「地元に帰ろう」基礎講座を、「おとぱ」を開催した次の週から始めようと準備中です。
地元で何かやりはじめるにあたって、どんな窓口があるのか、どんな活動があるのかを一元的に紹介するとともに、自分の経験を活かせる場所にはどんなところがありそうか、先輩たちはどんな気持ちで活動しているのかなどを学んだり、探ったりする講座です。
「地縁型」の活動として、社会福祉協議会がやっている「ふれあいのまちづくり」と昔からある「自治会・町内会」を取り上げる計画です。
3.11の震災以降、絆とか地元とかが注目されるようになっています。が、西東京市のように、新旧の住宅街が混在しているところでは、自治会等があるところと無いところがあったり、既にあるところでも関心の薄い人が増えていたりします。
行政でも、自治会等を見直したいようで、いろいろな調査報告書を作成していますが、まだまだ自治会等と太いパイプが出来ているわけではないようです。
行政の方に、調査報告書などを活用して、現状報告と行政の問題意識などをお話頂こうと思ったのですが、一団体に講師を派遣するのは、無理とのことでした。一方、実際に活動されている自治会長さんをお一方ご紹介下さいました。
この会長さんは、とても熱心に取り組んでおられるようですが、お電話では、毎回悩みながらやっており、人前で話すほど頭がまとまっていないとのこと。今後、お手紙や一度お目に掛かるなどしてお願いしたいと考えているところです。
でも、実際、地域では、会社とは違い、命令したら人が動いてくれるわけではなく、本当に悩みの連続だろうと思います。役員が一生懸命になればなるほど、皆が動いてくれなければ、むなしさも大きいでしょう。
私自身も、田無スマイル大学のような勝手な活動には力を入れているものの、自治会では、目立たないよう、回覧板を回すなど最低限のことしかしていません。でも、私の住んでいる住宅の自治会は、夜回りもしてくれているし、防災訓練や夏祭りなど、とても良くやってくれており、内心感謝しています。
地縁型の活動をどう自分事として考えられるようになるかは、私にとっても課題です。