい存在感でした。
昭和49年の小さな庭のある民家の中で起きる話なので大きな出来事は無いのですが、心が洗われてすがすがしい気持ちになる映画でした。
たくさんの人が訪れて皆で気取りも体裁もない食卓を囲む、今の時代には無くなってしまった風景かもしれませんね。
私もこの家は訪ねたい。野菜を切ったり、冷蔵庫から瓶ビールを出したり手伝いをしながら、この食卓に加わりたいと思いました。
どの出演者も良かったのですが、加瀬亮君は流石ですし、青木崇高さんも味がある演技でした。「西郷どん」の島津久光も好演で魅力的でしたし、美人女優の優香さんが結婚した理由がわかるような気がします

       

                           映画「モリのいた場所」HPより
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スリービルボード

2018年02月02日 | 映画
映画好きの友人に誘われて「スリービルボード」を見て来ました。
暗い、辛い映画です。ユーモラスな場面はあるけど笑っていいのか。
アメリカの現実を写している映画。
一緒に行った2人の友人は面白かったと言ってましたが、私には重すぎました(笑)
でも傑作であり数々の賞を受賞しているのはわかります。アカデミー賞にも輝くかもしれません。


その後近くのお店でピザ、パスタランチをシェアして食べましたが、パスタ2種類が前代未聞にまずかったです
塩辛いし・・・とにかく美味しくない。
コーヒーは冷めてるし
画像あげたくないけど反省のためにあげます(笑)
せっかくのランチ。これからはちゃんとリサーチしてから行きます。


                
                


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映画「母と暮らせば」「あん」「時をかける少女」

2016年07月28日 | 映画
なかなか映画館に足を運べないのですが、
レンタルで「母と暮らせば」「あん」を見ました。
二つ共にとても重い内容で…。特に「あん」の方は特に前情報なしで見たので・・・。とても重苦しい気持ちになりました。

「母と暮らせば」は最初から涙、涙。
息子がいるので戦争、特攻隊などの内容は自分自身と重ね合わせてすぐに泣いてしまいます。
この映画は南方で戦死した長男、長崎の原爆で亡くなった次男(二宮和也)を思いながら一人暮らしをする母(吉永小百合)の物語です。
亡くなった次男の恋人(黒木華)との関わり・・・。
ず~と泣いていて頭が痛くなりました。
途中、宅配便が届き、泣き腫らした顔で玄関に出るのが恥ずかしかったです。
若い人達に見てもらいたい映画ですが、ニノのファン、嵐ファンは見てくれたのかなあ。
今年で戦後71年になりますが、決して忘れてはならないことだと思います。

「あん」の出演は樹木希林、永瀬正敏、市原悦子さんなど。
永瀬正敏は中学、高校の後輩になります。
何にもない田舎からあんな雰囲気のある個性的な俳優が生まれたのがとても不思議です(笑)
内容はとても重いものでしたが、それぞれの役者さんの演技が光っていました。

あと原田知世主演の「時をかける少女」も見ました。
今期はセクゾンの菊池風磨くんが出演している日テレの「時をかける少女」を見ているので、映画も興味があったからです。
1972年のNHKの少年ドラマシリーズ第一作であった「タイムトラベラー」を夢中になってみた世代です(何年前?~笑)
もちろん原作の筒井康隆の小説「時をかける少女」も当時読みました。
映画は大林宣彦監督の尾道三部作の一つをいうことで、昭和の匂いのプンプンする作品でした。

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レ・ミゼラブル

2013年03月20日 | 映画
祝日でしたが、夫は出張で留守、娘もお出かけ。
今さらですが、一人で映画「レ・ミゼラブル」を見てきました。

          

        

上映が始まって3ヶ月ですが、今日も満席でした。

最後は涙、涙。
映画も迫力ありましたが、やはり生の舞台が見たくなりました。

コゼット役の女優さんはものすごく綺麗でしたが、エポニーヌ役の女優さん良かったなあと思いました。
マリウスへの気持ちを隠し、一緒に学生運動に身を投じ、マリウスの腕の中で命を落とす・・・。
若い男はこういう女性の気持ちはわからず、やっぱり綺麗な女性に心を奪われるのか・・・とおばさんは思いましたわ(笑)
ジャン・バルジャンはスーパーマンのようでした

この物語は民衆の貧困が描かれていますが、今のこの不安定な経済状態を考えると、いつこのような時代に戻ってもおかしくはないのだと思ってしまいました。
コメント (2)
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映画「ふがいない僕は空を見た」とウオレのプリン

2012年11月21日 | 映画
         11月21日

 映画「ふがいない僕は空を見た」を見てきました。
                
 
現実的なくら~い映画です。
みんなたくさんの重みを背負って生きている・・・それをこれでもかと見せられる内容です。
 
田畑智子と永山絢斗がダブル主演ということですが、友人役の窪田正孝の存在感が大きかったです。
NHKで放送された「下流の宴」や「平清盛」など出演していますが、ほんとに上手い役者さんです。
 
人妻との不倫現場の写真をばらまかれて、学校に行けなくなった息子に助産師をしている母親が「死なないでね、生きていてそこにいてくれればいいわ」と呟くのですが、それがこの映画の全てかなと思いました。
どんなに大変でも生きていく、死んでしまったらおしまいだから・・・
 
最後に主人公が新しい命の誕生に立ち会う場面があるのですが、未来へのつながりを描いているのでしょうか。
登場人物が様々な困難を持っているから、それが簡単に解決することはない。とにかく前向きにいきましょうということで映画が終わりになった感じです。

娘は以前解説を読んで、絶対見たくない映画と言ってました(笑)
貧困や認知症の老人などリアルな場面が多くてず~んと暗い気持ちになりました。


 気分をあげるために帰りに渋谷の東横百貨店で「ウオレのプリン」を買って帰りました。
 これは、嵐の大野君が怪物君のスタッフや共演者のために差し入れしたプリンだそうです。
 トロトロで美味しかった。
 プリン好きの娘は大喜びでした。
           
           
コメント (4)
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